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Yamareco

記録ID: 8192641
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

台高山脈北部の薊岳

2004年03月14日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
GPS
06:15
距離
15.1km
登り
1,164m
下り
1,164m

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:40
合計
6:15
6:40
5
スタート地点
6:45
55
7:40
60
古池辻
8:40
55
9:35
9:50
50
10:40
10
10:50
11:15
55
12:10
45
12:55
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大又林道の路肩に駐車しました。
林道の路肩に駐車してから登山口の笹野神社まで行き、安全祈願のお参りをしました。
林道の路肩に駐車してから登山口の笹野神社まで行き、安全祈願のお参りをしました。
午前6時45分ごろに神社の脇の登山口を出発。
午前6時45分ごろに神社の脇の登山口を出発。
1時間ほど登って大又川と麦谷川に挟まれた尾根に乗る。尾根を進むうちに残雪も現れてきた。急登を続けて8時40分に大鏡山に着く。
1時間ほど登って大又川と麦谷川に挟まれた尾根に乗る。尾根を進むうちに残雪も現れてきた。急登を続けて8時40分に大鏡山に着く。
右に少し行くと大鏡池があるが水面は一面氷が張っていた。
右に少し行くと大鏡池があるが水面は一面氷が張っていた。
残雪もある尾根道を薊岳へ向かう。冬の姿の木々の梢を透かして薊岳のピークが見える。
残雪もある尾根道を薊岳へ向かう。冬の姿の木々の梢を透かして薊岳のピークが見える。
逆光の中の薊岳。だいぶ近づきました。
逆光の中の薊岳。だいぶ近づきました。
薊岳の登りはなかなか急峻で、凍った雪が張り付いた道を息を切らして登って行く。このあたりが最も緊張するところだったが、どうにか登り切って樹林に囲まれた雌岳の山頂に着いた。
薊岳の登りはなかなか急峻で、凍った雪が張り付いた道を息を切らして登って行く。このあたりが最も緊張するところだったが、どうにか登り切って樹林に囲まれた雌岳の山頂に着いた。
薊岳雄岳の山頂には9時35分に到着。樹林は雄岳の頂上直下まで迫ってはいるが、東西に長いその頂きからはまずまずの展望が得られた。
薊岳雄岳の山頂には9時35分に到着。樹林は雄岳の頂上直下まで迫ってはいるが、東西に長いその頂きからはまずまずの展望が得られた。
南側遠くには大峰の大普賢岳や山上ヶ岳などの山々がまだ雪を残して連なっている。南部の釈迦ヶ岳方面は霞のなかにぼんやりと。
南側遠くには大峰の大普賢岳や山上ヶ岳などの山々がまだ雪を残して連なっている。南部の釈迦ヶ岳方面は霞のなかにぼんやりと。
振り返って北側には伊勢辻山と赤ゾレ山との間に高見山の上半身が姿を見せている。
それ以外の遠くの山々は春霞のためにはっきりと見分けることが出来なかった。
振り返って北側には伊勢辻山と赤ゾレ山との間に高見山の上半身が姿を見せている。
それ以外の遠くの山々は春霞のためにはっきりと見分けることが出来なかった。
9時50分に山頂を発ち明神平に向かう。写真は振り返り見た薊岳山頂。
9時50分に山頂を発ち明神平に向かう。写真は振り返り見た薊岳山頂。
明神平への道。緩やかな雪の斜面を駆けるように下って行く。
明神平までの尾根道は小さな起伏が続いて結構長く、ようやく疲れが出始めた頃に前山の登りとなる。
明神平への道。緩やかな雪の斜面を駆けるように下って行く。
明神平までの尾根道は小さな起伏が続いて結構長く、ようやく疲れが出始めた頃に前山の登りとなる。
登り着いた前山からは眼下に水無山を背にした明神平を眺めることが出来た。所々に雪を残した平地の中に山小屋が二軒建っているが人影は全く認められなかった。
登り着いた前山からは眼下に水無山を背にした明神平を眺めることが出来た。所々に雪を残した平地の中に山小屋が二軒建っているが人影は全く認められなかった。
雪の斜面を快適に下り明神平に向かう。途中で前山を振り返る。
雪の斜面を快適に下り明神平に向かう。途中で前山を振り返る。
明神平には10時50分に着いた。東屋のベンチに腰掛けて休憩する。東屋からは1時間ほど前にいた薊岳がよく見えた。
明神平には10時50分に着いた。東屋のベンチに腰掛けて休憩する。東屋からは1時間ほど前にいた薊岳がよく見えた。
薊岳を拡大
明神平からの前山
明神平からの前山
あしび山荘と水無山
あしび山荘と水無山
11時15分に明神平を発ち下山開始。つづら折りの急な下り道になる。周りにはヒメシヤラの木も見ることが出来て、10年前に天城山に行ったときのことを思い出した。
11時15分に明神平を発ち下山開始。つづら折りの急な下り道になる。周りにはヒメシヤラの木も見ることが出来て、10年前に天城山に行ったときのことを思い出した。
つづら折りの下りが終わったあと、小さな沢を桟橋で渡る。
つづら折りの下りが終わったあと、小さな沢を桟橋で渡る。
30分ほど下ったところにある明神滝。そこからは沢沿いの道となる。
30分ほど下ったところにある明神滝。そこからは沢沿いの道となる。
12時に林道に出てからあとは坦々と足を運び12時55分に駐車地に戻った。
12時に林道に出てからあとは坦々と足を運び12時55分に駐車地に戻った。

感想

これまでの3月の山行は奥美濃方面に行くことが多かったので今年は他の方面にしようと近場の山を調べたところ、奈良県中央部の台高山地の北部に国見岳や明神岳、薊岳など1400m級の山々に囲まれた明神平という近畿地方では珍しい高原のようなところがあることが分かった。
この記録は、この年最初の山行としてこの山域の薊岳と明神平とを結んだルートを歩いた時のものです。大台ヶ原、高見山以外の台高山脈を歩くのも初めてのことでした。

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