三嶺剣山


- GPS
- 12:47
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,842m
- 下り
- 2,040m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 4:00
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:19
天候 | 18日は曇り一時小雨、19日は曇り時々晴れ、20日は晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は、リフト乗り場下のお土産屋さんに提出。下山後、無事を報告。 久保のバス停から林道を少し歩いて登山道に入るところが分かりにくい。 |
その他周辺情報 | 見ノ越から木屋平方面が新たに土砂崩れで通行止め |
写真
装備
備考 | 携帯浄水器は持っててよかったな。 |
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感想
きっかけは同人のMさんの「山頂が県境にあって高知の人は『さんれい』、徳島の人は『みうね』って言うの」。一つの山であっちとこっちで言い方が違うなんて信じられへん、そんなあほな、いったいどんな山やねん⁉って調べるとめっちゃええ感じの稜線が〜天国にまで続いてるような・・・死ぬまでに行きたいところリストに。おまけに三嶺のさきにある『お亀岩避難小屋』がなかなか良さげな感じで、ここに泊まること決定!相棒は竹馬の友ふんぼ。計画は何回も変更を経て最終2案。駐車場と登山口あるいは下山口を結ぶバスが土日祝日しか運行しないので、木曜出発なら剣山から、日曜出発なら三嶺からということであとはお天気次第。なかなかいい感じの天気予報がこないので延期にしたところ、日曜曇りの月火曜曇りのち晴れになって、急遽決行の連絡をいれ急いで用意した。大阪からは土曜の深夜に三宮発のジャンボフェリーで5時過ぎに高松、ここから車で剣山のふもとの見ノ越まで。11時10分発のバスで1時間、国道439号線(“酷道”よさくと言われるそうだ)を走って久保で下車して12時20分出発。林道からわかりにくい登山口を入り天狗登山口まで杉の植林をゲキ登りで『天狗塚登山口』着(ふつうはここまで車でくるみたい)。次の目標は1476mのピーク、またゲキ登り1時間。次は久保分岐点でまたまたゲキ登り1時間、さあ稜線だと思いきや、緩くはなったもののどんどん遠ざかっていくような〜。やっと分岐につくとそこから両方に続く稜線がなんとも見事な!次回は西へ行きたい。とりあえず今日のお宿のお亀岩避難小屋へ向かう。せっかくあこがれの稜線に入ったのになんと小雨がぱらつきだし、急ぎ足で歩いた。たぶんあれがお亀岩だと思われる岩を通り過ぎ、高知側に少し下ったところに赤い屋根が見えほっとした。本降りになる前にと水を汲みに行く。小屋は広々とした二階建てで、なんと薪ストーブが備えられている。本日の夕食、α米とレトルトカレーをいただき、お亀岩避難小屋に乾杯!
2日目は7時すぎ、薄曇りの出発、稜線に出ると西風が荒れている。西熊山まで登ると三嶺がはっくり見えてくるがまだまだ先だ。だらだらと登りが続いて〈オオダオ〉を通過しやっとさで〈三嶺〉到着、9時。ここからは地図では南に方向転換するが登山道も岩場が出てきたりして趣が変わる。濃いピンクのつつじらしき花が所々に開きかけたつぼみをいっぱいにして春を待っているのが気持ちいい。このあたりにくると剣山の方から来る登山者が多くなってきた。白髪避難小屋で早めの昼食を取り、水を確保するため水場に行くが、その辺と思いきや100mは下ったように感じられた。各自持ってるペットボトルと2リットルの水筒に満タンにした。なんと本日のお宿の丸石避難小屋には水場がないのだ。ここからまた東へむかって行く。白いアジサイに似た花が所々咲いている。オオヤマレンゲの保護をしている看板があったのできっとそれやと思った(後日間違いだったことがわかった、ウツギの花とか)。丸石避難小屋に到着した。窓が小さくて暗めの小屋(白髪小屋と造りは同じ)で、コジンマリとした丈夫そうな小屋だ。
翌朝は晴天に恵まれた。正面から木漏れ日がキラキラしている道を進むのはなんとも気持ちいい。そして稜線に出るとまたどこまでも続く道が僕らをいざなっているようだ。次郎ぎゅうの登りはちょっときつかったが、西風が下から押し上げてくれているようだ。一旦下り剣山山頂へ最後の登り返しだ。まだそれほど疲れてないので足は軽いがこれで終わりかと思うとちょっと寂しいような。大剣神社から下ると何人もの登山者とすれ違った。剣神社には水道に湧水を流していておいしくいただいた。行く前に登山届を出した売店に無事下山したことを告げにいくと可愛らしい店員さんが愛想よくねぎらってくれた。ああなんだか幸せな山行だった。
PS,この後友人の運転で高松にもどり、温泉に入ってうどんを食べて、友人宅でコーヒーで一服し急ぎ港へ、ギリギリ14時発のフェリーに間に合った。よっしゃー!
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