長野県南信地域にてカエル掘り※

天候 | 晴れ(高曇り) |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
今週後半、霧ヶ峰高原にて今年度初めての自然ガイドのバイトがあります。今回は関東地方にある女子中学校の生徒さんたちが対象です。過日、バアバとともに下見に行った際に、あまりの花の少なさに唖然としてしまいましたが、八島ヶ原湿原で鳴いているシュレーゲルアオガエルの実物を紹介すれば、生徒さんたちもきっと喜んでくれるだろうと、カエル掘りに励む決心をしました。
先週は自宅近くの休耕田で延べ5時間半ほど頑張ったものの、1匹も掘り出すことができませんでした😭 今日は場所を変えて小さな湖の畔に出かけ、新たな気持ちでカエル掘りにチャレンジしました。気温が低かったためか、それとも風が強かったためか、シュレーゲルアオガエルはロクに鳴いておらず、今日もまただめかなと心が折れかかりました。
それでも、せっかく遠路信州まで来てくれる生徒さんたちの喜ぶ顔を見たくて、空腹に耐えながらカエル掘りに励みました。掘り始めから2時間半後、まずシュレーゲルアオガエルの泡巣(卵塊)の掘り出しに成功しました。そして、その30分後、ようやく1匹のオスを捕獲することに成功しました。まさか、たった1匹のシュレーゲルアオガエルを捕まえるのに、これほど苦戦するとは思いもしませんでした。それでも、無事捕まえることができて安堵しました。きっと喜んで貰えることでしょう😄
帰り道、アカマツ&カラマツ材の土場があったので、昆虫探しをしました。アカマツ材での大本命は、「クビアカハナカミキリ」というワインレッドの小さなカミキリムシでした。残念ながら、全く見かけることはありませんでした。わずかに、ホンドニセハイイロハナカミキリとオオマルクビヒラタカミキリを見た程度でした。
虫がダメなら、山菜をたくさん採って帰ろう‼️と、車窓から山菜を探しながら移動しました。幸い、すぐに美味しそうな若芽がたくさんついた一本の木を見つけました。車窓から見つけた時には、コシアブラのように見えました。接近する間もずっとコシアブラだと信じて疑いませんでした。ところが、「さあ、採るぞ!」と幹を掴んだところ多数の鋭いとげがあり、その痛さに初めてコシアブラではなくてハリギリであったことに気づいた次第です。コシアブラもハリギリも同じウコギ科の樹木です。美味しいはずです。今晩のおかずが楽しみです。
※ シュレーゲルアオガエルの♂は水際の土や草の根の間に潜って、そこで鳴きます。産卵も同じく地中で行われるので、「🐸採り」ではなく「🐸掘り」なのです。
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