滝子山【笹子駅→寂悄尾根→滝子山→笹子駅】


- GPS
- 08:08
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:07
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
例年なら寂悄尾根のイワカガミが見頃を迎える頃合いになります。
が、今年は開花が遅れたようで、まだ満開には至らずとのこと。
計画を翌週までスライドしても良いのですが、週末が晴れる保障もなく。
咲いてはいるようなので、その前提で今年も寂悄尾根を登りましょう。
■笹子駅→寂悄尾根→滝子山
寂悄尾根も最近は当然のように歩かれるようになりましたね。
踏み跡も明瞭で、指導標が無いだけで一般登山道と遜色ありません。
寂悄荘は建てて飽きたのか、使われている様子もなく朽ち始めています。
建物の前を通り、樹林帯を大きな九十九折で登ると大鹿林道を横断します。
岩稜歩きが始まるのは暫く後で、当面は寂悄尾根の稜線を詰めていきます。
鳥獣保護区の標識を目印に、名物の岩稜地帯へと入っていきます。
岩稜自体は登りで使うなら総じて難易度は大して高くないと思っています。
岩や木を掴む三点支持と、簡易なルーファイが出来れば登れるかと。
ここ数年は利用者の増加で尾根上のルートが増えたように感じます。
自分の目で登りやすい安全なルートを探して登る必要がありますね。
イワカガミは岩稜地帯の中盤から後半にかけて咲いています。
なので、前半はイワカガミを探す必要もなく黙々と岩を登りましょう。
イワカガミの自生エリアは集中しているので、撮るのが楽で助かります。
岩稜地帯の登山道には変わり無いので、無理に撮ろうとすると滑落します。
今年は開花が遅れたようですが、何とか例年並みくらいの見頃のようです。
数日前は蕾が目立つ場所もあったようですが、割と咲いていました。
イワカガミエリアを抜けると岩稜地帯も終わって稜線へと出ます。
標準CTは吉久保入口から滝子山まで3時間だった気がしますが、いつも足が出ます。
ふと、2025年版の山と高原地図を見ると寂悄尾根のコースタイムが消えていますね。。。
健脚の人なら3時間でしょうが、標準CTの足の人なら3.5時間は必要です。
稜線に出て滑りやすい急坂の偽ピークをやっつけたら、登り返して滝子山へ。
人気の山ですが、山頂は東西に長いので座る場所には困りません。
条件が良ければ富士山が見えますが、昼になると雲隠れしがちですね。
北方は雁ヶ腹摺山、西方は場所を選べば南アルプスや八ヶ岳も見えます。
■滝子山→道証地蔵→笹子駅
初狩へと下山するのが鉄板のルートですが、飽きてきたので笹子へ。
初狩なら国道沿いにコンビニがあるので酒の調達には困りません。
すみ沢から道証地蔵を経るルートも、取り敢えず初狩方面へと下山します。
すぐに分岐が現れるので、鎮西ヶ池へ至るトラバースを下ります。
鎮西ヶ池を過ぎれば勾配は緩やかになり、軽快に下っていきます。
防火帯からすみ沢沿いは紅葉も綺麗なので、秋に歩くのも捨て難いルート。
沢沿いの悪路は歩かず、高巻きするルートで大きく迂回していきます。
かなり沢筋から離れてしまい、下降は九十九折ながら滑りやすいので注意です。
三丈の滝で左岸に渡渉したら、道証地蔵まで沢筋を緩やかに下ります。
最後に右岸へ渡渉する箇所の沢で顔と身体を洗い、さっぱりします。
あとは林道を下り、吉久保の集落を通り国道を歩いて笹子駅へ。
国道は緩やかな登りなので、最後の最後で地味にキツかったです。
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