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Yamareco

記録ID: 8141903
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

変幻自在のバリルート(恵能野川左岸尾根)で登る 大谷ヶ丸

2025年05月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:45
距離
14.9km
登り
1,460m
下り
1,403m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
0:17
合計
6:41
距離 14.9km 登り 1,460m 下り 1,403m
7:19
36
スタート地点
8:04
4
8:08
8:09
20
8:29
15
8:44
45
9:29
2
9:31
9:37
31
10:09
22
10:31
10:37
39
11:16
11:17
41
11:58
12:04
30
12:46
9
13:39
25
14:05
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
全コースで特段の危険箇所はありません。
登りの恵能野川左岸尾根はバリルートです。
道標はなく、GPSは必須です。

①恵能野川左岸尾根(大谷ヶ丸東尾根)
山と高原地図には記載ありません。
松浦本には「静かなる尾根歩き」で☆☆
新版詳細図では、歩行距離8380m、
登降差1530m、道標なし、登り5時間、
登山道C級、体力度3、熟達者向け です。

実質登り4時間、経験者向けのコースかと
思います。道標は全くありませんが、
白やピンテがこまめに付けられています。
判断に迷う分岐が複数あります。
道型、踏み跡はバリルートとしては
良い方です。直登箇所以外であれば
見失うことはないでしょう。

ホリヌキドウミは降りる時は右側から
新しいロープをつかみ、ホールドと
足元を慎重に確認しながら進めば
危険はありません。

小沢ドウミはネット沿いに降りれば
滑ることはありません。

取り付き箇所と大谷ヶ丸への合流までの
直登部分が激坂です。
両手も使って登ります。
落ち葉が滑りやすいので要注意です。


②大菩薩嶺縦走路
安心安全の登山道です。
勾配も緩く道も整備されて
とても歩きやすいです。


③大鹿山北西尾根
曲沢峠から景徳院までの登山道です。
「荒れています」との注意表示がありますが、
普通に歩く分には全く問題ありません。
道標もあり、道も広く緩やかです。
多少落ち葉や枯れ枝がある程度です。
今日は大月駅からバスで
遊仙橋まで来ました。
ここから大菩薩嶺南部の
大谷ヶ丸に登ります。
バスに乗ったのは一人
だけでした。
2025年05月08日 07:20撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 7:20
今日は大月駅からバスで
遊仙橋まで来ました。
ここから大菩薩嶺南部の
大谷ヶ丸に登ります。
バスに乗ったのは一人
だけでした。
数分車道を歩いて
この石段から取り付きます。
いきなり薮っぽいところの
急登になります。
踏み跡は錯綜していて
適当に上を目指します。
2025年05月08日 07:24撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 7:24
数分車道を歩いて
この石段から取り付きます。
いきなり薮っぽいところの
急登になります。
踏み跡は錯綜していて
適当に上を目指します。
尾根の末端に乗りました。
ここまで急登が続きました。
今日はバリルートの
恵能野川左岸尾根で
大谷ヶ丸まで4時間かけて
登る計画です。
2025年05月08日 07:32撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 7:32
尾根の末端に乗りました。
ここまで急登が続きました。
今日はバリルートの
恵能野川左岸尾根で
大谷ヶ丸まで4時間かけて
登る計画です。
さっそく倒木の嵐です。
下草、枯れ枝も多く、
かなり荒れた道です。
2025年05月08日 08:02撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 8:02
さっそく倒木の嵐です。
下草、枯れ枝も多く、
かなり荒れた道です。
最初のピークです。
とくに展望はありません。
2025年05月08日 08:04撮影 by  iPhone 16, Apple
2
5/8 8:04
最初のピークです。
とくに展望はありません。
山頂はこんな感じです。
このコースは植林が少なく
おおくは自然林になっています。
2025年05月08日 08:05撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 8:05
山頂はこんな感じです。
このコースは植林が少なく
おおくは自然林になっています。
急坂を登ってきました。
2025年05月08日 08:22撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 8:22
急坂を登ってきました。
無名ピークです。
こんなところでも
踏み跡はだいたい判ります。
2025年05月08日 08:29撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 8:29
無名ピークです。
こんなところでも
踏み跡はだいたい判ります。
ハコスラに着きました。
珍しい山名です。
展望ありません。
2025年05月08日 08:44撮影 by  iPhone 16, Apple
2
5/8 8:44
ハコスラに着きました。
珍しい山名です。
展望ありません。
山頂にも何もありません。
2025年05月08日 08:44撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 8:44
山頂にも何もありません。
自然林の新緑が良いです。
急坂を登っています。
2025年05月08日 09:01撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:01
自然林の新緑が良いです。
急坂を登っています。
デクゴヤに着きました。
大久保山ともいうようです。
ここも面白い山名です。
ここがちょうど登りの中間点です。
2025年05月08日 09:23撮影 by  iPhone 16, Apple
2
5/8 9:23
デクゴヤに着きました。
大久保山ともいうようです。
ここも面白い山名です。
ここがちょうど登りの中間点です。
山頂はこんな感じです。
樹林越しに少し展望あります。
バリルートなので道標やベンチ
などはありません。
倒木に腰掛けて休憩です。
2025年05月08日 09:28撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:28
山頂はこんな感じです。
樹林越しに少し展望あります。
バリルートなので道標やベンチ
などはありません。
倒木に腰掛けて休憩です。
すぐに鉄塔に出ます。
ここは展望がとても良いです。
2025年05月08日 09:31撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:31
すぐに鉄塔に出ます。
ここは展望がとても良いです。
滝子山方面
2025年05月08日 09:31撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:31
滝子山方面
左がこれから登る大谷ヶ丸です。
2025年05月08日 09:32撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:32
左がこれから登る大谷ヶ丸です。
中央が大菩薩嶺の黒岳、
右が雁ヶ腹摺山です。
2025年05月08日 09:32撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:32
中央が大菩薩嶺の黒岳、
右が雁ヶ腹摺山です。
岡松ノ峰へ一旦下ります。
踏み跡はあったりなかったり
2025年05月08日 09:38撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:38
岡松ノ峰へ一旦下ります。
踏み跡はあったりなかったり
岡松ノ峰への最後の
えげつない急登です。
両手も使って登ります。
2025年05月08日 09:56撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 9:56
岡松ノ峰への最後の
えげつない急登です。
両手も使って登ります。
岡松ノ峰に着きました。
じわじわと標高をあげてきました。
2025年05月08日 10:08撮影 by  iPhone 16, Apple
2
5/8 10:08
岡松ノ峰に着きました。
じわじわと標高をあげてきました。
大谷ヶ丸が近くになりました。
2025年05月08日 10:08撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 10:08
大谷ヶ丸が近くになりました。
途中で展望が開けます。
大菩薩嶺が続いています。
2025年05月08日 10:19撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 10:19
途中で展望が開けます。
大菩薩嶺が続いています。
小沢ドウミへの急な下りです。
振り返って見たところです。
2025年05月08日 10:19撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 10:19
小沢ドウミへの急な下りです。
振り返って見たところです。
途中から防獣ネットが出てきます。
このあたり急降下になり、
ネット際を滑り降りていきます。
2025年05月08日 10:25撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 10:25
途中から防獣ネットが出てきます。
このあたり急降下になり、
ネット際を滑り降りていきます。
小沢ドウミに降りてきました。
振り返って見たところです。
2025年05月08日 10:31撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 10:31
小沢ドウミに降りてきました。
振り返って見たところです。
立派な林道がありました。
緊急時にハマイバ前BSまで
エスケープできます。
このコースはここ以外は
エスケープルートありません。
2025年05月08日 10:31撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 10:31
立派な林道がありました。
緊急時にハマイバ前BSまで
エスケープできます。
このコースはここ以外は
エスケープルートありません。
林道を反対側のここから
這い上がります。
ザレていますが
それほど滑りません。
2025年05月08日 10:31撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 10:31
林道を反対側のここから
這い上がります。
ザレていますが
それほど滑りません。
今度はホリヌキドウミへの急登、
岩場の激坂が楽しめます。
2025年05月08日 10:48撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 10:48
今度はホリヌキドウミへの急登、
岩場の激坂が楽しめます。
ホリヌキドウミノ峰に着きました。
山名がないようです。
2025年05月08日 11:01撮影 by  iPhone 16, Apple
2
5/8 11:01
ホリヌキドウミノ峰に着きました。
山名がないようです。
ここからがお待ちかねの
今日の核心部である
ホリヌキドウミになります。
2025年05月08日 11:08撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 11:08
ここからがお待ちかねの
今日の核心部である
ホリヌキドウミになります。
まずはやせ尾根を通過
2025年05月08日 11:08撮影 by  iPhone 16, Apple
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5/8 11:08
まずはやせ尾根を通過
切り立ったザレ場を通過
2025年05月08日 11:09撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 11:09
切り立ったザレ場を通過
ドウミはロープ頼りに降りました。
高さ5mくらい、垂直に近いです。
写真は振り返って見たところです。
左側(降りる時は右側)の新しい
ロープを使い、根っこや枝を掴み、
3点支持で足場を探りながら
意外と簡単に降りられました。
2025年05月08日 11:16撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 11:16
ドウミはロープ頼りに降りました。
高さ5mくらい、垂直に近いです。
写真は振り返って見たところです。
左側(降りる時は右側)の新しい
ロープを使い、根っこや枝を掴み、
3点支持で足場を探りながら
意外と簡単に降りられました。
ドウミは左右両方から降りられる
ようにロープが付いていますが、
写真右側(降りる時は左側)は
足元が不安定のようです。
2025年05月08日 11:16撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 11:16
ドウミは左右両方から降りられる
ようにロープが付いていますが、
写真右側(降りる時は左側)は
足元が不安定のようです。
難所を無事通過しました^_^
振り返って見た
ホリヌキドウミノ峰です。
2025年05月08日 11:16撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 11:16
難所を無事通過しました^_^
振り返って見た
ホリヌキドウミノ峰です。
大菩薩嶺の縦走路に合流しました。
ここでバリルートは終了です。
ホリヌキドウミから約30分ですが、
傾斜が50度くらいある
本日の最大の露岩の激坂でした。
2025年05月08日 11:46撮影 by  iPhone 16, Apple
1
5/8 11:46
大菩薩嶺の縦走路に合流しました。
ここでバリルートは終了です。
ホリヌキドウミから約30分ですが、
傾斜が50度くらいある
本日の最大の露岩の激坂でした。
ここからは一般登山道です。
2025年05月08日 11:46撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 11:46
ここからは一般登山道です。
すぐに大谷ヶ丸に着きました。
本日の最高地点です。
今日は誰もいませんでした。
2025年05月08日 11:58撮影 by  iPhone 16, Apple
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5/8 11:58
すぐに大谷ヶ丸に着きました。
本日の最高地点です。
今日は誰もいませんでした。
下山は曲沢峠から
景徳院に降りていきます。
2025年05月08日 11:58撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 11:58
下山は曲沢峠から
景徳院に降りていきます。
山頂で一休みしました。
2025年05月08日 12:01撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:01
山頂で一休みしました。
恒例の山頂自撮りです。
2025年05月08日 12:02撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:02
恒例の山頂自撮りです。
先日買ったばかりの帽子は
薮こぎ中に紛失しました。
仕方なくまた購入しました。
2025年05月08日 12:02撮影 by  iPhone 16, Apple
2
5/8 12:02
先日買ったばかりの帽子は
薮こぎ中に紛失しました。
仕方なくまた購入しました。
曲沢峠への道は
傾斜も緩やかで
つづら折りになっており
とても歩きやすいです。
2025年05月08日 12:10撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:10
曲沢峠への道は
傾斜も緩やかで
つづら折りになっており
とても歩きやすいです。
よい雰囲気ですね。
2025年05月08日 12:20撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:20
よい雰囲気ですね。
峠への途中にあるピーク、
コンドウ丸を通過します。
2025年05月08日 12:33撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:33
峠への途中にあるピーク、
コンドウ丸を通過します。
曲沢峠に着きました。
2025年05月08日 12:46撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:46
曲沢峠に着きました。
景徳院方面に向かいます。
2025年05月08日 12:46撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:46
景徳院方面に向かいます。
こんな標識がありました。
バリルートに比べれば
全く問題ありませんでした。
2025年05月08日 12:47撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:47
こんな標識がありました。
バリルートに比べれば
全く問題ありませんでした。
道型、踏み跡は明瞭です。
2025年05月08日 12:51撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 12:51
道型、踏み跡は明瞭です。
下山口に着きました。
2025年05月08日 13:38撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 13:38
下山口に着きました。
景徳院を通過します。
ここは由緒のある寺院です。
2025年05月08日 13:40撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 13:40
景徳院を通過します。
ここは由緒のある寺院です。
さらに車道を30分くらい
歩いて甲斐大和駅に着きました。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます♪
2025年05月08日 14:05撮影 by  iPhone 16, Apple
5/8 14:05
さらに車道を30分くらい
歩いて甲斐大和駅に着きました。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます♪
撮影機器:

感想

滝子山周辺のエリアは
環状線のように周回している
登山道が多くありますが、
二日前に滝子山東陵をみていたら
さらにその外側にバリルートが
あるのを見つけました。
登り標準5時間、露岩の激坂、
ホリヌキドウミのアスレチックの
3拍子揃いで即決して今日歩いてみました。

期待通りの山行になり、
明るい新緑のなか、誰にも会わない
とても静かな1日になりました。




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