立山周辺山スキー2days


- GPS
- 28:48
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
- 山行
- 1:46
- 休憩
- 6:19
- 合計
- 8:05
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:58
天気が最高で、北アルプスの峰々が展望できる迫力ある大パノラマ。
そして〆は一の越から御山谷へドロップし、東一の越へは高度感たっぷりのシートラトラバースのある「ガチアルパイン付き」の山スキーでタンボ平滑走。その後は渋い樹林帯を下っての黒部湖へ。
これを1泊2日、激混みGW中に東北から片道9時間かけてやっちゃう北上山岳会ってすごいなって、改めて思えるルートだ。
天候 | 1日目 ガス、時々あられ 2日目 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※事前購入のWebチケットが便利。ただすぐ無くなるので早目に予約が必要です。 ※スキー・スノボ収納ビニール袋 300円 ■扇沢無料駐車場(当日は第1が満車・第2は辛うじて1台分空いていました。大荷物を持っての移動が嫌な方は、扇沢駅直近の有料駐車場へどうぞ) |
その他周辺情報 | ■雷鳥沢キャンプ場 (1人1000円 水道・水洗トイレ) ■一の越山荘 (トイレ利用100円) ■大町温泉やくしの湯 (750円 露天風呂、サウナ有り) ■扇沢駅有料駐車場 (12時間1000円) |
写真
一の越山荘に入り少し休憩。トイレ使用100円、インスタントコーヒー・ココア200円。強風の時にはカフェとして避難できそう。ビール・お土産も売っている。
感想
かわいいライチョウ、雄大な景色を眺めながらの滑走。みなさんのおかげで、また行くことができて本当に良かったです。
初めての北アルプス。
スケールの大きさに圧倒されました。
初日はガス・あられ・強風のあいにくの天気でしたが、おかげで念願だった冬毛のライチョウたちに会えました。テン場では半日停滞となりましたが、「団体装備」に入っていたトランプで時間を忘れて大盛り上がりなど悪天は悪天で楽しみがありました。
2日目は天気も回復。雷鳥沢キャンプ場を出発しブル道を歩いて一の越へ。ガリガリバーンのため途中でクトーを装着しました。
一の越からは槍穂や笠ヶ岳の姿に感激。
休憩していたら青空が広がり、全員で雄山山頂へ。アイゼン・ピッケルの方が多かったですが、我々はツボ足とポールで登りました。
山頂に向けて高度を上げるにつれ広がる展望。
雄山からはついに剱岳を肉眼で初めて見てちょっとウルっときました(笑)。
一の越に戻りいよいよ滑走開始。朝方のアイスバーンは緩み、フィルムクラストでパリパリと心地よい音を立てます。ターンもしやすく最初の斜面でサイコー!!と思ったのもつかの間、すぐにトラバース。
その後は雪が切れている所もあるのでスキーを外して、高度感のあるシートラトラバースでした。
東一の越手前の斜面から再度ドロップ。ここからタンボ平までの大滑降が今回のハイライトでしょうか。皆、喚声を上げながら思い思いのシュプールを描きました。
(デブリ帯の通過や無数のタテ溝もあり注意が必要でした)
黒部平から樹林帯に入り、私は結構難儀しました。絶対に怪我だけはしたくないので狭い急斜面で2度スキーを外し、なんとかかんとか到着。
あとは黒部ダムに向かって歩きます。多くの観光客がスキーを背負った我々を驚きの表情で見ているのがおもしろかったです。
最後に黒部ダムと書いた石碑で記念撮影をしていたら、外国人の方々が我々を撮影していました。きっと「クレージーな日本人」だと思ったのでしょうね(笑)。
黒部ダムからは電気バスで扇沢へ無事下山。
大町温泉で入浴、糸魚川IC近くの「とんかつや」で食事して北陸道〜磐越道経由で岩手へ。3人で交代しつつ運転しましたが、間違いなく今山行最大の核心部でした。
今回のメンバー6名中、私も入れた3名が初の北アでした。山岳会の先輩方にいろいろサポートして頂いたおかげで、安全に楽しむことができ感謝しています!!
初立山、初春スキーでした。
急斜面の滑りでゴロゴロ転び、怖気づき
横滑りばかり。来シーズンの課題が盛り沢山です。アルプスならではの絶景、大斜面が見れて
良かったです。雷鳥に会えたのも初めてでした。
当初は剱岳アタックや雷鳥沢以外でのBC設営も計画に入れてはいましたが、日程が調節できず3年前と同じ計画になりました。
北上山岳会もここ数年で30名→50名近くの会員数になり、まだ来たことのない会員には、いつかは参加してもらい、GW立山の魅力を知って欲しいと思いました。
3年前の記録を読み直し、私達女子の妄想が実現した素敵ルートだったことを思い出しました。今回は白雷鳥にもたくさん出合えて、1日目はガスで停滞したけれど、とても幸先が良いスタート。
夜には星空も現れとてもロマンティックな雷鳥沢キャンプでした。
二日目、起きた時には雄山にガスがかかり少し心配でしたが、ハイクアップしている最中に快晴になり、一の越に到着した時には素晴らしい展望が待っていました。
強風だったので、一の越山荘に入りコーヒーが200円だったのも心休まるひと時でした。
前回は御山谷や東一の越からの大斜面は気合だけでしたが、今回はしっかりスキーコントロールをし、滑走を楽しむことができました。
前回はボロボロヘロヘロになったラスボスの樹林帯でもリベンジが果たせて、達成感がある山行となりました。
このルートを他のメンバーとも楽しみたいなって改めて思いました。
私にとっても今回が初めての北アルプスで、高くそびえる山々の絶景に感動しました。初めてのアルペンルートでは、さまざまな乗り物を乗り継ぐ体験も新鮮で面白かったです。雷鳥にも出会えて嬉しかったですし、停滞中にトランプの重要性をあらためて実感しました。
いつかは剱岳や槍ヶ岳にも登ってみたいですね。
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