ツボクリ谷 【皆子山】


- GPS
- 08:21
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 896m
- 下り
- 897m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回、 Dr.Pepper さんのツボクリ〜谷皆子山という山行を完コピさせてもらいました。ツボクリ谷も皆子山という名前も初めて知る名前でしたが、沢を歩くのは楽しいので目に留まり、そして Dr.Pepper さんの軌跡をみると、843と866のピークに寄られているので、名前もないような山に急登をかけてわざわざ寄るという先達の英知に触れようと思いました。正直これらの山、特に843は年に一体何人の人がここへ来るのだろうとおもいました。おそらく、0人〜数人ではないでしょうか?道無し、踏み跡無し、雰囲気無し、獣道無し・・・もちろんテープも無い。こんな山に登る人がいるのか?と思った。仏教に「一隅を照らす」という言葉があるけれども、その言葉が頭に思い浮かんだ。山を擬人化して悪いが、843の山は人が来て喜んだかもしれない。登るにしろ、降りるにしろ自分で決めて行くわけでなかなか大変だった。 降りるときは、一歩(まさに一歩)間違えて歩を進めると大変です。あとで難儀なやぶ漕ぎとトラバースが待っているという連続でした。その苦労がシャクナゲの花の写真1枚で表現できるわけもありませんが、良い経験となりました。実践的な事を言うと20mぐらいのロープがあれば、一気に足がかりとなる木をめがけておりていけると思いました。ザックの準備段階では目の前にロープを並べていたが、長靴を僕一人で二人分を背負う事になり、今回は外したのが間違いだった。今後、道の無い山を行くときはロープ持参します。「道の無い道を行く」というは、自己の人生の本質に迫るのではないのか?情報過多の時代ではあるけれども、自分は自分の人生しか生きれないわけで・・・などと、思考が脱線しがちであります。とにかく、道の無い山を登ったのは初めてでした。
足尾谷は美しい谷でした。しばらくは、因幡の白兎のように飛び石を渡って右岸左岸を行き、「長靴はいらなかったのかな?」とおもいながら歩いていましたが、ドボンと川に落ちてしまい、その時点で履き替えました。いよいよ谷が狭まると岸は無くなり沢の中を歩くほうがよっぽど効率的であることが解りました。長靴をもってきてよかった。コメリで前日に軽量とうたう製品を買ったばかり。長靴をはくとルートをあれこれ考える必要がなくなり、楽しく遡行できるようになりました。
栃の木の大木を沢山見ることができました。立派としかいいようがなく、樹齢で言えば相当なものだと思われます。
京都府最高峰の山と足尾谷という美しい沢を、そしてそれらの影になってしまっている山を登る事が出来て良かったです。
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