イワカガミに出会う比良山系の武奈ヶ岳ハイキング(葛川市民センター駐車場から往復)


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:13
天候 | ☀晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●葛川市民センタ−駐車場 葛川(かつらがわ)地区は、滋賀県大津市の北端にあり、西に丹波山地、東に比良山系に挟まれた安曇川沿いの谷間にあります。葛川市民センター(滋賀県大津市葛川坊村町237-37)は、武奈ヶ岳の登山口となっている明王院と安曇川・国道を挟んだ向かい側にあり、駐車可能台数40台ほどの広い駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滋賀県の琵琶湖西岸に南北に「Y字形」に伸びる比良山系(比良山地)の最高峰は武奈ヶ岳で、日本二百名山に選定されています。この山域の特徴としては、稜線は総じてなだらかですが、登山口までは急斜面となっていることでしょうか。武奈ヶ岳もピークはたおやか。雪山シーズンに歩かれる方も多いようです。 今回は安曇川沿いの葛川坊村にある葛川市民センター駐車場を起点に、明王院からトレイルに入り、御殿山とワサビ峠を経て、武奈ヶ岳山頂までを往復しています。 ●葛川市民センタ−駐車場〜御殿山 葛川市民センタ−駐車場(290m)からは、曙橋とその先の国道を渡ります。左手奥に進み、地主神社前を通過して三宝橋を渡り、明王院の本堂前を通過した場所にトレイルの入口があります。 安曇川は花折断層の影響を受けてほぼ直線型の深いV字谷を形成しているため、急斜面となっており、九十九折に付けられた道をひたすらに登って行くことになります。 尾根まで登ると道は左手へ転進。勾配が緩やかとなり、トラバースをしながら御殿山(1097m)へと向かいます。 ●御殿山〜ワサビ峠〜武奈ヶ岳 御殿山からは武奈ヶ岳をはじめ、比良山系の山々を見渡すことができます。御殿山からの西南稜歩きは、ワサビ峠(1050m)まで軽く降下し、その後は登り基調に灌木帯を抜けて行きます。周囲の眺望は雄大で、新緑や花を見ながらの稜線漫歩を楽しむことが出来ます。武奈ヶ岳(1214m)からの360度の眺望は申し分がありません。 なお、所々にガレ・ザレ箇所がありますので、下りではスリップに注意したいです。 ●全体的に ピンクテープ類はソコソコ付けられていますが、指導標識は要所にあります。よく踏まれているルートですので、踏み跡は明瞭でした。御殿山周辺には日本アルプスではよく見かけるイワカガミの群生を見つけました。日本海から近く、冬期は冷涼な場所ですので、植生にも影響があるのでしょうか。 気を付けたいのは浮石の多さで、急斜面では落石の危険があります。足やストックで触れないように要注意といった感じでした。 山中にトイレ、水場、小屋はありません。私のau携帯は弱いながらも概ね電波が入っていたようです。 |
その他周辺情報 | ●茶坊 地主神社の手前に「山の辺料理」の看板が出されている比良山荘さんがあります。こちらは高級な懐石料理の店らしく、登山の帰りにちょいと立ち寄るような気軽な店ではないようでした。 http://www.hirasansou.com/ 茶坊は、比良山荘よりもう少々国道寄りに店を構えているカフェで、麺類、丼もの、パンや定食などがあります。私たちは、よもぎ蕎麦(冷)を注文しました。営業時間は10時30分〜17時で火曜定休のようです。 https://tabelog.com/shiga/A2501/A250101/25003530/?msockid=2d95a2ea961966da1a45ad4697f36731 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
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感想
昨年11月23日(土)〜25日(月)に、satonyaoと琵琶湖一周サイクリング「びわいち」に挑戦しました。
琵琶湖は、全周が約200km。東西の幅が最も狭い場所に架けられている琵琶湖大橋を境に、北湖(一周約150km)と南湖(一周約50km)に分けられるそう。時速20kmで走り続ければ、10時間で周回出来る計算ですが、還暦過ぎた私とプレシニアのsatonyao。普段は自転車に乗ることがありません。無理は禁物ですので、2泊3日の余裕ある行程を組んで出掛けたもので、我々なりに楽しめたことから、気候の良いゴールデンウィークに企画したのが「あわいち」なのです。
https://www.yamareco.com/modules/diary/35675-detail-359874
そして淡路島に前乗りする際、登っておきたかったのが武奈ヶ岳。「びわいち」の際は時間が取れなくて、登ることを断念した山です。
葛川坊村の景色を眺めながらの念願の登山。初めこそ急登で息切れもしましたが、稜線歩きもまた楽しいの一言でした。そして山頂からの景色を眺めることが出来て、「びわいち」で知った琵琶湖周辺の地域について、また少し理解が進んだような気がしています。
「あわいち」では、雨天の中、スリッピーな路面で転倒してしまった私。左足を屈伸する度に強い痛みが襲ってきます。でも、気持ちは晴れやか。痛みが癒えたらまた次の山に向かいたいと思います。
ゴールデンウィークはいつも通り半分お仕事。半分お休み。
さて、きましたヨ関西。たのしみにしてた〜。山も自転車もモリモリあそびます。
こちらのハイキングコースは、登りは急登でしたが、アスレチックっぽくたのしく登
って。尾根歩きもたのしく気分良し、新緑が清々しい。そして山頂は、360度見渡せて爽快です。いいところですね〜。
下りは、ふもとに近づくにつれ、こんなに長かったっけ?というくらい滑りやすい道に難儀しました・・(ーー;)山頂は絶景だったから頑張る甲斐はありますけど。
2日目、3日目のサイクリングもすごく達成感あり。充実感満々のGWを過ごせました。
さとたけさんの足のけがが早く良くなりますように。
遠路はるばる、武奈ヶ岳へようこそいらっしゃいました。
比良山系は関西では本格的なハイキングが出来る山で人気があります。主峰・武奈ヶ岳が一番でしょうか。今回利用された坊村からのルートは短時間で山頂に至るのと、登山口に駐車場があるので特に人気です。ずっと昔は京都市内から毎日路線バス(朝1便)があったのですが、今は3月〜12月の土休日のみと不便になりました。
私はJR湖西線・比良駅を利用することが多いです。
花は少ないですが、バイカオウレンやイワカガミ、イワウチワ、イワナシなどが見られます。この時期(5月中旬〜下旬)はシャクナゲ、シロヤシオが見事です。武奈ヶ岳の隣、コヤマノ岳のブナ林も見応えありますので、機会を見つけて、また来てください。
写真の山名ですが、以下ご参考まで。
NO33、49は鎌倉山、NO75は蓬莱山、NO76の中央が打見山、右が蓬莱山で、左端の木の枝に隠れているのが烏谷山だと思います。
関西にお邪魔させていただきました。
武奈ヶ岳は、積雪期にもよくレコが上がってきますので、とても気になっていたのですが、今回、ようやくその魅力に触れることができました。
最近の皆さんのレコを拝見すると、意外と(?)湖西線方面からのものが多くて、またの機会を作って東側からも歩きたいと思いました。
山名を教えていただき、ありがとうございます。地図を眺めながら、「あれが○○山かな」などと勝手に想像していたのですが、分からないものですねぇ…。
季節が変わるとまた異なる魅力が沢山ある山なのでしょうね。皆さんのレコを勉強の材料にさせていただき、その内にまた伺いますね。
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