乗鞍岳BC


- GPS
- 06:02
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 670m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス 春は事前予約 一人片道1770円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上付近は雪硬め クランポンがあった方がいい |
その他周辺情報 | 湯けむり館 入浴800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック(ウィペット)
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
バーナー
アイゼン
ヘルメット
アクションカメラ
温度湿度計
スリング
カラビナ
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感想
数年ぶりの春乗鞍
今回は三本滝からバスで位ヶ原まで行けるので上りの工程は半分程度に。
春乗鞍の客層としてなのか、あまりBC経験のないスキー・ボードの人が目立つ感じで、中には普通のスキー靴に普通のスキー板を背負って登る人が何人もいた。
これは同じような春山行の至仏山などではほとんど見られない光景。
この日は風もそこそこあって2500m位から上は雪面が徐々に硬くなり、山頂手前の急登では雪が硬く、シールの場合はスキーアイゼンが無いと登れないくらい。
滑落する人も見かけたし、苦労していそうな人は多く見かけた。
バスで結構な標高まで行けるからだろうか、普段それほどBCをしない人が多い印象だったが、お気楽なようでポイントによってはBCとしての難易度は高めのところもある印象だったので、カリカリの急登のシールに自信がない場合は、斜度が急になる前にアイゼンでシートラに切り替えるのが無難だと思う。
山頂の景色はよく、周りの山々も見渡せて最高。
滑走は14時を過ぎても雪が緩まず、急斜面の大きなバーンは残念ながらガリガリのボコボコで気持ち良くは滑れなかったが、最後までストップスノーはほぼ無く、雪も途中の車道を越えるのに1回だけスキーを外しただけで三本滝まで戻ることができた。
帰りは松本から仲間と集合した八王子まで6時間もかかりGWを感じた。
今回も行き帰り運転をしてくれた仲間に感謝。
うちから乗鞍岳は遠いが、またチャンスがあれば行きたい。
<三本滝駐車場に関して>
バスは完全予約制で、前日にwebで申し込んで6号車。
この日の1便は7号車まで出たらしい。
問題は、バスは8:45が最初の便なのだが三本滝の駐車場は駐車台数が限られるので、行って駐車できなかったは避けなければならない。
色々調べて6時位には満車に近いという情報もあったので、GWだし高速も混むだろうから早めに出ようという事で仲間とは八王子に1時に集合して向かった。
5時頃着いたであろうか、駐車場の舗装されている部分は7割位は埋まっていた。
朝7:30頃には未舗装部分もほぼ埋まっていたようだが、駐車の枠以外の停めても大丈夫そうなところを探せばまだ数台は停められるという感じだった。
ただそれを当てにしてくるのはリスキーではあると思う。
どんなに遅く来てもどこかには停められるとか、そういう情報があれば遅く来ても良いのかもしれない。
実際に停められなかった事があるのかどうかは自分はわからない。
車中泊禁止という看板があるという情報があったが、遠方から来て確実に駐車スペースを確保するには早めに到着するしかないので仕方がない。
ちなみに車中泊禁止の看板は自分は見かけなかったが、多分どこかにあったのだとは思う。
なので今回は車中泊ではなく到着してバスを待っていただけとさせていただく。
まあ実際車中泊というほどの時間はいなかったわけだが。
前日からちょっと調子おかしいなーと思っていたけど、大丈夫だろうと参加。
AM1時集合で一睡もできず、現地で仮眠
睡眠不足のせいか、体調がどんどん悪くなり
高所のせいもあって、登り始めると息が切れる
冷たい風で喉が痛い
とても天気もよく最高のロケーションと条件で
距離的にはゆるふわ山行のはずだったけど
過去一きつかった
気合いで登頂!!がんばったーw
滑りの方は楽しかった
剣ヶ峰直下からどこを滑ろうか
直下の斜面はそこまで急ではなく
怪我人の私でも大丈夫そう
雪は硬いのでスキーヤーズレフトの
広い谷筋を滑ることに
斜面は硬いが気持ちよく滑れる
荒れているところはボコボコで膝が辛いw
駐車場までギリギリ雪は繋がっていて
滑ることができた
これが今シーズンラストかな
超スローペースに付き合ってくれ
最後までサポートしてくれた仲間に感謝
今月末の膝の手術をする予定。
来シーズン復帰できるかわからないけど、今回は膝に全く不安もなく、コブも滑れたし、ちょっと飛んでも大丈夫だった。毎日スクワットしていたのが効いていたのかもしれない。
コツコツやっていれば元に戻せると信じて、頑張りたいと思う。ポジティブにポジティブに!!
元々、花粉が少なくなった4月中旬以降は外岩(ボルダリング)に行くと決めており、BCはシーズンアウトしていたが、指を痛めてまともなクライミングができず、スキー板もメンテナンスに出してしまったのでGWはノープランだった。そんな時にAtsushiさんから板&シールを借りられることになり、初めての乗鞍岳へ行けることとなった。
駐車場に確実に停めようと1時集合にした為、前日は2時間ほどしか寝られず、到着後に2時間半強の仮眠時間があったが、気持ちが昂っていた為かうつらうつらしたぐらいで熟睡できず、完全に寝不足。1ヶ月ぶりのBC、かなり久しぶりの3千m峰と不安要素多かったが、歩き出してみれば思いの外体は軽い。KRの体調が思わしくなかったが、自分のペースを守って歩き、短めに区切ってレストを入れた。それが良かったのか、最後まで息切れすることなく剣ヶ峰に立てた。
雪面はと言うと、中腹まではザラメの上にフィルムクラストが張っていて、素晴らしい滑降を期待していたが、標高が上がるにつれ、風に叩かれたカリカリデコボコ斜面に…。途中からスキーアイゼンを装着したが、それが無ければ登りはかなり苦戦を強いられたと思う。
我々は上記の事情により、とてもゆっくり登っていたことや、強い日差しもあったので、午後になれば雪も緩むと期待していたが、それも叶わず。頂上直下のトラックが少ない斜面のみ、硬いクラストを割るように気持ち良く滑れた。
5月のBCは初めてで、雪面もハードだったが、ハイシーズンには中々行けない山を、良い気候の中山行できて満足な1日となった。徐々にBCシーズンか長く(後ろ倒しに)なっていきそうな予感…。
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