魚津の「城山」めぐり〜松倉城とその支城群〜
富山県
でぶねこ山
体力度について
- GPS
- 03:39
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 619m
- 下り
- 597m
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| 天候 | 🌞 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
小菅沼ヤギの杜（ https://yaginomori.com/ ）にある、ふれあい広場に駐車。 🏯金山城山 北山鉱泉の入口に「北山鉱泉 共同駐車場」があり、そこに駐められる模様。山頂直下の林道終点にも駐車スペースあり。（私は中腹にある登山口脇の退避スペースに駐車した。） 🏯水尾城山 「水尾城入口」の看板があるカーブのスペースに駐車できる。頑張れば車で山頂直下の標識の所まで行けるが、かなりの悪路。 🏯枡方山 山頂直下を舗装路が通っており、公園もある。空きスペースを利用。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
🏯松倉城山 ・小菅沼の「三百山遊歩道」は最近整備されていないとの事だが、一応木段の残骸や道らしきものは認識できるので歩くことに支障はない（私は林道分岐の所までしか歩いていない）。 ・小菅沼−松倉城間の林道はやや荒れており、車で行く場合はパンクに気を付けねばならない。 🏯金山城山 ・擬似木の木段が整備されている。山頂最高地点から別ルートで下りようと思ったが、道が分からずヤブに突入して途中から遊歩道に復帰した。 🏯水尾城山 ・山頂直下まで作業道が延びており歩く分には何の問題もないが、熊の気配が濃厚で怖い。 ・山頂部はヤブ。踏み跡は微妙にあり。各曲輪を繋いでいる今にも崩れそうな橋が架かっている（いや、半分崩れている。恐る恐る渡ったが、帰りは別ルートを選んだ）。 🏯枡方山 ・それなりに整備されているので歩きやすい。 |
| その他周辺情報 | ・松倉城（ウィキペディア） https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%80%89%E5%9F%8E_(%E8%B6%8A%E4%B8%AD%E5%9B%BD) ・魚津市のパンフ https://www.city.uozu.toyama.jp/attach/EDIT/004/004876.pdf |
写真
シャガがたくさん。シャガの葉っぱは滑り易いらしく、更に根が浅くて摑んでも抜けやすいため戦国時代の山城にはよく植えられたとの事
14
この林道沿いに小菅沼城の遺跡も多数あるようだが、整備されていない模様
一番背後が白山。手前の雪を頂いた山は三ヶ辻山、人形山、カラモン峰とグーンと右に行って大滝山
その後も獣臭が漂う区間があって緊張する。すると軽トラで坂道を下りて来たパトロールのおっちゃん達とすれ違い、さっきもクマがいたから注意するようにと・・・。ぐえぇ〜〜
6
鈴鳴らしまくり、手を打ち鳴らし、声を上げつつここまで来た。だが、山頂はこの上のヤブの中。何となく踏み跡もある感じなので行ってみる
5
ヤブ漕ぎしたこの周辺が山頂っぽい（スマホ地図で確認）。ピンテや標識は見つけられなかった。視界が悪いのでめっちゃ怖い。早々に退散
5
だだっ広い山頂（そりゃ、城があったんだから）に到着。眺望はほぼ無し（樹間から雪を頂いた立山連峰がチラチラとしか）。これで見晴らしが良ければもっと人が来ると思うのだが
7
感想
越中三大山城については、既に二上山の守山城、増山の増山城には登っていたが、その中でも最大規模とも言われる松倉城にはまだ行っていなかった。
☆春の二上山〜五山をめぐる〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3024990.html
☆増山城&亀山城（高津保理山）さんぽ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6553683.html
スタート地点のヤギの杜は田んぼアートで有名らしく、確かに立派な棚田がある。上から眺めるよりも下から見上げると如何にも城の石垣のように積み上げられた段々が幾重にも重なって壮観だった。
ヤギの杜のふれあい広場に車を駐めたら、ちょうど施設を管理している人がいたので少し話を聞いた。森の中の遊歩道については、忙しくて整備はできていないが何とか歩けると言う。今回は、林道合流地点まで歩いてみたが、歩くのには問題ない状態だった（遊歩道というよりは登山道レベルかもしれない）。
松倉城はかなり展望が良く、西は白山まで望むことができた。立山連峰も望めるが、手前の大平山、大倉山や尻高山などが大きく立ちはだかり、抜けるような展望という訳ではない。が、簡単に来ることができるので、立ち寄る価値はあると思う。
ヤギの杜に戻ったらもうお昼だったのでここでカップ麺休憩。そして管理の方がまた来られたので、案内板にあったクマガイソウの事を訊いたが今はもうないとの事。群落が再生してから10年経っていないと思うが、枯死？ まさか盗掘で全滅してしまったのだろうか・・・。引き続き、保護活動はされているとの事だ。
後半戦は、本当は全て徒歩で回ろうかと思っていたが、なまくらして車を使用した。金山城、水尾城、枡方城のいずれも山頂直下まで車で入る事は可能。水尾城だけは熊の気配が濃厚で途中で引き返したくてしょうがなかった。
今年はまだ雪が多く残っているので大倉山や、馬場島までの道が開通したので大熊山などの「展望台」も捨て難かったのだが、今回は魚津の城山を幾つも巡れたので良しとしよう。
しかし、なかなか整備が追い付かないようで、しっかりと遺構を見ようと思ったらヤブ漕ぎは必須になってしまうと思った。
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