熊野古道 中辺路 日本古来のロングトレイルを歩く


- GPS
- 19:45
- 距離
- 68.6km
- 登り
- 2,864m
- 下り
- 2,683m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:00
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:57
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:50
天候 | 5/2 雨のち晴れ 5/3 晴れ 5/4 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
5/3 本宮大社へ下山後、車で田辺川湯キャンプ場へ移動。 5/4 那智駅前の道の駅なちに車をとめ、電車で新宮駅へ。那智の滝まで歩いたらバスで那智駅へ戻る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
古道とは言いますが、しっかりと登山です。 普段から山歩きをしていれば特に危険な箇所はないと思います。 |
その他周辺情報 | 5/2宿泊場所 アイリスパークオートキャンプ場 近露王子から1.5kmくらい https://irispark.jp/ 5/3宿泊場所 田辺川湯キャンプ場 熊野本宮大社から5kmくらい https://tanabe-kawayu-camp.com/ |
写真
その昔、平泉から藤原秀衡が妻と熊野詣にきたときに、妻がここで出産したとか。さらに、秀衡夫妻はここに赤子を残して旅を続けたところ、子は山のオオカミに守られ、岩からしたたり落ちる乳を飲んで、秀衡夫妻が戻ってくるまで育ったという。
平泉から遠く離れた熊野古道に奥州藤原氏の伝説が残っていたとは意外でした。
外国人観光客がたくさん歩いていました。熊野古道の各所に押印所があり、専用の冊子に全てのスタンプを押すと完歩証書がもらえるとか。
私は完歩は目指さないのでスタンプは1度も押しませんでしたが…
感想
連休は2泊3日で熊野古道 中辺路を歩き、いにしえの人々に思いを馳せながら熊野三山を巡ってきました。
自らの足で歩んで末に熊野本宮大社に辿り着いた時は感無量でした。心と体で世界遺産・熊野古道にどっぷり浸かった3日間でした。
【参考】
こちらの地図が便利でした。
http://www2.tb-kumano.jp/kumano-kodo/pdf/Kumano-Kodo-Nakahechi-Route-Maps-Kumano-Nachi-Taisha-Kumano-Hayatama-Taisha-2.pdf
◆1日目◆ 滝尻〜近露
この日はあいにくの雨でしたが、午後からは天気が回復する予報でしたので、晴れることを期待してスタートしました。
紀伊山地は日本でも有数の多雨地域。霧の立ち込めた幻想的な山々、雨に濡れて輝く石畳。雨に濡れながらの山歩きも、熊野古道らしさを感じられてこれはこれで良かったのかも。
上空では雷鳴が轟くこともありましたが、高原の休憩所にたどり着くと一瞬にして青空に。みるみるうちに天候が移り変わる、奇跡のような瞬間に巡り会うことができました。
◆2日目◆ 近露〜熊野本宮大社
この日は25kmを超える長丁場。3つの峠越えもあり、テント泊装備を背負って歩いたということも加わって、なかなかハードでした。
長い旅路を経て熊野本宮大社にたどり着いたときは感無量でした。
昔の人々はこのような大変な思いをして移動しなければならなかったのだと思うと、現代の生活はとても恵まれていることなのだと身をもって感じました。
日々の生活への感謝を胸に、熊野本宮大社へ参拝しました。
◆3日目◆ 車で速玉大社へと移動し、那智大社まで
古来、熊野本宮へたどり着いた人々は、熊野川を舟で下って速玉大社を目指し、その後那智大社へと参詣したそうです。舟下りはできませんでしたので車で速玉大社へと移動し、歩いて那智大社へと向かうことにしました。
1日目と2日目はテントを担いででしたが、この日は行動食と飲み物、晴れ予報でしたので雨具はレインウェアではなく晴雨兼用傘を持ち、靴はトレランシューズの軽登山スタイルで歩きました。
今日のコースは古道歩きはほとんどなく、舗装路が中心です。
滝尻から本宮大社までの古道歩きと比べると見どころは少ない感じでしたが、苔むした古道や王子ヶ浜の浜辺歩きはなかなか趣がありました。
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