記録ID: 8104859
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無雪期ピークハント／縦走
阿蘇・九重
大分・九重連山1700m級9座と温泉＠福岡空港から坊ガツルテント泊3泊4日の旅
2025年04月28日(月) 〜
2025年05月01日(木)
大分県
napiee
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 65:27
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 2,792m
- 下り
- 2,803m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:58
距離 5.1km
登り 310m
下り 115m
2日目
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 9:37
距離 17.9km
登り 1,572m
下り 1,572m
6:08
4分
宿泊地
15:45
3日目
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 4:53
距離 7.9km
登り 778m
下り 758m
| 天候 | ほぼ晴れ！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
飛行機
成田空港T3 7:10→9:15福岡空港(JetStar GK521,flex14380円) 福岡空港国際線T 11:08→12:34九重IC(高速バスゆふいん号2990円)※混雑により10分遅れ。少しヒヤヒヤしました。 九重IC 12:50→13:54九重登山口みやま(九重町コミバス500円) 4/28(MON)-5/1(THU) 坊ガツル湿原テント場泊 【復路】5/1(THU) 九重登山口みやま8:46→8:56大吊橋中村口(九重町コミバス500円) 大吊橋中村口10:25→10:41九重登山口みやま(九重町コミバス500円) くじゅう登山口11:11→11:53由布院駅前バスセンター(九州横断バス1号1500円) ※コミバスは定刻通りの運行でしたが、九州横断バスは混雑により35分遅れの出発，到着でした。 →♨→ 湯布院駅前バスセンター15:00→16:35福岡空港国際線(ゆふいん号3250円) 福岡空港18:20→成田空港T3 20:10(JetStar GK512, flex14380円) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回歩いたエリアのトレイルは緩急の違いはあれど火山石あるいはねっとりした黒土が主体で，ゴロゴロズルズルで歩きにくいところが多かった印象です。危険箇所は一部崩落箇所があるのと，白口岳（しらくちだけ）から鉾立（ほこたて）峠間は少し厳しめのところありました。また，標高差はさほどでもないものの急峻なピークがいくつもあることから全体的に急斜面が多く，トレイルが歩きにくいことと相まってここの周回は体力的にアスレチックな部類だと思います。 【くじゅう連山1700mピーク9座】 中岳（なかだけ）1791m 久住山（くじゅうさん）1786m 大船山（たいせんさん）1786m 天狗ヶ城（てんぐがじょう）1780m 稲星山（いなほしやま）1774m 星生山（ほっしょうさん）1762m 三俣山（みまたやま）1744m 白口岳（しらくちだけ）1720m 北大船山（きたたいせんさん）1706m 【トイレ】今回歩いたルートでは，長者原（ちょうじゃばる）駐車場，坊ガツルキャンプ場，法華院温泉，久住山避難小屋 |
| その他周辺情報 | 【坊ガツルキャンプ場】今時珍しい，料金無料で公称1500張りという広大なキャンプ場。昔懐かしい穴だけトイレ（無料だけに紙もない）があり，水道，炊事場も完備。本当に広大なので，トイレ，炊事場に近い便利な一等地を選ぶのも良し，遥か遠方で仲間だけの領地を確保するのもよし，様々な楽しみ方のできる他にはないテント場だと思います。くじゅう連山に囲まれた眺望も◎。さらに，徒歩10分ちょっとのところにある法華院温泉山荘の温泉（500円，20時まで）に入れるのが何より最高！唯一の難点は，ドコモの電波が弱いこと。auは普通に使えるらしいです。 |
| ファイル |
【後日参考用】初日と二日目の天気予報
（更新時刻：2025/05/03 14:09）
【後日参考用】三日目と四日目の天気予報
（更新時刻：2025/05/03 14:08） |
写真
いきなりですが，4日分の食料。相変わらず，質素ですが，，，料理得意な人がうらやましい。
さて，またまた来てしまった成田空港LCCの牙城。GWでも新幹線よりお安いなんてス・テ・キ💛
今回も公共交通機関を使い倒します。まずは，路線バスを乗り継いで，いざ人生初の大分県へ！
雨ケ池湿原。初日は雨を覚悟していただけにガスガスでも幸せな気分。
今回の宿泊地，坊ガツル湿原。公称キャパ1500張という巨大なテント場。
テントを張る前にドロドロになった靴とズボンの裾を洗えてこれまた幸せ。
さて，翌日。快晴の日。九重連山縦走初日，出発です！正面はこれから向かう三俣山。
そして4つめが，本峰。九重連山1700m級9座のうちの1つです。
5つ目は北峰ですが，見た感じで行く気になれなかったので見るだけ。見た目で判断してごめん，北峰さん。
北千里ケ浜を三俣山から望む。これから向かう久住山（左），硫黄山（右）の奥に星生山。
まずは久住山避難小屋を超えて星生山に向かいます。急に賑やかになりました。
星生山（ほっしょうさん）ゲット。九重連山1700m級2つめ。
ここからの眺望も素晴らしい。手前に硫黄山，奥に三俣山。右に北千里ケ浜。
いったん久住山避難小屋に戻り，右の久住山，続いて，左の天狗ケ城に向かいます。
九重連山1700m級4つめ，天狗ケ城。奥に見えるのは次に行く中岳。
九重連山最高峰，そして九州最高峰の中岳ゲットです。もしかしてこっちが百名山？よく分からんす。
本日最後の1700m級，白口岳へ。こちら側は平和なトレイル。
白口岳。奥に見える明日登る予定の平治岳（左）と大船岳（右）。
白口岳から鉾立峠への下山路は今回のルートで唯一厳しめでした。
本日の予定はコンプリートしたので，鉾立峠からついでに立中山へ。
階段もある安らぎのルートでした。正面は先ほど降りてきた白口岳。右はたぶん中岳。
夕ご飯はカレーラーメンと鎌倉煮の角煮をおかずにきのこご飯。相変わらず摂取カロリー全振りのメニュー。
春の夜になり，南の空ではオリオン座はすでに沈み，ふたご座が正面に輝いていました。右下は三俣山。
昨日の西側周回に続き，今日は東側の周回を計画。まずは平治岳へ。
平治岳南峰から坊ガツルと昨日周回した三俣山から白口岳までの外輪山を望む。
道中にあるこのサツキみたいな樹の枝が鋭く，身体を突き刺してきます。牙を剥いた時のシャクナゲなみに凶暴で，アームカバーをしていても手が傷だらけになりました。
7
4/30 9:07
道中にあるこのサツキみたいな樹の枝が鋭く，身体を突き刺してきます。牙を剥いた時のシャクナゲなみに凶暴で，アームカバーをしていても手が傷だらけになりました。
そして，九重連山1700m級最後は大船山です。ここも大眺望のお山。
戻ってきました。まだ昼前。これから半日はのんびりと温泉＆テントライフを満喫します。
そして，4日目最終日。今日は速攻下山して大分プチ観光の予定です。
登山口のある長者原（ちょうじゃばる）のタデ原湿原から，三俣山と硫黄岳を望む。
大混雑。なんちゅうか，もはや外国です。観察の結果，日本人はこの中の1割ぐらいと判明。
つづいて，グーグル先生とともに昼食場所を探します。こんな外国人狙いの店は避けねばなりません。
日本語メニューしかない料理屋さんを発見。地鶏焼き定食を注文。激ウマ！食べてたら飲みたくなったので昼から生ビールも飲んじゃいました。
20
5/1 13:54
日本語メニューしかない料理屋さんを発見。地鶏焼き定食を注文。激ウマ！食べてたら飲みたくなったので昼から生ビールも飲んじゃいました。
外国人に占領された街でも探せばあるものです。素晴らしいお店でした。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
グローブ(薄)
アウター手袋(夏用防水)
防寒着(ダウン薄上下)
夏帽子
靴
ザック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(約1L〜2.5L)
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
テント装備一式
マット(厚)
シュラフ(#3)
ウォームアップシーツ
燃料(250缶)
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
ラジオ
着替え(下着)
|
|---|---|
| 備考 | 出発時飲料なしガスなしで12kg。ベースキャンプ方式だし，替えのズボンとか快適グッズがあってもよかったかもしれない。 |
感想
涼しいうちの九州遠征第二弾は温泉付きテント泊がとても魅力的なくじゅう（九重）連山をチョイス。連山というだけあって，外輪山的に個性的なピークが連なっています。連休取れるならついでに阿蘇山にも浮気したくなる心を抑えて，今回はどっぷりと坊ガツルキャンプ場に三泊し，九重連山を堪能してみました。
初日は雨の中の登山も覚悟してましたが，登山口に着いた頃には雨も上がり，その後は4日間とも全て晴れ。百名山遠征で天気の神様が微笑んでくれたのは初めてかも？エリアほとんどが森林限界を超えていることもあり，久しぶりに余すことなく景色を満喫出来ました（星空も！）
最終日は早起きして速攻下山。その後はバスをフル活用して，日本一の大吊橋や外国人に占拠されている由布院でも日本情緒あふれる孤高の温泉とまたまたグーグル先生に教えてもらった地元の料理屋さんで地鶏焼きを楽しんで，人生初の大分旅行の締めとしました。
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