明神岳東稜


- GPS
- 13:09
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,547m
- 下り
- 1,551m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:40
天候 | 快晴☀️ 風:静穏 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さわんどから上高地への往復は1週間有効とのこと。チケットに当日限りと書いてあるけど往路の話❓ |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢湿原までは雪無し。宮川沢からアイゼンつけっぱなし。雪渓は大分解けてきていて、この気温が続くとすぐに崩壊しそう。下降路の奥明神沢はまだしっかりしている様子 |
その他周辺情報 | 下山後のランチは松本の十字路へ。さすがの美味しさ |
写真
装備
個人装備 |
シュラフ
マット
防寒着
登攀具
アックス
アイゼン
酒
ビーコン
|
---|---|
共同装備 |
シングルウォールテント
60mダブルロープ1本
スコップ
ストーブ
|
備考 | 食糧 飲料 |
感想
上高地へのバスが運行開始したこともあり、行ってみたかった明神岳東稜へ。
今年は飛び石連休とのこともあり、さわんどPは結構空いていました。
道中購入した大雪渓で前夜祭をし、車内で仮眠。
始発バスにて上高地入り。河童橋から見える穂高連峰には雲一つなく最高の天気。
ウキウキで岳沢湿原を抜け、明神橋過ぎて旧養魚場脇から宮川のコルへ。
すぐに残雪が現れるのでアイゼン装着して順調に高度を稼ぐ。
風が全然無いためベースレイヤーに素手でちょうど良い。
落石にビビりながら雪渓をトラバースして汗だくでひょうたん池につくと、先行3人PTが第一階段に取り付いている様子。
ハーネス、ガチャ類を装着して我々も後続する。
第一階段はやや傾斜のある草付きから始まる。アックスが草付きによく効くため確保なしで進み、先行PTをここで追い抜かせてもらう。
その後も傾斜のある雪面登高が続く。上部に行くにつれ踏み抜きも増えて疲労が貯まる。
ひたすら登って岩の尾根に出ると、目の前にラクダのコル。情報通り幕営適地が2-3箇所といったところ。
コルに降りる手前で昼休憩とし、補給してからルート中の核心部へ。
スタッカートしたのはラクダのコルからすぐの草付きで1P、2P目は3P直前までの歩き、3Pスラブ。
使用ギア:60mダブルロープ1本、カムc.04-1、アルヌン6本、ハーケン1枚(終了点補強、回収済み)
1P 25m Ⅲ
階段状の草付きだが、出だし目の前のチムニー状を登ったのでこのグレード。もっとトラバースしたらより簡単かと思われる。
悪いのは強いて言えば終了点が作りづらいこと。カム1個とフレークにスリングまいて作成。
2P 25m 歩き
スラブの直前まで、ハーケンがたくさん打ってあるので適当に終了。コールが意外と届きづらい。
3P 25m Ⅳ
技術的な核心。スラブからコーナークラックを登る。
残置ハーケン豊富なのでプレッシャーは少ない。カムもきめやすい。
アイゼンでこまいスタンス拾いながら草付きにアックスきめて登っていくとテラスに抜ける。
足尾育ちの自分にはとても楽しいピッチ。
フォローしたパートナーはアイゼンが外れて酷い目にあった模様笑
ロープはここでたたみ、また雪を繋いで2峰寄りに登って山頂へ。
時刻は15時、少し早いけれど、岳沢まで下るには半端な時間なので山頂にて幕営。
担ぎ上げたワインと日本酒(四合瓶❗️)で相変わらず雲ひとつなく穏やかな穂高をバックに楽しい宴会。
日が落ちると一気に冷え込むため早々に就寝。
翌朝、日が登った後に行動開始。
奥明神沢直前の下降が中々に悪く、場合によっては残置支点から懸垂した方が安全かも。
雪渓に降り立てば、あとは慎重に降るのみ。
標高差700mほどを一気に駆け降りて安全地帯の岳沢小屋へ。
炭酸飲料で乾杯し、装備を解いて上高地まで。五千尺ソフトを食べながら河童橋越しに見える穂高を眺め今回の山行を振り返りお互いに讃えあう。
今回は予定日と天気がばっちり合ってとても快適な登攀ができました。
またお願いします~
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また宜しくお願い致します😊
ぜひ、またお願いします😆
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