巻機山
新潟県
gakuzaemon
体力度について
- GPS
- 07:31
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,379m
- 下り
- 1,385m
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| 天候 | 晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
雪なしのところがあり、外したり付けたりめんどくさい 5合目からの下りは雪が緩むとチェンスパだと危険 |
写真
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先行していた3名は真っ直ぐ行ったけどルートあるのかな。
装備
| 備考 | ワカンは出番無し |
|---|
感想
【百名山への渇望と、北上する魂】
久しぶりに百名山ハントの血が騒ぐ。今回の舞台は、遥かなる雪国の地、新潟。旅は、愛知県からの長距離移動で幕を開けた。経費削減のため一般道を選んだものの、焦燥感には抗えず、ついに松本から高速ワープという禁断のショートカットに手を出した。
しかし、その代償は大きかった。小布施での仮眠のつもりが、気づけば深い爆睡に陥っていたのだ。慌てて飛び起き、朝食もそこそこに、R117沿いの「すき家」を横目に登山口へと車を走らせる。幸いにも、連休中の除雪作業のおかげか、登山口のすぐ手前に車を停めることができた。
【白き領域への侵入と、核心部の洗礼】
すでに10台ほどの車が並んでいるが、周囲に人影はない。出遅れた焦りが、私の背中を押す。急いで準備を整え、未知の領域へと足を踏み入れた。明確なルートは分からず、ただ残された踏み跡を頼りに進む。やがて、茶色の足跡を辿り着いた先は、尾根の先端だった。
少し登ると、先行するBCソロの登山者に追いついた。さらに進むと、ついに5合目までの急登が始まる。これが、噂に聞く「核心部分」か。雪は幸いにも硬すぎず、チェンスパイクとトレッキングポールでなんとか行けたが、やはりアイゼンとピッケルが推奨されるだろう。
【太陽の猛攻と、広がる白銀の世界】
5合目で夏の登山道に出ると、突然、強烈な太陽光が目に突き刺さる。あまりの天気の良さに、暑さすら感じるほどだ。慌てて帽子を深く被り、日焼け止めを顔中に塗りたくる。その姿は、まるで全身が白くなった怪しい人物。そして、サングラスを装着し、完全に「変な人」の完成だ。
6合目を過ぎ、樹林帯を抜けると、目の前には息をのむような絶景が広がった。眼前にそびえるはニセ巻機山。そして、その背後には、果てしなく広がる白い山々。どれがどの山なのか判別できないが、その圧倒的な白銀のパノラマは、確かに私の心を揺さぶった。風はやや強いものの、寒さは感じなかった。
【頂への最後の試練と、勝利の痛み】
ニセ巻機山への道のりは、雪と夏道が入り混じり、時にアイゼンを着脱するという煩わしさを伴った。ニセ巻機山を過ぎると、一旦ぐっと下り、再び登り返し。そして、最後のやや急な登りを終えれば、あとは山頂までほぼ平坦なビクトリーロードのはずだった。
だが、運命はそう簡単に私を勝利させてはくれなかった。突如、両足の太腿が攣り、激痛が全身を駆け巡ったのだ。呻きながらも、持参していた漢方を飲み、一歩一歩、ゆっくりと前へ進む。この痛みこそが、本当のビクトリーロードを味わっている証なのかもしれない。
【頂の不在と、痛みを伴う下山】
ようやく辿り着いた山頂。しかし、そこに山頂標識はなかった。百名山であるはずのこの山に、なぜ標識がないのか。ニセ巻機山にはあったというのに…。混乱と失望、そして足の痙攣が私を襲う。足を引きずりながら、私は痛みを伴う下山を開始したのだった。
※5合目からの激下りはチェンスパだと効かないのでアイゼンがいいかと
追記、滑落して骨折する事故が発生しているようです。小滑落のレボも散見されます。ご注意を
※山バッジは道の駅南魚沼の奥のなんとか記念館のレジ横にあります。500円
※帰りの温泉は金城の里450円、露天風呂なしサウナなしでもこじんまりしていい。
※5合目からの激下りはチェンスパだと効かないのでアイゼンがいいかと
追記、滑落して骨折する事故が発生しているようです。小滑落のレボも散見されます。ご注意を
※山バッジは道の駅南魚沼の奥のなんとか記念館のレジ横にあります。500円
※帰りの温泉は金城の里450円、露天風呂なしサウナなしでもこじんまりしていい。
AI様に聞いてみました。
巻機山の魅力:
巻機山は以下のような点で日本百名山にふさわしいと考えられます。
* 女性的で優美な山容: 深田久弥自身が「女性的なやさしさと気品を感じさせる」「実際に女性的な美しい山容をしているようだ」と述べているように、そのなだらかで美しい山容は見る者を魅了します。
* 機織りの神としての歴史: かつて機織りが盛んだった魚沼地方の人々にとって、巻機山は機織りの神として崇拝されてきました。山頂付近の「御機屋」という地名も、この信仰に由来すると考えられています。このように、地域の人々の生活と深く結びついた歴史を持っています。
* 豊かな自然: 頂上付近には豊富な高山植物や神秘的な池塘群があり、緑の原生林に覆われた山麓とともに、多様で美しい自然景観を作り出しています。深田自身も高山植物の宝庫であることに言及しています。
* 素晴らしい展望: 頂上からの眺めは雄大で、周囲の山々や広大な景色を一望できます。
* 水と草原の山: 雪解け水が豊富で、沢や池塘が多く見られます。また、山頂部は広大な草原が広がっており、独特の景観を形成しています。
深田久弥は、巻機山の持つ優美な山容、地域の人々の信仰の歴史、そして豊かな自然といった要素を総合的に評価し、「この隠れた美しい山を、私は上越国境中の一名山として挙げたい」と述べて、日本百名山に選定したと考えられます。
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駐車場まではノーマルタイヤで大丈夫でしょうか？
先日、冬用から変えてしまいました。
大丈夫です。雪なしです。自分もノーマルタイヤで行きました。
ありがとうございます😃
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