タワ尾根〜酉谷山〜三ッドッケ


- GPS
- 11:17
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:44
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:24
天候 | 前日は雨でしたが、当日は二日間とも晴天でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【トイレ】 東日原バス停と日原鍾乳洞に水洗トイレ有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日雨だったので、ぬかるみを心配してましたが、一石神社から尾根に乗る辺りまで湿っている程度で、他は乾いていました。 |
その他周辺情報 | 【温泉】奥多摩もえぎの湯が休館していたので、河辺駅の梅の湯へ立ち寄りました。 |
写真
感想
酉谷山避難小屋の水場はあてにならない。
最近の記録を調べた限り、これを頭に入れて計画をしました。
山岳会の新人さんと、歩きに行きましょうという話になり、どこに行きたいか聞いたら「タワ尾根」登りたい、と。
上の長沢背稜は歩いたことあったけど、タワ尾根は歩いたこと無かった。
新人さんは骨折ケガ明けでリハビリ登山。
あえてそれぞれの個人装備で歩く事にしました。
東日原の駐車場に停めて、日原鍾乳洞前まで歩き、一石山神社へ。歩く途中に稲村岩が見えてスゲーって言ってたら、神社近くの燕岩、籠岩もスゲー。
神社からの急登が終わると、名前の通りの緩やかな広い尾根。水源の森の広葉樹の新緑が美しい。快晴で新緑、暑すぎず寒すぎず、恐らく一番のコンディションのタワ尾根。ウトウの頭近くに行くまで、緩やかな尾根が続きました。
ウトウから少し岩要素が増える。
長沢背稜に出てからは酉谷山登るまでトラバース。降りると避難小屋がすぐ見えました。
作ってもらった計画では、コースタイム1で3時過ぎに小屋着になってたけど、きっと昼過ぎには着くんだろうなと思ってたら、やはりそうだった。
先着はお一人。そして、水場は一滴も水が出てませんでした。
翌朝まで17時間くらいのロングステイになるので、とりあえず昼寝。夕方までにポツポツと人が増え、室内5人、外にテントやツェルトで2人になりました。(盛況)泊まらないけど、水場を見に来る人も。
翌朝、昨日の感じだとゆっくり出発で良いから7時にしようと話したけど、5時前には目が覚めてしまい、ヒマ過ぎて準備完了。ゆっくり朝食済ませましたが、6時半には出発。
三ッドッケを登って一杯水へ。東日原までの尾根の下りは、枯葉の積もった狭いトラバース続きで意外と神経使う。(前回コケた所だ)
バスの時間なのか、上がって来る人が増えた。平均年齢高め。
もうすぐ登山口というあたり、石がゴロゴロでダメ押しに疲れる。東日原に車停めておいて良かった。登山口から車までスグでした。
今回の新人さんはベテランなので、歩きも生活も何の心配も無く、脚が全快したらガンガン歩くでしょう。ついて行けなくなるかも。
カモの会に入会して、初めての個人山行。先輩が行き先を委ねてくれました。足を骨折して約一年、GW明けのプレートを取る手術の前に、体力維持とブランクを埋めるためのトレーニングも兼ねて、かねてより気になっていたタワ尾根を登る事にしました。
宿泊地の酉谷避難小屋の水場が枯れている可能性があるため、飲水とは別に3L、満員で入れない場合のために、ソロテントという装備でトータル15キロのザックを背負って一石神社から登山スタート。
骨折してから、初めての一泊山行。重いザックを背負うのも約一年ぶり。大丈夫だろうか?尾根に乗るまで急登を、一歩づつ慎重に確認しながら登る。体重移動、歩幅、つま先の向き、重心の乗せ方、ペース、呼吸、姿勢。膝に負担をかけないように、太ももの筋肉を意識して。ザックの重さは意外と大丈夫。前日の雨で、落ち葉の山道は湿っていたけど、滑る事なく尾根に乗る事ができました。
タワ尾根ノ頭(滝谷ノ峰)までゆるーいアップダウンを繰り返し、一石山・金袋山・篶坂ノ丸・ウトウノ頭とピークを越える。
タワ尾根の尾根道は、針葉樹と広葉樹のちょうど境目になっていて、新緑の緑と朝日に照らされて、その光景は圧巻でとても美しく、一瞬で大好きな尾根になりました。
ただ、地味に続く坂道が筋肉のない太ももを地味に攻撃してきて、筋力の衰えを実感😭
昼過ぎに酉谷避難小屋着。先客一名だったので、テントを張らずに済んだ。水場は枯れていました。2日目も快晴で、小屋から富士山も見えました👀
2日目は三ツドッケ(天目山)からヨコスズ尾根で下山。三ツドッケまで細いトラバースを進む。その先の一杯水で水をいっぱい汲む。下山後、この湧水でコーヒーを淹れるのだ♡
滝入ノ峰手前くらいから細く切れ落ちた斜面をトラバース。開けた尾根まで慎重に進む。ここからが、本日の核心部(個人的な)劇降り。急勾配をジグザグと降りて行く。踏ん張る力とザックの重さで太ももに負担がかかる。あぁ、一杯水で水を汲むんじゃなかったと少し後悔。。太ももがプルプル言い始める。くぅぅ。。
やっと急勾配を抜けたと思ったら、今度は嫌がらせのようなゴーロ。何度も石につまづきそうになる。足が上がらない。ゆっくりゆっくり確実に、フラつきながらも、なんとか下山!万歳🙌
お天気に恵まれ、新緑に富士山に癒されながら、軟弱になってしまった太ももには打ってつけの、とても充実したリハビリ山行となりました!お付き合いいただいた先輩、ありがとうございました!!
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