大山


- GPS
- 08:41
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 8:41
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス | 小田急小田原線の伊勢原駅から、自家用車で大山登山口目の前の駐車場へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所、ゼロ。 登山者の多さに比例した、ばっちり整備が行き届いていました。 ただし、雨上がりなためか一部泥っぽくなっており、油断すると足を滑らせてしまいます、要注意。 |
その他周辺情報 | 登山口入り口にあたるこま参道はお店が鈴なりに並んでいます。 お土産から軽食、ちゃんとした食事まで選り取り見取りです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
今回は、神奈川ラブなわがヤマレコ友のお勧めにて、ちょっくら大山に行ってみることに。
ルートとしては、こま参道から男坂を通って下社に、そしてそこからメイン登山道で本社と山頂に至り、帰りは見晴らし台経由で下社に戻り、女坂を下ってゴール、といったプチ周遊コースでした。
【こま参道】
今回の開始地点であるこま参道、ここは参道の両脇に多くのお店が立ち並んでいます。
お宿からお食事処にお土産まで。
そしてお土産屋には、観光地お約束の木刀が売っているのを発見し、無駄にテンションがあがります。
やっぱり、こういう昔ながらの観光地は、謎のドラゴンを模したキーホルダーと、木刀は必須だよな…
そんなアホなことを考えながら、石畳で完璧に整備された階段で高度を稼いでいきます。
【男坂】
ほどなくして、女坂と男坂の分岐地点に。
今回は同行者の提案にて、男坂から進むことに。
そうしたらあらびっくり、参道でみかけた高密度の人口密度から一転、一気に過疎化。
どうも、男坂より斜度のゆるやかな女坂、もしくはロープウェイが下社までのメジャールートみたいです。
それもそのはず、男坂はかなりきつい斜度の階段でモリモリ登っていくので、体力がない人にはかなり厳しい道になってます。
休み休み歩みを進めることになりますが、その休んでいる間も、神社の神域のおかげか手つかずで保護されている雄大な山の自然を眺めるという楽しみが待っています。
都心の新宿から、電車とバスで1時間半もかからずにこんな自然を楽しめるの、大山は素晴らしい…
【下社】
今回の登山の中継ポイント。
チップトイレあり、また社の真下に大山名水と呼ばれる湧水スポットがあります。
今回は水は1mmも持参せず、ここのお水を汲んでいくスタイルにしてみました。
山頂についたら、この美味しい水でお昼ご飯を作るんだ…!
【下社〜大山山頂】
ここからは登山道を登っていく形になります。
あ、ちなみに登る際には入山料として100円を払う必要があります、みんな忘れずに払いましょう。
登山道としては、開始直後だけ長めの階段があり、以降は岩と泥が混ざった地面をひたすら登ります。
本来は岩と土なんでしょうが、本日は前日から当日の早朝まで雨が降っていたせいでちょっとだけ泥濘化しており、足元にちょっと気を付けながらの登りになります。
そして、この登山ルートは数百メートルおきにちょっとした平場があり、小休止を取りやすくなっている親切設計です。
無理せず、自分のペースでゆったり登りましょう!
【山頂】
山頂には阿夫利神社の本社が鎮座しています。
ついでに売店とお食事処もあり、多くの人たちが何らかの食事をしていたようです。(メニュー確認は失念)
ここで、我々は山頂付近にあるテーブルベンチをお借りして、お昼ご飯の調理を開始。
飯盒でお米を炊いて、お鍋で牛すじ煮込みカレーをコトコト。
調理に使う水は、もちろん下社で調達した大山名水さぁ!
その結果、プレシャスでゴージャスなカレーランチを楽しめました。
更に、持参したコーヒーミルとコーヒー豆と大山名水で、挽きたてコーヒーを味わいました。うーんマンダム。
そして幸運なことに、この食事が終わるころに曇っていた空に晴れ間が広がり始めました。
おかげでかなり暑くなりだしたものの、以降は大山パノラマビューを楽しめるようになりました。幸運!
【山頂〜下社】
下りは登りとは別ルートにて。
こちらは相模湾が一望できるパノラマエンジョイコースになります。
頂上付近から眺めると、三浦半島から江の島を経て伊豆半島の手前くらいまで一望できちゃいます。
そして神奈川県の中央部はほんとに平坦で、横浜と神奈川東部は山なんやなぁ、というのが再認識できます。
また、こっちのルートは登った側に比べて水平距離が長め、いいかえると斜度がおだやかで降りる際の関節の負担が和らいでます。
このルート取りは正解だったっぽいね。
で、だいぶ高度を下げた段階で、見晴台なる平場に到着。
ここにはテーブルとベンチがたくさん並んでいて、長閑な景色を楽しみながら休憩するスポット…
だけど、山頂付近の登山道からの景色が良すぎて、見晴台からの景色は…うーん。でした。
あとは下社まで下って、このルートはおしまい。
そしてこの区間、おびただしい数の巨木大木が視界いっぱいに広がる、とんでもない森の中を歩きます。
この辺りは自然保護区域らしく、おかげで悠然とした空間を楽しむことができました。
ありがとう、保護を行っている神奈川県!
【女坂】
下社でお土産用の大山名水を補給して、女坂へと歩みを進めます。
こちらは男坂に比べてあまりきつくなく、ゆるやかに降りられます。
そして道中には大山寺があり…
って、今日は10年に一度の御開帳をやっているだと!?
ということで、急遽拝観料を支払って内部へ突撃。
そして、国宝?重要指定文化財?の不動明王像や三面大黒天像などを閲覧など。
全く予期していなかったので一切下調べなしでの観覧となったけど、それでも悠久の歴史の一部に触れることができ、よい体験になりました。
【こま参道】
ここまで来られれば、あとはウィニングラン。
並んでいるお土産でお土産を買うもよし、軽食をつまむもよし。
今回は鈴木とうがらしさんにて特辛七味唐辛子を、塚本みやげ店さんにて大山とうふメンチかつを、大山ウルワシ本舗さんで串こんにゃく&さしみこんにゃくを、そして金子屋さんでみそあんの柏餅をいただいちゃいました。
どれもこれも美味で、また疲れた体に塩分や甘味が染みわたり、財布の紐がゆるっゆるになってしまったわけです。
===
本日は初の大山でしたが、最初から最後までたっぷり楽しめましたぞ!
鬼のように人が多い(前回行った百名山の大菩薩嶺よりはるかに人口密度があった)ので、至る所で登山道渋滞が発生したりというネックはあったものの、アクセスのお手軽さ、そのお手軽さに反した景色のよさ、また歴史も自然も選り取り見取りと、なるほどこれは人が多く集まるわけだ、と納得。
ただ反省点として、いつもの自分のペースでガシガシ降りちゃって、同行者に無理をさせて関節ダメージを与えてしまったことだな…
ソロ多めの登山していると、こういうところで気を配るのを失念してしまう…気をつけねば。
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