記録ID: 8074075
全員に公開
ハイキング
東海
若丸山リベンジ ぎふ百109
2025年04月27日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:01
距離 12.6km
登り 1,167m
下り 1,167m
6:08
97分
スタート地点
7:45
7:49
51分
梨ヶ平分岐
8:40
67分
916ピーク
9:47
9:59
124分
1072ピーク
13:50
50分
1072ピーク
14:40
56分
916ピーク
15:36
93分
梨ヶ平分岐
17:09
ゴール地点
天候 | 晴れ後薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンルをハイキングとしたのは山頂に雪がなかったからです。雪山ハイキングでもよかったかもしれません。 ということで、この日の状況です。今後は雪の状況で大きく変わると思います。 全行程、一応道というものは無いです。 取り付きはトンネル左側の小屋を過ぎたところから。ピンクテープが目に入ります。 取り付きから最初の尾根に出るまでは植林の中の急登です。道は無いけれど、藪ではないしピンクテープを目印に進めば問題無し、雪もなし。ロープあります。 次の尾根、梨ヶ平分岐点に続く尾根に乗る直前はかなりの急登。この急登もピンクテープを目印に左から巻くように進みます(下りもこのテープを目印に)。藪なし、雪もなし。ロープあります。ただし上の方のロープは切れてたので使えません。 この尾根に乗ったら梨ヶ平への分岐点までは緩い登りの新緑間もないブナの中を進む気持ちのいい尾根歩き。藪なし。雪は出てきますが、あえて雪の上を歩かなくても進めます。登りは問題なく進めますが、広い尾根なので下山時は方向確認が必要です。 梨ヶ平分岐点から最初は細尾根を20mくらい手を使っての急降下。そこを過ぎれば916ピークまでは快適な尾根歩き。藪なし、雪もなし。 916ピークからもしばらくは快適な尾根歩きが続きますが、1072ピークへの登り始めからいよいよ横に伸びる枝の木の藪が始まります。この藪をかき分けて進むと尾根中心右手(東側)に雪が見えたのでそこに逃げました。この雪は1072ピークまでつながっていました。 1072ピークからはまた手を使って数m下ります。この間は藪なし。 そして鞍部から激藪の急登が始まります。この山行の一番の核心でした。最初は笹の薄い藪、その後は横に伸びる枝の木とシャクナゲその他のミックス激藪になります。ただ1072ピークからこの激藪地帯の右手(東側)には壁のようではあるけれど雪面が稜線までつながっているのが見えたので、こちらに逃げて稜線手前まで登りました。10本アイゼン+2本ストックでしたが雪面は安定していたのでよかったです。でも怖かった。 下りはできるだけ藪に近い雪面を下りましたが、雪が緩んできていて登りの比ではない怖さ。2mくらい滑り落ちたのが3回、その都度ストックをピッケル代わりに雪面に指して止まったり木の枝を掴んだりアイゼンをきかして止まることができたからよかったけど、大いに反省です。迷って車に12本アイゼンとピッケルを置いてきてしまったので。 稜線手前20mくらいはもっと急に見えたので登りも下りも激薮を選択。この激薮を抜けると山頂手前のピークまで緩い雪面がつながっていて藪を避けることができました。 このピークから山頂までの約200mはまた藪になります。激には変わりないけれど背が低いのでプレッシャーは少なくなります。山頂手前に近づくにつれとても薄いですが踏み跡が現れます。 山頂は直径3mくらいのスペースが刈り払われていて360度の眺望、そして休憩ができます。 |
その他周辺情報 | 直帰。 |
写真
1072ピークに到着。目の前に若丸山の最後の急登部分。藪を覚悟してきたので、通常ルートの真ん中の薮に突っ込むか、右手の雪道をのぼるか、どうしよう。雪のある所はむちゃくちゃ急そうだなあ。
急な登りにきました。まずは藪に突っ込む。このあと右手の雪が目に入ってくるのでやっぱり安易な気持ちで雪に逃げました。
雪は安定していたのでよかったけど、しかし壁のような急登は10本アイゼンと2本ストック、ヘルメット無しでは本当に怖かった〜。写真を撮る余裕なし。
雪は安定していたのでよかったけど、しかし壁のような急登は10本アイゼンと2本ストック、ヘルメット無しでは本当に怖かった〜。写真を撮る余裕なし。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
虫除けスプレー
10本アイゼン
チェーンスパイク
|
---|
感想
久しぶりにきつかった〜。
この山をこのルートで1月に登ろうとしたなんて、私の力量では絶対無理でした。あのとき撤退してよかった、と思いました。
今回も本当はピッケル、12本アイゼン、ヘルメット無しで登ってはいけなかったと思います。雪が残っていたのはありがたかったけど、まさかあんなに急だとは思わなかった。山のこと全然わかっていない未熟者だということを思い知らされた山行でした。
だから下山したときは、きつかった〜、もうしばらく山はいい、くらいの気持ちになりました。
でも下山して三日目にもなると、ひしひしと達成感が湧いてきて、きつかったけど楽しかったなあ、もう1回行ってもいいかなあ、GW中にもう一山登りたいなあ、となっちゃうんですよねぇ、やっぱり。
どうしてそんな気持ちにさせるんでしょうねぇ、山っていうのは。
厳しいぎふ百、続ぎふ百が残っているけどまた登ります、この日のことを教訓に、未熟者だっていうことを忘れないように。
1月とこの日に歩いたこのコースは、梨ヶ平分岐点までならそんなにきつくなく新緑や紅葉のブナが楽しめる、冬はそのブナの中をスノーシューハイキングが楽しめるとてもいい感じのところだと思いました。(その先もいいです)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:136人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する