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Yamareco

記録ID: 8066379
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

雪山絶景の白馬鑓温泉で至福のひととき

2025年04月26日(土) 〜 2025年04月27日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
29:59
距離
21.1km
登り
1,668m
下り
1,674m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:21
合計
6:41
距離 10.0km 登り 1,343m 下り 204m
5:44
110
スタート地点
7:34
7:35
35
8:10
19
8:29
84
9:53
10:13
132
2日目
山行
4:17
休憩
0:29
合計
4:46
距離 11.1km 登り 301m 下り 1,470m
8:24
8:31
13
8:44
8:47
23
9:10
28
9:38
7
9:45
20
10:05
10:24
80
11:44
ゴール地点
天候 ニ日間とも文句なしの快晴。
しかし夜から朝まで強風でテント飛びそうなくらい。
27日(日)は南風強風にて白馬三山上空には笠雲。
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
八方第三駐車場に車を置いてタクシーで二股ゲートまで。アルピコタクシー事前予約。料金1,800円。
二股から猿倉までは道路崩落の影響で車両通行止のため、舗装路を5.6km延々と歩きでした。
コース状況/
危険箇所等
全体的に雪は締まっていて踏抜き無し。
猿倉からずっとアイゼン装着。
ワカン使用無し。
猿倉台地から小日向のコルへの上りはキツい。
小日向のコルから少し下るが、標高を下げないように行っても、崖または藪になるため、素直に標高1620m付近まで下る。
鑓温泉までの雪渓は快適も、ゴールがずっと見えているだけに、標高差400mしかないのに少し辛い。
トラバース、下りでピッケル使用は個人判断。
その他周辺情報 八方の湯。大人850円。
集合場所に向う途中でパシャリ。
晴天間違い無い。
2025年04月26日 04:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
4/26 4:48
集合場所に向う途中でパシャリ。
晴天間違い無い。
集合場所の八方第三駐車場から白馬三山モルゲンロート。美しい。
2025年04月26日 05:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 5:13
集合場所の八方第三駐車場から白馬三山モルゲンロート。美しい。
猿倉への県道が通行止のため、二股から猿倉まで5.6kmアスファルト上を歩き。
2025年04月26日 05:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 5:42
猿倉への県道が通行止のため、二股から猿倉まで5.6kmアスファルト上を歩き。
崩落箇所。
こりゃ復旧作業に時間掛かりそう。
2025年04月26日 07:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 7:00
崩落箇所。
こりゃ復旧作業に時間掛かりそう。
猿倉荘から上り始めてご機嫌のkazさん。
2025年04月26日 07:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 7:46
猿倉荘から上り始めてご機嫌のkazさん。
ヤマレコ、YAMAPでそれぞれ鑓温泉への分岐を確認中。
2025年04月26日 07:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 7:50
ヤマレコ、YAMAPでそれぞれ鑓温泉への分岐を確認中。
猿倉台地で杓子岳がお出迎え。
2025年04月26日 08:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 8:19
猿倉台地で杓子岳がお出迎え。
重そうな荷物のkazさん。
2025年04月26日 08:19撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4/26 8:19
重そうな荷物のkazさん。
デブリ跡はそこかしこに。
2025年04月26日 08:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 8:45
デブリ跡はそこかしこに。
26日(土)はそれ程でも無かったですが、バックカントリーの方にはホント人気のコースらしく、27日(日)は20人以上上がって行った気がします。
2025年04月26日 08:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
4/26 8:45
26日(土)はそれ程でも無かったですが、バックカントリーの方にはホント人気のコースらしく、27日(日)は20人以上上がって行った気がします。
猿倉台地から小日向コルへの急登。
体力が一気に奪われて行く。
2025年04月26日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 9:14
猿倉台地から小日向コルへの急登。
体力が一気に奪われて行く。
頑張ってください!
2025年04月26日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 9:14
頑張ってください!
重い荷物は持てないと言いつつ、それなりに重い荷物を持って上る、こちらは余裕のganbanorip-さん。
2025年04月26日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 9:14
重い荷物は持てないと言いつつ、それなりに重い荷物を持って上る、こちらは余裕のganbanorip-さん。
小日向コルに到着。
鑓温泉が見えた!
2025年04月26日 09:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 9:44
小日向コルに到着。
鑓温泉が見えた!
当初予定していた双子尾根方面。
計画変更して正解でした(汗)
2025年04月26日 09:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 9:45
当初予定していた双子尾根方面。
計画変更して正解でした(汗)
疲れた振りが上手なkazさん。
2025年04月26日 09:52撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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4/26 9:52
疲れた振りが上手なkazさん。
小日向コルからの杓子岳、白馬鑓ヶ岳は大迫力。
2025年04月26日 10:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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4/26 10:17
小日向コルからの杓子岳、白馬鑓ヶ岳は大迫力。
特に杓子岳と白馬鑓ヶ岳の間の杓子沢は、まるでヨーロッパアルプスの氷河みたい。
2025年04月26日 10:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/26 10:19
特に杓子岳と白馬鑓ヶ岳の間の杓子沢は、まるでヨーロッパアルプスの氷河みたい。
そして、ここで一旦下るのが玉にキズ。
2025年04月26日 10:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 10:19
そして、ここで一旦下るのが玉にキズ。
ショートカット気味に行くとプッシュがあります。
2025年04月26日 10:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 10:38
ショートカット気味に行くとプッシュがあります。
絶景に見惚れた振りをしてルートを探しているecoさん。
2025年04月26日 10:39撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4/26 10:39
絶景に見惚れた振りをしてルートを探しているecoさん。
奥のコルが小日向コル。
180mくらい下ってからの上りです。
2025年04月26日 11:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 11:09
奥のコルが小日向コル。
180mくらい下ってからの上りです。
白馬鑓ヶ岳ブルー。
2025年04月26日 11:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 11:09
白馬鑓ヶ岳ブルー。
鑓温泉に向けて足に来てます。
2025年04月26日 11:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4/26 11:49
鑓温泉に向けて足に来てます。
でも、この景色の下、頑張らない訳には行かない。
2025年04月26日 11:49撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
2
4/26 11:49
でも、この景色の下、頑張らない訳には行かない。
やっぱりテン泊装備は重いというのが共通意見。
2025年04月26日 11:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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4/26 11:56
やっぱりテン泊装備は重いというのが共通意見。
ようやく鑓温泉付近の人影が見える程度の距離に。
2025年04月26日 12:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/26 12:12
ようやく鑓温泉付近の人影が見える程度の距離に。
そして鑓温泉到着!
2025年04月26日 12:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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4/26 12:33
そして鑓温泉到着!
まずは昼飯。
2025年04月26日 12:35撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
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4/26 12:35
まずは昼飯。
なので、これが鑓温泉の正しい入浴方法。
2025年04月26日 15:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/26 15:36
なので、これが鑓温泉の正しい入浴方法。
日は変わって、27日(日)朝のご来光。
雪面にも朝日が。
前夜は強風でテントが飛ばされるのではないかと心配で、あまり寝られませんでした。
2025年04月27日 05:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
4/27 5:05
日は変わって、27日(日)朝のご来光。
雪面にも朝日が。
前夜は強風でテントが飛ばされるのではないかと心配で、あまり寝られませんでした。
他の方々もご来光を拝むために外に出てます。
2025年04月27日 05:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 5:06
他の方々もご来光を拝むために外に出てます。
ecoさん、ご来光に何を考えているのかな?
2025年04月27日 05:06撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4/27 5:06
ecoさん、ご来光に何を考えているのかな?
27日(日)も雲一つない晴天なのですが、稜線は暴風確実の予想。
テン泊した方々全員、山頂は諦めた模様です。
2025年04月27日 05:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
4/27 5:06
27日(日)も雲一つない晴天なのですが、稜線は暴風確実の予想。
テン泊した方々全員、山頂は諦めた模様です。
鑓温泉モルゲンロート。
2025年04月27日 05:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 5:08
鑓温泉モルゲンロート。
朝食は尾西の白飯にこのふりかけ。
ガーリック醤油味でガーリックライスの出来上がり。
食担のganbanorip-さん、美味しかったです。
ありがとうございました。
2025年04月27日 05:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 5:35
朝食は尾西の白飯にこのふりかけ。
ガーリック醤油味でガーリックライスの出来上がり。
食担のganbanorip-さん、美味しかったです。
ありがとうございました。
テント跡地。
2025年04月27日 06:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 6:57
テント跡地。
強風予報のため、早々に下山です。
でも後姿に全く未練の様子無し。
2025年04月27日 06:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 6:59
強風予報のため、早々に下山です。
でも後姿に全く未練の様子無し。
小日向コルへの上り返しのトラバース。
2025年04月27日 07:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 7:48
小日向コルへの上り返しのトラバース。
時間に余裕があるので、杓子岳と白馬鑓ヶ岳を見ながらマッタリ休憩。
2025年04月27日 07:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 7:54
時間に余裕があるので、杓子岳と白馬鑓ヶ岳を見ながらマッタリ休憩。
大迫力なのに、写真では伝わらないのが残念。
登った人だけのご褒美とも言えますが。
2025年04月27日 07:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 7:54
大迫力なのに、写真では伝わらないのが残念。
登った人だけのご褒美とも言えますが。
足に余裕があるのと、ピークを踏んでいないので、小日向山へ。
2025年04月27日 08:32撮影 by  iPhone 16 Pro, Apple
4/27 8:32
足に余裕があるのと、ピークを踏んでいないので、小日向山へ。
ここは白馬三山のビューポイント。
kaz満面の笑顔。
2025年04月27日 08:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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4/27 8:45
ここは白馬三山のビューポイント。
kaz満面の笑顔。
背景の双子尾根からの杓子岳を
虎視眈々と狙ってるecoさん
2025年04月27日 08:45撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 8:45
背景の双子尾根からの杓子岳を
虎視眈々と狙ってるecoさん
左が白馬鑓ヶ岳。
真ん中が杓子岳。
真っすぐ伸びる尾根が双子尾根。
右下から伸びている尾根が杓子尾根。
雪付きが良いは杓子尾根だけど、難易度は高いらしい。
2025年04月27日 08:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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4/27 8:48
左が白馬鑓ヶ岳。
真ん中が杓子岳。
真っすぐ伸びる尾根が双子尾根。
右下から伸びている尾根が杓子尾根。
雪付きが良いは杓子尾根だけど、難易度は高いらしい。
白馬岳。
右下から伸びているのが主稜。
いつかチャレンジしよう!
2025年04月27日 08:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 8:48
白馬岳。
右下から伸びているのが主稜。
いつかチャレンジしよう!
そして無事に猿倉荘到着。
2025年04月27日 10:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 10:04
そして無事に猿倉荘到着。
その後、アスファルト道路を1時間20分歩いて、木々が芽吹き始めた二股へ。
(道路脇に芽吹いたふきのとうをいくつか採取しながら)
2025年04月27日 11:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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4/27 11:42
その後、アスファルト道路を1時間20分歩いて、木々が芽吹き始めた二股へ。
(道路脇に芽吹いたふきのとうをいくつか採取しながら)
下山後は八方の湯で汗を流し解散。
お疲れ▲でした!
2025年04月27日 12:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4/27 12:21
下山後は八方の湯で汗を流し解散。
お疲れ▲でした!

装備

個人装備
シュラフ(3シーズン用) ダウンジャケット ダウンパンツ 象足 食器 ピッケル ストック アイゼン ワカン スコップ
共同装備
3〜4人用テント ガスヘッド ガス缶(厳冬期用) ランタン 銀マット シリコン製鍋(2.5L) シリコン製やかん(1.5L)
備考 3〜4人用テントは積雪期3人だと狭い。
3シーズンシュラフ(モンベルダウンハガー800#3)で象足無しは、夜間寒かった。

感想

いや〜冬のテント泊装備を背負っての山行がこんなにツライと感じるくらいにジジイ化している自分にガッカリしつつも、それをさりげなく支えてくれたお二人に感謝、そしてツラさを紛らわせてくれる、眼前に素晴らしい雪を纏った白馬の山々とカール絶景、反対側に展開された妙高・火打や高妻・戸隠などの遠景、そして青空、素晴らしいGW前半戦の山行でした。

この山行最大のお楽しみは「温泉」、テントで水着に着替え、上着を羽織って温泉へGO! 雪に包まれた全開放な湯船なのにメチャメチャ熱くて、浸かると足がピリピリと痛い、で身体は湯船に浸かって足は湯船のヘリに乗っけるという入浴スタイルに。熱いのでしばらく浸かって湯船から出ると全身赤々でサウナの整うみたいな寛ぎ感になり、そんなこんなで1時間近く温泉を堪能しました。おススメです。

晴天と温かな日差しの昼とは対照的に、夕方から翌朝まではテントを叩いたり、土台から持ち上げようとする突風で、寝ている間も時折ビックリしたり(何処かでホウ雪崩でも起きているのか?と勘違いするくらい)。
まあそうは言っても二人とは違ってぐっすり寝てたんですがね(#^.^#)

2日目の朝も強風の中、白馬鑓ヶ岳を目指すのは止めた方がいいとの判断で、ゆっくり朝食をとって、テント撤収(風で氷化した雪でテントの固定を外すのが大変でお湯をかけたりの手間まで)、真っ青な快晴の中、下山となりました。
下山途中、ピークらしいものを一つも踏まないのもなあということで、登り返した小日向のコルから少し登った小日向山のピークだけ踏んどきました。

企画&リーダーのecoさん、食担で美味しい食事を振舞ってくれたganbanoripさん、ありがとうございました。
また何処か行きましょね(ちょっと鍛えておきますので、見捨てずにね)。

行きたい山・ルート等はたくさんあれど、冬のテン泊装備は押入れにしまい込んで、もう無理だ、あきらめた、とマイナー思考に拍車がかかっていました。
でも計画みると、行きたい気持ちを抑えきれず、最後のチャンスとかなんとか言っちゃって。ツヨツヨメンバーの大船に乗った。

さらに、GWには珍しく、好天。午後一時雨の予報も、当日には消え、最高の天気。壮大な白馬三山に、新潟の山々まで見通すことができた。二股からの舗装道路歩き、小日向のコルからの登り返し、そして鑓温泉に人が見えるけどなかなか近づかない登り、荷物も軽量化したとはいえ重い。きつかった。仲間や景色に後押しされた。

温泉の7,8m上方から、別パーティがスコップで雪をどんどん落としている。よほど熱いのか。この寒気の中、温泉に入るのに、段取りを考えていたら億劫になっちゃったけど、入らず帰ったら、ここまで苦労して登ってきた意味がない、と思い返し、いざ出陣。。。最高でした。熱い風呂好きの私でさえも、熱いを超えて痛い。入ったり出たり、足を出したり、まあ楽しいこと。出た後、水着を干したら、そのままの形に凍ってしまって、ザックに入らない厄介な話。

夜間の強風は、戦闘機が通過しているみたいな轟音と、あおりを作ったのに、テントのわきに置いた装備が飛ばされるんではないか思うほど吹き上げられた。雨の中のテント設営は免れたけど、明日はどうなるんだろう。
結局、テント場のパーティはすべて山頂を目指さなかったようだ。ピークを踏まずとも、この景色と温泉は十二分にみんなを満足させてくれたと思う。

ECOさん、KAZさん、お付き合いいただき、本当にありがとう。
これからも、自分の身体と折り合いをつけながら、自分なりにできる範囲で楽しみたいです。またどこか行きましょう。

3月上旬の常念岳東尾根後に、GW前半どこへ行こうかと思案していたところ、ヤマレコやYAMAPで気になっていた杓子岳への冬季限定ルートの杓子尾根、双子尾根が良いと思い、kazさんとganbanorip-さんをお誘いして企画しました。
ところが、4月25日利用開始予定だった猿倉駐車場が、駐車場内に亀裂が見つかったとかで利用不可に。その情報をganbanorip-さんから頂いた後、速攻で猿倉へのタクシー予約したら、今度はタクシー会社から猿倉への県道に亀裂が見つかったので、二股までしか行くことができないとの連絡が。二股から猿倉まで5.6kmも重いテン泊荷物を背負って歩くのはちょっとなぁと思い、転進先を考えるも、最終的に双子尾根は諦め、初日は鑓温泉テン泊、二日目に白馬鑓ヶ岳と計画変更しました。
結果的には、あのテン泊荷物を背負って双子尾根を上るのは、かなり辛かっただろうなぁと。計画変更して正解でした。

さて、お山の状況はと言うと。控え目に言っても超最高。迫り来る杓子岳と白馬鑓ヶ岳の迫力を常に感じながら、積雪期の北アルプスでしか味わえない自然の雄大さを、顔を上下左右に振りながら、ただただ見惚れるばかりでした。

そしてお待ちかねの鑓温泉。
色々なレポのとおり、確かに熱い。正確には痛い。
でも、外気温5℃くらいの中、少し風もあったので、風呂に出たり入ったりしながら、何だかんだ40〜50分入っていたような気がします。
3人で記念写真もたくさん撮ってもらい、掲載できない写真もありましたが、結構はしゃぎ気味でした。

夕食はganbanorip-さんが、仕込んで来てくれた諸々のご飯。早々に飲み始めてしまい、写真を撮るのを忘れてしまいましたが、朝食のガーリックライスも含め、体力回復に良さそうな料理を作ってくださいました。ありがとうございました。
ちなみに今回私が担ぎ上げた飲料は、水2L、麦茶600mmL、ポカリ500mmL。酒類は缶ビール350mmL×3本、白ワイン720mmLでした。

夕食も終わり、周りも寝静まった20時くらいから、結構な強風が吹き始め、夜中はテントがかなり揺られました。細引でしっかり固定しておいて良かったですし、昼はあまり気にしていませんでしたが、雪のブロックを積んでおいて良かったです。

そんな強風が二日目の朝になっても止まず、天気予報でも確実に稜線は強風のようだったので、3時半起床時に満場一致で白馬鑓ヶ岳は断念。ゆっくり朝飯を食べて7時前には下山開始しました。

北アルプス残雪期のバリエーションは、天候や同行者の日程調整でなかなか難しい面もありますが、今回のようにアクセス事情も絡むとなると計画通りにはならず、行ける時に行かないとと改めて感じた次第です。

今回も少しハードな企画に同行してくださったkazさん、ganbanorip-さんには大変感謝です。今シーズンご一緒する雪山山行はこれで終わりですが、また来シーズンもよろしくお願いします🙇

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コメント

kazさん、1月に西黒で会った冷池仲間のSです!
実は26日に、僕も双子尾根に行ってました(JPの手前で帰ってきちゃいましたが)。長走沢を下山後、8時半頃に猿倉台地で数パーティとスライドしましたが(距離はありましたが)、ニアミスでしたね。
去年のGWも全く同じ日程で雷鳥沢に居たみたいですし、またどこかでお会いできそうです。
それにしても温泉気持ちよさそうですね!
2025/4/28 23:30
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ざきさん、お久しぶり(^^)
なんとニアミスやったんですね。
YAMAPの記録を拝見しましたが、相変わらずソロでスゴいところ行ってて、流石ですね。
若くて伸び盛り、気をつけていろんな素晴らしいところに登ってくださいね。でも無理は禁物ですよ(^_^)
そうそう、今年は昨年同様に9月に冷池の予定です。
2025/4/29 7:09
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kazさん、僕も今年も8月9月の予定で小屋上がるのでまたよろしくお願いします!
2025/4/29 11:46
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