雲竜渓谷


- GPS
- 04:05
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:00
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車スペースは本当にミニマムなので、多くのクルマが路駐していた。 ・到着時(6時頃)の気温約マイナス7℃。出発時(10時40分頃)の気温マイナス1℃。 ・東照宮のあたりから駐車スペースまで圧雪路。スタッドレスタイヤ必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車スペースから最奥の滝までずっと雪の上を歩く。早朝の時点では雪が硬くて氷に近かったが、時間の経過と共に緩んだ。 ・アイゼンは奥の滝まで行くのであればあったほうがいい。ピッケルはあってもなくてもどちらでも良いと思う。ピッケルよりもダブルストックが便利と思う。 ・滝の側に近寄るのであれば、ヘルメットがあったほうがいい。 ・河原に降りてからは、渡渉を繰り返しながら先に進む。ここでもピッケルよりもダブルストックのほうが役だった。 |
写真
感想
昨年もほぼ同時期に歩いたが、その際の記録はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-581814.html
まだ暗いうちに駐車スペース到着。ゲート前の林道にも雪が多くて、スタッドレスタイヤでなければ全くたどり着けなかっただろう。外の気温は−7℃程度で素手で準備していても凍えるほどではない。駐車スペースの雪は踏み固められてカチカチに凍っていて、うっかりすると滑って転びそう。ここでアイゼンを付けて行動開始。途中の林道も昨年に比べ積雪が多いと思ったが、ゲートより先も同様で、これならスキーで来れば帰りはかなり楽できたのに、、、と思ってしまったほどだった。でも思ったところでどうしようもないので観念してとにかく歩く。準備中は暗くてヘッドライトを使ったが、歩き始めの時刻には既に明るくなりライトは不要になっていた。クネクネの林道をこなして標高を上げる。歩き始めて30分ほどで遠くの山が紅く染まる時刻に。が、先が長いので写真も撮らずにモクモクと歩く。途中で林道を捨てて河原に降りる。昨年はただの河原だったが、今年は砂防堰堤の工事が入っていた。来年来たらさらに景観が変わってそうである。河原歩きもこなしていよいよ渓谷の入口と、その近くのスロープが目に入る。昨年はここでアイゼンを付けたが、今年は既に装着済みなので特に休憩などせずにそのまま進む。渡渉を1回すると、目の前に氷瀑が現れるようになる。去年よりも少し太っているかもしれない。来て良かった。人は誰もいないが、既に気温が上がり始めていて、少しづつ溶け始めていたようだった。更に先に進むと左手に円柱状になった氷柱があらわれる。が、このあたりは日当たりが良いようで、かなりの勢いで氷が融けていて、ガシャガシャ音を立てながら崩れている。今日はヘルメットを忘れてしまったので、氷瀑に近付くも、氷の落ちる音にビビりながらの行動となってしまった。滝の裏側に回ると崩れた氷がゴロゴロ転がっていて、古代ローマ時代の遺跡を見ているような気分になった。このエリアにもっと長居したかったが、頭上注意なれどもヘルメットがないので早々に退散。際どい斜面をジグザグに登って一番奥の滝に到達。昨年よりもかなり氷がかなり大きいように見えた。出発してからここまで約2時間、水も食料も取らなかったのでここで大休止。日の当たる所であれば、風もないので暖かい。しばらく休憩していたがその間後続はなく、しばらく貸し切りの状態だった。週末であれば多分有り得ないだろう。が、元来た道を歩き始めると続々と登って来る人達が。平日とは言え、好天予報なのでやはり人の入りは多い。帰りも所々止まって写真を撮るが、明らかに気温が上がっていて日射もあるので、氷はどんどん融けていた。ここは早朝に来るか、天気の悪い日にでも来たほうが良いのかも知れない。
往きは人の姿は全く見なかったが、帰りは相当の人とすれ違った。恐らく60-70人程度はいただろう。平日でこの状態だから週末となると駐車スペースからしてパンクだろうし、写真も順番待ちが出るのかもしれない。帰りは林道の雪も緩んでアイゼンは全く不要だったが、積雪が多いのも確かなのでそのまま外さずに最後まで歩く。それよりもやはりここはスキーで往復するべきだったな、と何度も思ってしまった。来年以降に再訪することがあれば、使う使わないは別の話として、スキーはクルマに積んで来ようと思う。帰りは所々で林道をショートカットしたが、法面が高くてジャンプするようなところもあった。雪があるとは言え、ちょっと怖い思いをした。素直に林道を歩いたほうが良かったかも知れない。
出発から4時間かからずにクルマに戻る。朝既に満杯だった駐車場は、路駐が多数あって、一番遠いところではゲートから1kmほど下ったところにも駐車してあった。クルマの台数と比較して歩いていた人の数が多いので、タクシーなどで訪れる人も多いのだろうか。とにかく、今度はスキーをもってこようと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する