白嶽(洲藻白嶽)・金田城跡 壱岐対馬の旅


- GPS
- 06:49
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
天候 | 4月21日 晴れ後曇り後雨 4月22日 曇り 4月23日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
対馬内はバス移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【白嶽】 ・駐車場所〜白嶽神社鳥居 最初は緩やかな植林帯内の登り ・白嶽神社鳥居〜白嶽 鳥井を過ぎると徐々に斜度が増し、ロープも出現 赤い祠前からロープで岩稜に取り付き反対側の祠に到達後 岩登りで山頂に向かいますが、ホールド少なく、鎖もない為 下りでは滑落注意箇所 山頂も尖峰なので足元注意 【金田城跡】 ・駐車場所〜砲台跡 急斜面をつづれ織りにつけられた軍道跡 ・砲台跡〜城山 急斜面の尾根を登る登山道 |
写真
感想
昨年隠岐の島の旅でお世話になったツアー会社に申し込み
今回は新潟空港から福岡空港を経由し、対馬へ向かう予定でした。
ところが、対馬空港に向かう飛行機が視界不良で、
引き返す可能性があった為、急遽ジェットフェリーに変更。
後で聞くと、この日対馬空港に向かう飛行機は全便欠航でした。
個人旅行ではこうした場合に、咄嗟の機転が利かず、
やはりツアーにお世話になって頼もしく感じました。
二日目に、一日目で登る予定だった白嶽にまず登り、
その午後、小茂田濱神社に参拝後、金田城跡に登りました。
一日二座はきつく、下山後の筋肉疲労がかなり残りましたが、
予定の山々に無事到達できたことには感謝しかありません。
白嶽はトイレのある駐車場から道幅細く(完全にすれ違い不可)、
登山口までのバス送迎は凄い時短になりますし、
レンタカーで運転するにもあまりにも心細い道路でしたから、
やはりここでも、ツアーの有り難さを嚙みしめました。
また、山頂付近は険しい岩稜で岩登りを強いられます。
頂上からの景色がほぼなく、時折向かいの尖峰がちらり。
晴れていたらもっと高度感があって、足元が怖いかも…
金田城跡入口からは緩やかな登りの道幅も広い軍道跡。
急斜面に石垣がしっかり積まれた堅固な道跡でした。
途中、急斜面に更に急な石垣を積んでいる城壁石垣に驚愕。
人力だけが頼りだった時代、これほどの石垣を作り上げるには
どれほどの労力を要したか考えると、いかに外からの侵入に
労力を注ぎ込んでいたのか、ひしひしと実感。
砲台跡は、防人の時代から遥かに時代が下りますが、
外国の侵入に備える意味では、この地は重要な地点だったのでしょう。
隠岐の島でも地元の方から竹島の話を聞きましたが、
より近い国境の島を実際に尋ね、少し理解できた気がします。
城山頂上から眺める浅茅(あそう)湾は、船の出入りに適した入江。
故に古くから歴史の舞台になったのが見て取れます。
白嶽方面の険しい尾根も望め、ずっと眺めていたくなりました。
花盛りのゲンカイツツジにも出会え、幸せ。
三日目は厳原港から壱岐島に渡り、観光です。
壱岐島の芦部港では元寇弘安の役で、僅か19歳で戦死した武将
少弐資時公の像が出迎えてくれました。
壱岐島もまた元寇に深く関わっていると知りました。
一支国博物館は、黒川紀章氏の設計による博物館だそう、
「一支」は魏志倭人伝に出てくる壱岐と初めて知りました。
それほど歴史の深い島なのだと納得。
ビデオを見た後の遺跡群の風景は衝撃的であり、感動的でした。
作者の狙いがこの風景にあると思うと、博物館の素晴らしさにも感動!
壱岐は対馬と対照的な平坦な島で平野での豊かな米作りが、
古くから知られ、歴史書にも登場したのでしょう。
原の辻遺跡を歩きだす頃、空も晴れ上がり、散歩を楽しみ
はらほげ地蔵、少弐公園、壱岐神社を訪ねた後は昼食。
港近くで、壱岐牛のステーキを頂きました。
ミディアムレアの焼き加丁度良く、美味しくて完食!
まだまだ見どころが多くて、物足りない感じもあり、
いつか機会があったら再訪したくなってしまいました。
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