古賀志山塊 - 松島は何とかなってもコマラ岩は無理〜で撤退。


- GPS
- 05:46
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 573m
- 下り
- 573m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
随所に危険箇所あり。スキルに合ったルート選択が必要。 初めて挑むルートでは特に、撤退の可能性を念頭に進むべきで、決して無理をしないこと。 <松島ルート> 段差が大きい場所にはロープやクサリがあるので、慎重に進めば問題はない。ただ、自重を支える腕力が必要。 <熊尾根> 踏み跡不明瞭な場所あり。少々灌木がうるさい。テープ類ほぼ無し。 末端の大岩下部のロープまでの降りが危うい。私はロープを出した。 <コマラ岩ルート> 岩が出始めてからコマラ岩までの間、垂直とも思える壁を木の根を頼りに身体を持ち上げる感じ。高度感もあり転落注意です。 コマラ岩、コレはクライマーの領域(個人的見解)でしょう。失敗は許されないので少しでも不安に感じたら撤退すべきですが、戻るのも厳しいです。是非ロープを。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2025/04/22 18:00) |
写真
感想
3ヶ月ぶりの古賀志山塊です。
今回は、未踏の松島、熊尾根、コマラ岩の3つを踏破する計画です。
まずは松島。
公認ルートということもあり、丸腰では登降できない場所にはロープやクサリが設置されており安全に進むことができた。とは言え、体重を預けなければならないロープやクサリは切れたりしないか不安で、できれば使いたくないんだけどね。とりあえず、今回利用したロープやクサリは大丈夫そうでした。
次は熊尾根の下降。
ヤマレコでは1年以上記録が上がっていないので、ヤブが濃いとか厳しそうだったら富士見峠から降りようと考えていたのですが、テープ類はないものの一部を除き踏み跡は予想以上にしっかりしていました。心配だった末端の着地ポイントでは、幸い設置ロープが見えたので無事に降りられて良かったです。もし仮に見つけられなくても10m以上のロープを持っていればどうにかなるので、やはり古賀志山塊のような岩山では持参すべきだと改めて思いました。
そして最後はコマラ岩。
まさに這い登った先で目にしたコマラ岩でしたが、まさかこの岩峰を直登するなどとは信じられず、巻き道などのルートを示す痕跡を探すも見当たりません。そこで、この期に及んでと言うか今更ながら、幸い繋がったヤマレコの山行記録から通過方法を調べてみると、、、直登ってマジかよ!!
改めてそそり立つ岩峰を眺め、どこをどう登るのか検討・・・いやいや、万が一より確実にリスク高いでしょ。検討の余地なし、撤退決定!コマラ岩を登り切った後は、中岩でランチして西尾根コースで下山する計画でしたが、残念ながらココまでです。
そうとなったらランチです。時間はたっぷりあるので1時間近くのんびりしました。
そして下山ですが、熊尾根用にと持ってきたロープ(10m)があって本当に良かったです。たぶん5回くらい使ったでしょうか。斜度が垂直に近いので最後の方は握力が無くなってきたのですが、おかげで安全に降りられました。
私は、情報のないルートに踏み込んだことも少なくなく、自分ではそれなりにバリ経験者だと思っていました。もちろん、だからと言って優秀だということではありませんが、少なくとも誰かしらが歩いた実績のあるルートを歩き通せず途中で撤退したことは、山を歩き始めて約20年間たぶんなかったと思うので、そういう意味ではショックではありますが。
なぜ他の人は登れるのに自分は登れないのか、一言で言えば「見合うスキルが足りない」でしょう。ではスキルとは何か。いろんな要素があるのでしょうが、私はあの時、とにかく怖かった。あの岩峰に貼り付く自分を想像すると「もし踏み外したら」と転落の恐怖に襲われたのです。例えばあの岩峰が平地に突き出ただけのモノだったら、それほど恐怖を感じず登れるのかもしれません。もしそうなら、技術的には合格でも精神的には不合格、つまりテクニックとメンタルの両方が合格点でないと、アノ岩峰を攻略できるスキルレベルを持ち合わせていないということです。
もともと岩登りはそれほど好きではないし、どちらかと言えば苦手です。何ならコマラ岩直下までの根っこを頼りに這い登る急斜面の方がはるかに楽しいし安心です。そう、掴むことでの安心感です。それに比べて岩は掴むのではなく指を引っ掛けるわけで、どうしても外れるかもしれないという不安があり、自分的には不安で自信がありません。たぶんそういうことなのでしょう。ただ、怖さを感じることは必ずしも悪いことではないので、まぁコマラ岩は私の適性レベルを超えていたということで、撤退の判断は正しかったはずです。
確かに少々残念ではありますが、これが自分だと素直に受け入れられていて、悔しいとの思いはありませんし、ましてや恥ずかしいとも思っていません。無理をせずそれぞれのスキルに見合った楽しみ方をすれば良いだけですから。そうですよね?
あ〜、今回は予想通り足より腕の筋肉痛が半端ない。
コメント
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私は一般的なルートに一度しか行っていませんが、古賀志山塊はバリエーションに飛んだルートが色々とありますね。それにしても流石に場数を踏んでいるkinoeさんは、良く分析されてますね。確かにテクニックとメンタルの両方が揃わないといけませんよね。納得いかないまま進んで大怪我したら後悔するでしょうから、撤退の判断は正しかったと思いますよ。
本人が目視して危険を感じるルートを止める判断をするのは大正解でしょう。
私も判断に迷ったときに参考にさせて頂きます。
もしかしたら、あそこまで行って引き返したのは私だけかもしれません。
後で岩峰だけを写真で見ると、高度感は無いし登れそうに見えます。実際難易度はそれほど高くないようです。
ただ、いつも「不安を感じるようなら無理しない」と言っている手前、他の人ができているからと意地を張り強行するのは、自分にウソをつくことになる気もして自重することにしました。
今後も無理せず現地での気持ちに忠実でいたいと思います。そういう意味でも今回の撤退は良い経験になりました。
コメントありがとうございました。
物凄く遅いコメントです恐縮です😃
古賀志山に踏み入れてからずーとコマラ岩は僕には高い壁でした。
そこにつれていかれ見上げた時、どう考えても無理だと思い諦めてましたが、今年になって、古賀志山のに詳しい方とお友達になりました。彼は普段オオマラ岩でクライミングしているそうです😃
おそらくなんですが、クライミングしている人は、岩場を目の前にした時に次の一歩の答えが、早いの違いだと思いました。
今年になって、今まで10年間の全然登る事が出来なかった、コマラ岩とカニのヨコタテを登る事ができました。
これは明らかに、古賀志山に詳しい方から足と手の位置をマンツーマンで教わったからです😃
そのと時思ったのは、
最初の手解きの大切さを知りました。
なので、kinoeさんも、知っている方と一緒でしたら行けると思います😃
まったくのど素人が、山の大ベテランのkinoeさんに偉そうに語ってしまいお恥ずかしいばかりでございます🙇
いつか、古賀志山でお逢い出来ます事を楽しみにしております。
コメントをいただきありがとうございます。賞味期限が切れていても大歓迎です。
もんぶらんさんの10年越しのコマラ岩制覇のレコは拝見しております。念願が叶って良かったですね。おめでとうございます。
コメントを拝見し、何とか私にもコマラ岩を攻略し同じ達成感を味わって欲しいという、もんぶらんさんの強い気持ちが伝わりました。本当に感謝申し上げます。
ただ、せっかくの期待にもかかわらずこんなことを言うのは本当に心苦しいのですが、残念ながらコマラ岩のリベンジは考えておりません。
私の山行スタイル(嗜好)は普通とは違うようです。感想にも書いたように、単に岩登りが好きではないからなのかもしれませんが、仮に登れたとしても楽しめるとは思えないのです。
私は時々尾根ハンターだと自称しています。コマラ岩を通過できなかったことは確かに残念なのですが、その意味はコマラ岩を攻略できなかったと言うより、あの尾根を登り切れなかったことです。なので、もし再びあの尾根に向かうとしたら、直登ではなくコマラ岩を巻いて登るというルート選択をするでしょう。ソッチの方が私にとっては魅力があり楽しめそうなので。
恐らく大抵の人は波風立てないように話に乗った内容で返信するのでしょうが、私にはそれができません。正直に書かせていただきました。本当に変な奴で申し訳ありません。m(__)m
もし気分を害されていなければですが、こちらこそよろしくお願いいたします。
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