記録ID: 8024635
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
破風山〜破風前場 ゴ・ドーハンの里山御嶽 先達はsuro-ninさん
2025年04月17日(木) [日帰り]
群馬県
suro-nin
godohan
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:30
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 531m
- 下り
- 516m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 0:316
- 休憩
- 0:77
- 合計
- 0:00
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
岩場は注意が必要です。 |
写真
南牧村の老舗『信濃屋嘉助』さんが営業していたのでオヤツを調達してから、待ち合わせの道の駅しもにたへ。
鍬柄岳Pからまずは車道歩きで南西神社を目指します。途中、擁壁上に集積された「小倉村」銘のある庚申塔や双体道祖神などと、S）よく使われていた峠道だったのでしょうね。石碑群が物語っています。
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4/17 8:24
鍬柄岳Pからまずは車道歩きで南西神社を目指します。途中、擁壁上に集積された「小倉村」銘のある庚申塔や双体道祖神などと、
S）よく使われていた峠道だったのでしょうね。石碑群が物語っています。
S）よく使われていた峠道だったのでしょうね。石碑群が物語っています。
覆屋の地蔵尊「寛政二庚戌四月吉日(1790)」S）覆屋があると言うことは、この峠道を江戸時代から見守ってきた証拠なんでしょうね。地域に大切にもされた証拠
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4/17 8:30
覆屋の地蔵尊「寛政二庚戌四月吉日(1790)」
S）覆屋があると言うことは、この峠道を江戸時代から見守ってきた証拠なんでしょうね。地域に大切にもされた証拠
S）覆屋があると言うことは、この峠道を江戸時代から見守ってきた証拠なんでしょうね。地域に大切にもされた証拠
スタンドバイミーではありません。踏み跡のあるルートのようです。S）線路際の細い踏み跡を辿りました。左の民家には足を踏み入れてません。
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4/17 8:48
スタンドバイミーではありません。踏み跡のあるルートのようです。
S）線路際の細い踏み跡を辿りました。左の民家には足を踏み入れてません。
S）線路際の細い踏み跡を辿りました。左の民家には足を踏み入れてません。
南西神社へ。本日の先達はsuro-ninさん、コースも全てお任せでした。S）隣の神成山や鍬柄岳より気に入っているので、この山は何度も訪れています
3
4/17 9:01
南西神社へ。本日の先達はsuro-ninさん、コースも全てお任せでした。
S）隣の神成山や鍬柄岳より気に入っているので、この山は何度も訪れています
S）隣の神成山や鍬柄岳より気に入っているので、この山は何度も訪れています
手水鉢には「奉納御神前 女中十人 延享元甲子天九月十六日(1744)」、近くには石燈籠両基「享和三癸亥年(1803)」「文化元子(1804)」と社殿の左手に「嘉永二酉歳(1849)」の一基S）この地域の神社をまとめて、再建を果たした神社のようです
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4/17 9:04
手水鉢には「奉納御神前 女中十人 延享元甲子天九月十六日(1744)」、近くには石燈籠両基「享和三癸亥年(1803)」「文化元子(1804)」と社殿の左手に「嘉永二酉歳(1849)」の一基
S）この地域の神社をまとめて、再建を果たした神社のようです
S）この地域の神社をまとめて、再建を果たした神社のようです
石段を昇った所の石燈籠は「明和四丁亥年(1767) 南蛇井」と「天明四甲辰十二月吉日(1784)」の両基S）南蛇井（なんじゃい）です
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4/17 9:09
石段を昇った所の石燈籠は「明和四丁亥年(1767) 南蛇井」と「天明四甲辰十二月吉日(1784)」の両基
S）南蛇井（なんじゃい）です
S）南蛇井（なんじゃい）です
続いて最興寺の立派な山門、仁王様がおりました。
S）godohanさんに、見せたかった文化財です
S）godohanさんに、見せたかった文化財です
ガードレールのある藪藪の道、その先から山に取り付きました。S）前ほど歩きやすかった。手入れがないようで、年々薮化している。そのうちにセンダングサが蔓延って、晩夏から春まで、衣服に種がたくさんつくだろうな
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4/17 9:16
ガードレールのある藪藪の道、その先から山に取り付きました。
S）前ほど歩きやすかった。手入れがないようで、年々薮化している。そのうちにセンダングサが蔓延って、晩夏から春まで、衣服に種がたくさんつくだろうな
S）前ほど歩きやすかった。手入れがないようで、年々薮化している。そのうちにセンダングサが蔓延って、晩夏から春まで、衣服に種がたくさんつくだろうな
岩場が現れます。本コースを三度も歩いているsuro-ninさんは慣れていてスイスイ行かれます。S）そんなことないです。ルートが分かっているだけです。最初の時は、恐る恐る前進しました
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4/17 9:36
岩場が現れます。本コースを三度も歩いているsuro-ninさんは慣れていてスイスイ行かれます。
S）そんなことないです。ルートが分かっているだけです。最初の時は、恐る恐る前進しました
S）そんなことないです。ルートが分かっているだけです。最初の時は、恐る恐る前進しました
これが十字架のある石祠�，里茲Δ任垢諭Ｂ羸个硫爾望�石を置いてバランスをとっているようです。S）十字架とは、キリシタンとの関係があるのでしょうか？
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4/17 9:40
これが十字架のある石祠�，里茲Δ任垢諭Ｂ羸个硫爾望�石を置いてバランスをとっているようです。
S）十字架とは、キリシタンとの関係があるのでしょうか？
S）十字架とは、キリシタンとの関係があるのでしょうか？
さらに岩場を登って、
S）先の様子が分かっているから、このルートを歩けます
S）先の様子が分かっているから、このルートを歩けます
振り返ると稲含山と眼下に先ほどの石祠� △修譴砲靴討眄┐そ蠅砲△蠅泙垢諭�
S）どの石祠も、よく担ぎ上げましたね
S）どの石祠も、よく担ぎ上げましたね
岩肌越しに四ッ又山と鹿岳、ちなみに四ッ又山も御嶽神像や普寛行者像のある里山御嶽です。S）最初は四ッ又山に、なんで神像があるのか、全然分からなかった。今なら、御岳信仰が少し分かる
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4/17 9:45
岩肌越しに四ッ又山と鹿岳、ちなみに四ッ又山も御嶽神像や普寛行者像のある里山御嶽です。
S）最初は四ッ又山に、なんで神像があるのか、全然分からなかった。今なら、御岳信仰が少し分かる
S）最初は四ッ又山に、なんで神像があるのか、全然分からなかった。今なら、御岳信仰が少し分かる
石祠�◆▲曠鵐箸茲�落ちないものですね。
S）我々も、岩からよく落ちないで、前進できましたよね
S）我々も、岩からよく落ちないで、前進できましたよね
石祠��、こちらはお近くから拝見できました。
S）危ない所は、サッサと通過
S）危ない所は、サッサと通過
♪岩場は続くよ、どこまでも〜
S）奥の大岩までは、ルートがよく分かっていました
S）奥の大岩までは、ルートがよく分かっていました
これは左から巻きました。S）右からこの岩の上に立てるようですが、ケガをしないとも限らないので、ここは慎重にこの岩の下を左から巻きました
3
4/17 9:50
これは左から巻きました。
S）右からこの岩の上に立てるようですが、ケガをしないとも限らないので、ここは慎重にこの岩の下を左から巻きました
S）右からこの岩の上に立てるようですが、ケガをしないとも限らないので、ここは慎重にこの岩の下を左から巻きました
巻いて振り返ると…戸渡り的な感じでした。
S）戸渡ですね。やはり歩かなくって正解だ
S）戸渡ですね。やはり歩かなくって正解だ
でも「寛政十一年未十一月吉日(1799)」とあるようなので、御嶽以前のものかなぁ？
谷筋(最興寺沢)をはさんで左に最興寺、右尾根に南西神社があります。
一旦岩場から通常の尾根歩きに、でも道沿いに岩が立っておりその基部を歩きます。
ダルマさんのように絶妙なバランスで立っています。S）岩体の上に、岩が立っている。根はありません。だからいつ倒れて尾根から落ちても不思議ではありません。
4
4/17 10:08
ダルマさんのように絶妙なバランスで立っています。
S）岩体の上に、岩が立っている。根はありません。だからいつ倒れて尾根から落ちても不思議ではありません。
S）岩体の上に、岩が立っている。根はありません。だからいつ倒れて尾根から落ちても不思議ではありません。
その先の小岩の上に屋根が見えたので登ってみると崩れた石祠�イ�ありました！S）年代を示すものはないが、江戸期からこの一連の岩があったなら、乗っている岩の安定感抜群だな。
2
4/17 10:12
その先の小岩の上に屋根が見えたので登ってみると崩れた石祠�イ�ありました！
S）年代を示すものはないが、江戸期からこの一連の岩があったなら、乗っている岩の安定感抜群だな。
S）年代を示すものはないが、江戸期からこの一連の岩があったなら、乗っている岩の安定感抜群だな。
レコで拝見したあの丸い石祠�Δ�あるようです。降りられなくなると困るので自重いたしました(笑)S）登れても、下れないと思いました
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4/17 10:15
レコで拝見したあの丸い石祠�Δ�あるようです。降りられなくなると困るので自重いたしました(笑)
S）登れても、下れないと思いました
S）登れても、下れないと思いました
そうこうするうちに破風山東直下の岩場のようです。
S）このほぼ垂直の崖が、北側全体に続きます
S）このほぼ垂直の崖が、北側全体に続きます
近くに行ってみると浮彫の御本躰は抜け落ちちゃったようで、光背の火焔のみ残っていました！
山頂部の岩尾根に乗ったら一旦、破風の東端まで行きました。神成山もすっかり緑萌える状態、あちらも御嶽の巣窟って感じのお山です。S）谷を挟んだ、奥の尾根ですね
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4/17 10:42
山頂部の岩尾根に乗ったら一旦、破風の東端まで行きました。神成山もすっかり緑萌える状態、あちらも御嶽の巣窟って感じのお山です。
S）谷を挟んだ、奥の尾根ですね
S）谷を挟んだ、奥の尾根ですね
結構な高度感です〜(冷汗)
S）いつ落下してもおかしくない場所です
S）いつ落下してもおかしくない場所です
石祠�� バックは東大桁山、あちらも神像や童子文字塔のある里山御嶽です。
そして青石の「御嶽大神」石塔、紀年銘はないようですが、おそらく明治以降のものでしょう。
破風山450m山頂、山名板が2つ、下方は“すかいさん”作かな。
さすが早い！目の前には鍬柄のアイススラッガー！
S）こちらが本式です
S）こちらが本式です
西端部にも石祠��があります。教えていただけなければここまではやって来ませんね。
S）単独で初めて来た時に、発見しました
S）単独で初めて来た時に、発見しました
石尊大権現が祀られている鍬柄岳、先日ぶこうざんさん一行の南西神社奥ノ院のレコがありました。
なかなかの高度感です。
S）細い道ができています
間違えなければ、安全に歩けます
S）細い道ができています
間違えなければ、安全に歩けます
suro-ninさんからトウゴクミツバツツジと教えていただきました。S）同じ標高に、ミツバツツジとトウゴクミツバツツジが咲いていました。違いは、雄しべの数で分かります
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4/17 11:20
suro-ninさんからトウゴクミツバツツジと教えていただきました。
S）同じ標高に、ミツバツツジとトウゴクミツバツツジが咲いていました。違いは、雄しべの数で分かります
S）同じ標高に、ミツバツツジとトウゴクミツバツツジが咲いていました。違いは、雄しべの数で分かります
オヤツです。信濃屋さんの嘉助ロールと柏餅
S）ごちそうさまでした。おいしかったです
S）ごちそうさまでした。おいしかったです
山頂の岩部を降りて基部を西へ向かう途中、比較的最近に落ちたと思われる岩S）剥離面が、まだ新しかったです。数年前は、ここにはっきりした道型が崖に沿ってありました。
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4/17 11:35
山頂の岩部を降りて基部を西へ向かう途中、比較的最近に落ちたと思われる岩
S）剥離面が、まだ新しかったです。数年前は、ここにはっきりした道型が崖に沿ってありました。
S）剥離面が、まだ新しかったです。数年前は、ここにはっきりした道型が崖に沿ってありました。
さらに尾根を西に向かうとちょっとした岩場に石祠��がありました。S）1／25000の地形図には、小さなピークとして表現されてます
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4/17 11:40
さらに尾根を西に向かうとちょっとした岩場に石祠��がありました。
S）1／25000の地形図には、小さなピークとして表現されてます
S）1／25000の地形図には、小さなピークとして表現されてます
二猿さんがいるので庚申塔関係かな。左側面に願主銘らしきものがありますが、だいぶ剥落しています。
安心安全な尾根を下って、
S）結構ザレていましたし、急斜面でした
S）結構ザレていましたし、急斜面でした
林道に出ました。この後しばらく車道歩きです。
S）カーブミラー左側に、作業道がありました。
S）カーブミラー左側に、作業道がありました。
ヒナスミレ、道々、スミレ系を中心にいろいろお花が咲いていました。
目的の破風前場の御嶽山が見えてきました。林道「中沢蚊沼線」これを入って尾根筋の合流点まで行きます。
「御嶽(山)」取り付きに案内の石板がありました。ここでお昼にしました。
ランチタイム終了後尾根道に入り、直に尾根突端の峰に石塔が見えてきました。
そして破風前場（はまえば）の御嶽山にとうちゃこです！ 大きめの石塔と他の2基は倒れて散乱していました。
林道を歩いて駐車地に戻ったらゴールです。「馬頭観世音」(昭和八年)に無事帰還の御礼をします。
帰途、上野村中正寺の枝垂れ桜、遅かったようですね。5月3日には「火渡り」があるようです。
suro-ninさんのアドバイス通り、ウドは天婦羅、コゴミはサッと湯がいていただきました！美味しかったです。
撮影機器：
感想
同行者がいると、安心して歩けます。
石分を補給しながらがよさそうだったので、この南西神社を起点にしました。尾根歩きを楽しみたいなら、南蛇井駅の北にある鳥總（とりふさ）神社裏から西に延びる尾根を通しで歩かれてはいかがでしょうか？
それでも物足りない人は、破風山の西の稜線を辿ると、南北に走る尾根にぶつかります。この尾根を南へと小倉の集落まで歩かれると、破風山攻略より難度の高い尾根歩きが実現します。
破風山は小さな山体ではありますが、歩きでがあります。レポでは触れられていませんが、北の斜面にヒカゲツツジが咲いていました。
・長年の宿題だった破風山の御嶽山ですが、怖そうな岩場があるとのことで躊躇していました。この度suro-ninさんに御案内していただき念願叶えることができました。低山ながら岩場はスリル満点で、さらにこのわずかなエリアの中にたくさんの石祠に出会うことができました。中には私のスキルでは近づけないとんでもない所に建つ祠もあり、古の人々の信仰心に興味深々でした。風化の進んでいる物も多かったですが、銘も可能な限り読むことができました。
・前日は冷たい強風の一日でしたが、この日はポカポカというより暑いぐらいの陽気となりました。道々suro-ninさんにお花や樹木、それから山菜までいろいろ教わりながら楽しい山行となりました。先達、本当にありがとうございました。
・両日にわたって西上州の魅力にどっぷりつかることができました。ただ麓で畑仕事をしていた方によると、この一帯にもヒルが出るとのことでした。ご近所にまだまだ行きたい所がたくさんありますが、気をつけたほうが良さそうですね。
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昨年末に鍬柄岳、大桁山、破風山を歩いたのですが、破風山の岩稜下りで難儀しました。未把握の場所だったので現地で予想以上の険しさにビックリ、転がり落ちそうな大岩を眺めたり戸渡り的な場所で行き詰まったりとヒヤヒヤもので下ったのですが、そんな中でも岩の突端の祠に少し癒されたりと、そんな風景が昨日の事のように蘇ってきました。お寺の上の竹藪の林道も懐かしいです。
ありがとうございました😃
その際のレコ、拝見しております。破風山だけでも緊張感でお腹一杯でしたが、鍬柄さらに大桁までセットで歩かれたとはさすがでございます。
あの竹藪の林道、不似合いのような立派なガードレールもあって有効利用されていた時もあったのでしょうかねぇ。 コメントありがとうございました。それでは。 godohan
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