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Yamareco

記録ID: 7994623
全員に公開
ハイキング
比良山系

寒風〜赤坂山(周回)

2025年04月09日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:49
距離
11.1km
登り
873m
下り
872m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
0:36
合計
6:49
距離 11.1km 登り 873m 下り 872m
7:01
13
赤坂山登山駐車場
8:06
8:12
13
8:25
8:26
85
9:51
9:52
85
11:17
14
11:31
11:45
7
11:52
11:53
5
11:58
12:00
46
12:46
12:47
8
12:55
42
四等三角点「栗柄越」
東京を出てから10日目、休養日を除いて8日目の登山。大分疲れが溜まってきたようだ。今回の山は上部の雪の影響を除いてもペースが上がらない。
ここまで自家用車の車中泊で来たが、今夜は知人の別荘で手足を伸ばして布団で寝れると思うともっと力が湧きそうだが、体力的には辛かった。
※早い時間から呑み始め、美味しい鍋料理を振舞ってもらい、久し振りに人と会話が弾んだことで、早々に床に就き、深い眠りについた・・・
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤坂山登山駐車場(無料、20〜30台?、トイレは100m程上がった場所から高原内の各所にある)
マキノ高原の施設利用者用の舗装された駐車場の手前(橋を渡る前)に無舗装の登山者用駐車場有。
スキーシーズンは終了し、キャンプサイトはオープンしているようだが、温泉も月2回の定休日のため駐車場の利用者は少なく、他の登山者は舗装された駐車場を利用していました。
コース状況/
危険箇所等
この辺りは日本海側の多雪地帯の気候なのでスキー場もあるとのこと。
標高800mちょいなので雪は無いだろうと思い込んでおり、下から見上げて白くなっているところがあったが、谷間に雪が有っても登山道に雪は無いだろうと思ったのは大外れ。
寒風への上りでも積雪があったが、栗柄越からの下りはもっとあった。
・上りは途中からチェンスパ装着
・下りは15人以上の団体が踏み固めて上がってきたので、ツボ足で行けた。
・上り下りともに各5〜6回踏み抜いたが、膝下程度で直ぐに抜けたので問題無し。
寒風〜栗柄越〜赤坂山への高島トレイル(の一部)は歩き易い気持ちの良いコースだった。

※念のためのチェンスパが役立ったし、ゴアテのトレランシューズでも足が冷たくなることは無かったが、計画時に最近のレコを確認すべきであったことと、標高500〜600mで登山道が残雪に覆われた時点で、700〜800mにもなれば一面雪になることを想像して撤退する判断も必要だったと反省した(いつも反省ばかり)。

何も問題無いところでヤマレコ(Android)の経路逸脱警告が2度程あった。
今までなかったことなので、GPS信号も米大統領の影響を受けるのかと心配になった(もう一台のiOSは問題無かったが・・・こちらは中華製?)。
高島トレイル マキノエリア 案内マップ
シンプルで分かり易い
高島トレイル マキノエリア 案内マップ
シンプルで分かり易い
登山者用駐車場
美化協力金100円(マキノ高原来場者全員向け)
これだけ広い駐車場(登山者用とは別に舗装した駐車場もあり)を用意してくれ、トイレも使わしてくれるならお安いもの
美化協力金100円(マキノ高原来場者全員向け)
これだけ広い駐車場(登山者用とは別に舗装した駐車場もあり)を用意してくれ、トイレも使わしてくれるならお安いもの
駐車場から100m上がると「マキノ高原」お出迎え
駐車場から100m上がると「マキノ高原」お出迎え
トレッキングセンターと登山ポスト
トレッキングセンターと登山ポスト
トレッキングセンターの手前に募金箱
トレッキングセンターの手前に募金箱
まずは「寒風登山口」を目指す。
奥の建物はトイレ(トレッキングセンター上)
まずは「寒風登山口」を目指す。
奥の建物はトイレ(トレッキングセンター上)
山には所々残雪が見える
山には所々残雪が見える
寒風は左へ
しかし橋は渡らず直ぐ右へ
しかし橋は渡らず直ぐ右へ
「ポイントラリーE」の目立つ案内の隣に「寒風登山口」
「ポイントラリーE」の目立つ案内の隣に「寒風登山口」
寒風まで2.7Km(これは正しいのか?)
寒風まで2.7Km(これは正しいのか?)
これも橋
大分前に廃止になった旧ゲレンデを登って行く
大分前に廃止になった旧ゲレンデを登って行く
建物は壁や屋根が剥がれた廃墟に
建物は壁や屋根が剥がれた廃墟に
ゲレンデトップからは登山道っぽくなる
ゲレンデトップからは登山道っぽくなる
マキノ高原が見渡せる
マキノ高原が見渡せる
高島ロータリークラブ寄贈の案内板は大変役立つ
高島ロータリークラブ寄贈の案内板は大変役立つ
あれれ、寒風3.5Km???
30分前よりも0.8Km増えている・?・?・?
※道を間違えて遠回りしたのかと心配になりました。
あれれ、寒風3.5Km???
30分前よりも0.8Km増えている・?・?・?
※道を間違えて遠回りしたのかと心配になりました。
登山道脇の斜面に残雪
登山道脇の斜面に残雪
登山道にも残雪
木の幹の周囲以外は一面の残雪で登山道も雪に覆われる
木の幹の周囲以外は一面の残雪で登山道も雪に覆われる
赤坂山の残雪が気になってきた
赤坂山の残雪が気になってきた
標高700m付近の斜面
チェンスパ装着
標高700m付近の斜面
チェンスパ装着
寒風到着
寒風も高島トレイルの一部。
山頂付近だけ雪が無い
寒風も高島トレイルの一部。
山頂付近だけ雪が無い
びわ湖が見えるが対岸は見えない
びわ湖が見えるが対岸は見えない
山頂部から一面残雪の中を進み。
高島トレイルを辿る
山頂部から一面残雪の中を進み。
高島トレイルを辿る
稜線トレイルは暫く残雪は無いようだ
チェンスパ外す
稜線トレイルは暫く残雪は無いようだ
チェンスパ外す
風は冷たいが、天気も良く気持ちの良いトレイルとなった
風は冷たいが、天気も良く気持ちの良いトレイルとなった
またまた、赤坂山からの下山が気になる
またまた、赤坂山からの下山が気になる
所により残雪もあるさ
所により残雪もあるさ
やはり稜線の大部分は気持ちの良いトレイル
やはり稜線の大部分は気持ちの良いトレイル
巨大な送電線鉄塔(仮称1号)
巨大な送電線鉄塔(仮称1号)
更に巨大な送電線鉄塔(仮称2号)
更に巨大な送電線鉄塔(仮称2号)
下から仮称1号を見上げる
下から仮称1号を見上げる
栗柄越分岐から左へ、赤坂山へのピストン
栗柄越分岐から左へ、赤坂山へのピストン
山頂まで400m
北に13Kmで福井県!
北に13Kmで福井県!
仮称2号は、今まで見たことが無い巨大な鉄塔
仮称2号は、今まで見たことが無い巨大な鉄塔
下から仮称1号を見上げる(複雑系)
下から仮称1号を見上げる(複雑系)
赤坂山山頂が見えた
赤坂山山頂が見えた
赤坂山山頂
赤坂山山頂標識
四等三角点「赤坂山」
四等三角点「赤坂山」
山頂からの景色(1)
山頂からの景色(1)
山頂からの景色(2)
山頂からの景色(2)
山頂からの景色(3)
山頂からの景色(3)
栗柄越分岐からは雪面スタート
栗柄越分岐からは雪面スタート
一面の雪
登山道に雪は無くなっても雪解け水の川となる
登山道に雪は無くなっても雪解け水の川となる
マキノ高原に向かって下る
マキノ高原に向かって下る
左上に赤布を目印に左斜面を登る
※GPSで予測しておかないと見落として通り過ぎる
左上に赤布を目印に左斜面を登る
※GPSで予測しておかないと見落として通り過ぎる
三角点発見
四等三角点「栗柄越」
四等三角点「栗柄越」
マキノ高原が見えた
マキノ高原が見えた
ゲレンデ脇の階段を降りる
ゲレンデ脇の階段を降りる

感想

寒風(さむかぜ)〜赤坂山の登山口となるマキノ高原はスキーシーズンは丁度1か月前の3月9日に終了し、ゲレンデに雪は無かった。昭和の初めに始まった老舗のスキー場も現在はリフトも撤去された雪遊びゲレンデとなっているようだ。
温泉、キャンプ場、グランド・ゴルフ、食事処に加えて登山(高島トレイルの一部)も出来るが、平日ということもあり、また、月に2回の温泉休業日ということもあって、登山開始の朝7時には地元の散歩の方しか見かけず、下山時も10台程度の車がある程度だった。
※しかし下山時には15人の団体含め20人以上の登山者とスライドしたので車の大部分は登山者ということになる。

登山者用駐車場(標高150m)に唯一1台駐車し、橋を渡ってマキノ高原へ、トレッキングセンター手前の募金箱に100円投入し、トレッキングセンター内に地図など情報が無いか探索(鍵は開いていました)。隣のトイレを借りて登山開始です。
冷たい風が吹いていたのでレインウェアを羽織っていたら、軽やかに散歩されていた方から、「今日は風が強いね」「赤坂山かい?」と声を掛けていただき「いつも風が強いんですか?」「カンプウです」と応え「そうだね。それならあっち、気を付けて」と教えていただきました・・・が、「サムカゼ」でした。よそ者感丸出しで失礼しました。
屋根や壁の落ちた3棟ほどの建物を横目に使われなくなったゲレンデを登って行きます。ゲレンデのトップが標高約300mここからは登山道です。
370mを超えたら一旦無風に、晴れて陽射しが心地良い。
登山開始から1時間ほどで420m稜線へ、「寒風 3.5Km]と示されている・・・登山口には「2.7Km]となっていたのに・・・ヤマレコのルートで登って来ると遠回り!?但し、もっと近い踏み跡も見当たらない。
540mを超えると登山道にも残雪が現れた。周囲の谷筋には残雪が多く噴き上げてくる風が冷たい。570mを超えると雪を避けては歩けなくなる。
スノーバスケットを付けていないストックはズボズボと刺さり、地熱で溶けてスノーブリッジ状になっているため、乱暴に歩くと容易に踏み抜きそうだ。
※上り下り各5回程度は踏み抜いたが、直ぐに抜いてふくらはぎ程度で済んだ。ゴアテックスのトレランシューズに付着したクラッシュアイスは結構冷たく、時々払い落としたが、幸いなことに靴の中に入ってくることは無かった。
650mで一旦スノーロードが無くなる。
700mでは登山道が分からないほどの一面の雪。念のためチェンスパを装着し、数日前の先行者の薄い踏み跡を参考にしGPSを確認しながらとにかく上へと進む。
滑落するような斜面では無かったので慎重に山頂を目指す。
寒風に到着すると山頂部だけ雪が無くほっと一息つく。また、琵琶湖が良く観えた。
山頂を後にして先に進むには一面の雪原を進む必要があったが、20分もすると全く雪の無い稜線上の高島トレイルコースに乗る。チェンスパを外して気持ちの良い稜線歩き、あまりにも良い景色なので家族に写真を送ると「荒涼としてるね」と返ってきた。自分の目で見ないと感動を味わえないものと思い更に目に焼き付ける。
※1か月もすると登山道の残雪も無くなり、花が咲き乱れる最高のトレイルになっていることだろう。
赤坂山が近づいてくると巨大な送電鉄塔が迫ってくる。巨大と超巨大と2系統あるようだ。日本海側に原発などあるので太い幹線となっているのだろうか・・・
栗柄越から赤坂山山頂まではピストン(片道15分程度)。山頂には四等三角点「赤坂山」が有った。
栗柄越(770m)に戻ると雪原を進んで下山。登山者とスライドするようになってきた。間も無く15人ほどの団体が登ってきた。雪原をツボ足で下ってきて、そろそろ本格的な下りでチャンスパ着けようかと思っていたところだったが、大勢で踏み固められた残雪登山道はツボ足で問題無く下山できた。
結局、雪道は630mまで続き、570mまでは登山道が雪解け水で川になっていた。
480m付近の四等三角点「栗柄越」を無事ゲットしてマキノ高原に戻った。

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コメント

こんばんはー。山の情報、ありがとうございます。遠いところお越しくださり、ありがとうございます。お疲れさまでした。
湖北の山々、近いうちに再訪したいと考えていますので、情報をいただいて大変助かります。
ではまた。
2025/4/16 21:34
FlashLayerさん
訪問いただきありがとうございます。
初めての山でしたので(私見ですが)素直に感じたままを表現しました。
1ヶ月もすれば雪も消え、様相が一変しているかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
2025/4/16 23:01
プロフィール画像
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