寒風〜赤坂山(周回)


- GPS
- 06:49
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 873m
- 下り
- 872m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:49
ここまで自家用車の車中泊で来たが、今夜は知人の別荘で手足を伸ばして布団で寝れると思うともっと力が湧きそうだが、体力的には辛かった。
※早い時間から呑み始め、美味しい鍋料理を振舞ってもらい、久し振りに人と会話が弾んだことで、早々に床に就き、深い眠りについた・・・
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マキノ高原の施設利用者用の舗装された駐車場の手前(橋を渡る前)に無舗装の登山者用駐車場有。 スキーシーズンは終了し、キャンプサイトはオープンしているようだが、温泉も月2回の定休日のため駐車場の利用者は少なく、他の登山者は舗装された駐車場を利用していました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この辺りは日本海側の多雪地帯の気候なのでスキー場もあるとのこと。 標高800mちょいなので雪は無いだろうと思い込んでおり、下から見上げて白くなっているところがあったが、谷間に雪が有っても登山道に雪は無いだろうと思ったのは大外れ。 寒風への上りでも積雪があったが、栗柄越からの下りはもっとあった。 ・上りは途中からチェンスパ装着 ・下りは15人以上の団体が踏み固めて上がってきたので、ツボ足で行けた。 ・上り下りともに各5〜6回踏み抜いたが、膝下程度で直ぐに抜けたので問題無し。 寒風〜栗柄越〜赤坂山への高島トレイル(の一部)は歩き易い気持ちの良いコースだった。 ※念のためのチェンスパが役立ったし、ゴアテのトレランシューズでも足が冷たくなることは無かったが、計画時に最近のレコを確認すべきであったことと、標高500〜600mで登山道が残雪に覆われた時点で、700〜800mにもなれば一面雪になることを想像して撤退する判断も必要だったと反省した(いつも反省ばかり)。 何も問題無いところでヤマレコ(Android)の経路逸脱警告が2度程あった。 今までなかったことなので、GPS信号も米大統領の影響を受けるのかと心配になった(もう一台のiOSは問題無かったが・・・こちらは中華製?)。 |
写真
感想
寒風(さむかぜ)〜赤坂山の登山口となるマキノ高原はスキーシーズンは丁度1か月前の3月9日に終了し、ゲレンデに雪は無かった。昭和の初めに始まった老舗のスキー場も現在はリフトも撤去された雪遊びゲレンデとなっているようだ。
温泉、キャンプ場、グランド・ゴルフ、食事処に加えて登山(高島トレイルの一部)も出来るが、平日ということもあり、また、月に2回の温泉休業日ということもあって、登山開始の朝7時には地元の散歩の方しか見かけず、下山時も10台程度の車がある程度だった。
※しかし下山時には15人の団体含め20人以上の登山者とスライドしたので車の大部分は登山者ということになる。
登山者用駐車場(標高150m)に唯一1台駐車し、橋を渡ってマキノ高原へ、トレッキングセンター手前の募金箱に100円投入し、トレッキングセンター内に地図など情報が無いか探索(鍵は開いていました)。隣のトイレを借りて登山開始です。
冷たい風が吹いていたのでレインウェアを羽織っていたら、軽やかに散歩されていた方から、「今日は風が強いね」「赤坂山かい?」と声を掛けていただき「いつも風が強いんですか?」「カンプウです」と応え「そうだね。それならあっち、気を付けて」と教えていただきました・・・が、「サムカゼ」でした。よそ者感丸出しで失礼しました。
屋根や壁の落ちた3棟ほどの建物を横目に使われなくなったゲレンデを登って行きます。ゲレンデのトップが標高約300mここからは登山道です。
370mを超えたら一旦無風に、晴れて陽射しが心地良い。
登山開始から1時間ほどで420m稜線へ、「寒風 3.5Km]と示されている・・・登山口には「2.7Km]となっていたのに・・・ヤマレコのルートで登って来ると遠回り!?但し、もっと近い踏み跡も見当たらない。
540mを超えると登山道にも残雪が現れた。周囲の谷筋には残雪が多く噴き上げてくる風が冷たい。570mを超えると雪を避けては歩けなくなる。
スノーバスケットを付けていないストックはズボズボと刺さり、地熱で溶けてスノーブリッジ状になっているため、乱暴に歩くと容易に踏み抜きそうだ。
※上り下り各5回程度は踏み抜いたが、直ぐに抜いてふくらはぎ程度で済んだ。ゴアテックスのトレランシューズに付着したクラッシュアイスは結構冷たく、時々払い落としたが、幸いなことに靴の中に入ってくることは無かった。
650mで一旦スノーロードが無くなる。
700mでは登山道が分からないほどの一面の雪。念のためチェンスパを装着し、数日前の先行者の薄い踏み跡を参考にしGPSを確認しながらとにかく上へと進む。
滑落するような斜面では無かったので慎重に山頂を目指す。
寒風に到着すると山頂部だけ雪が無くほっと一息つく。また、琵琶湖が良く観えた。
山頂を後にして先に進むには一面の雪原を進む必要があったが、20分もすると全く雪の無い稜線上の高島トレイルコースに乗る。チェンスパを外して気持ちの良い稜線歩き、あまりにも良い景色なので家族に写真を送ると「荒涼としてるね」と返ってきた。自分の目で見ないと感動を味わえないものと思い更に目に焼き付ける。
※1か月もすると登山道の残雪も無くなり、花が咲き乱れる最高のトレイルになっていることだろう。
赤坂山が近づいてくると巨大な送電鉄塔が迫ってくる。巨大と超巨大と2系統あるようだ。日本海側に原発などあるので太い幹線となっているのだろうか・・・
栗柄越から赤坂山山頂まではピストン(片道15分程度)。山頂には四等三角点「赤坂山」が有った。
栗柄越(770m)に戻ると雪原を進んで下山。登山者とスライドするようになってきた。間も無く15人ほどの団体が登ってきた。雪原をツボ足で下ってきて、そろそろ本格的な下りでチャンスパ着けようかと思っていたところだったが、大勢で踏み固められた残雪登山道はツボ足で問題無く下山できた。
結局、雪道は630mまで続き、570mまでは登山道が雪解け水で川になっていた。
480m付近の四等三角点「栗柄越」を無事ゲットしてマキノ高原に戻った。
湖北の山々、近いうちに再訪したいと考えていますので、情報をいただいて大変助かります。
ではまた。
訪問いただきありがとうございます。
初めての山でしたので(私見ですが)素直に感じたままを表現しました。
1ヶ月もすれば雪も消え、様相が一変しているかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
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