記録ID: 7992701
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ハイキング
丹沢
大久保探索〜大山桜〜三角点めぐり
2025年04月08日(火) [日帰り]
神奈川県
Bright-Door
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:00
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,862m
- 下り
- 2,019m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 11:01
距離 24.3km
登り 1,862m
下り 2,019m
6:26
37分
鳥居前バス停
7:03
7:18
27分
浅間山林道折り返し
7:45
45分
鳥居前バス停
8:30
8:45
31分
旧大久保
9:16
9:20
7分
下大山桜
9:27
9:58
8分
上大山桜
10:06
5分
4本めの大山桜
10:11
10:16
16分
3本めの大山桜
10:32
23分
大山桜奥の院
11:55
11:56
23分
パラダイスな斜面
12:19
22分
三角点280.8m
17:27
鶴巻温泉駅
今回は、欲張って
・今昔マップ on the webで見かけた「大久保」集落？小屋群？の痕跡探索
・大山桜見物
・三角点めぐり（全8箇所）
の3つにチャレンジした。
・今昔マップ on the webで見かけた「大久保」集落？小屋群？の痕跡探索
・大山桜見物
・三角点めぐり（全8箇所）
の3つにチャレンジした。
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
今日の目的のひとつ「大山桜」は、鈴川（大山川）を挟んだ対岸の山からどう見える？と鳥居前バス停から登った本日の三角点1つめ。418.5m。四等三角点の記によると点名「イヨリ」昭和42年設置。
4/8 6:58
今日の目的のひとつ「大山桜」は、鈴川（大山川）を挟んだ対岸の山からどう見える？と鳥居前バス停から登った本日の三角点1つめ。418.5m。四等三角点の記によると点名「イヨリ」昭和42年設置。
浅間山林道手前で大山古道分岐。ただし、大山古道は通行できません、とのポスターあり。
結局、登った山は展望がなく大山桜は見えず、鈴川を渡る橋の上から、が一番よく見えた。おそらく中央が「上大山桜」その左が「4本めの大山桜」。
2
4/8 7:41
結局、登った山は展望がなく大山桜は見えず、鈴川を渡る橋の上から、が一番よく見えた。おそらく中央が「上大山桜」その左が「4本めの大山桜」。
再び鳥居前バス停。ケーブルまでのバス車窓からだと「鳥居ってどこ？」だけど、ここにあったのか。
大山桜の東の入口は大山小学校横から入山。ただし今回は大山桜は後回し。旧地図に数個の家屋（小屋？）のあった「大久保」なる集落？跡探索が先。この分岐を右に入ってガシガシ登る。
1
4/8 7:53
大山桜の東の入口は大山小学校横から入山。ただし今回は大山桜は後回し。旧地図に数個の家屋（小屋？）のあった「大久保」なる集落？跡探索が先。この分岐を右に入ってガシガシ登る。
マムシグサの群生。肉穂花序（ニクスイカジョ）が仏炎苞（ブツエンホウ）に覆われるのがサトイモ科の特徴だとか。
今昔マップ on the webで発見した旧「大久保」集落？小屋群？この先にかつて存在した赤丸の��〜��の建物の痕跡があるか、これから探索。番号なしの赤丸は地形が大きく違うので山津波で埋没したと妄想。
2
今昔マップ on the webで発見した旧「大久保」集落？小屋群？この先にかつて存在した赤丸の��〜��の建物の痕跡があるか、これから探索。番号なしの赤丸は地形が大きく違うので山津波で埋没したと妄想。
�，隼廚靴�付近、尾根の横に平坦に均したっぽい地形あり。杉の落ち葉が厚く堆積して痕跡はみあたらないが、これで建物跡を発見ということにしておこう。
1
4/8 8:16
�，隼廚靴�付近、尾根の横に平坦に均したっぽい地形あり。杉の落ち葉が厚く堆積して痕跡はみあたらないが、これで建物跡を発見ということにしておこう。
大久保沢を下る。この岩の下から、2週間前の追平探索の時と同じカエルの群れの鳴き声が聞こえる。
さらに下ると、沢から少し斜面を上がったところに��と思しき平らな地形あり。建物の痕跡はみあたらないが、これで建物跡を発見ということにしておこう。以上で旧大久保の探索を終えて、ここから大山桜見物。
1
4/8 9:03
さらに下ると、沢から少し斜面を上がったところに��と思しき平らな地形あり。建物の痕跡はみあたらないが、これで建物跡を発見ということにしておこう。以上で旧大久保の探索を終えて、ここから大山桜見物。
上大山桜、下大山桜よりは散り盛ん。大山桜は全部で4箇所、各1本ずつあるが、しっかり命名されているのはここまでの2本。この先2本は名無しの模様。
4
4/8 9:34
上大山桜、下大山桜よりは散り盛ん。大山桜は全部で4箇所、各1本ずつあるが、しっかり命名されているのはここまでの2本。この先2本は名無しの模様。
伊勢原市観光協会 https://isehara-kanko.com/area-oyama/oyama-sakura-koyo/route-oyamazakura/ で「4本目」と称する大山桜。
4/8 10:03
伊勢原市観光協会 https://isehara-kanko.com/area-oyama/oyama-sakura-koyo/route-oyamazakura/ で「4本目」と称する大山桜。
「4本目」は樹高が高く、花はその樹冠付近なので、最も目立たず自然に近い感じ。
伊勢原市観光協会で「3本目」と称する大山桜。守屋氏の東丹沢登山詳細図には「上部大山桜」と掲載されていた。
「3本目」の裏側から見上げた空は、周囲の樹からハート型にくりぬかれた格好。
ここから本日の最高点、エボシ山を目指して標高差300mの尾根を登る。その途中の左右、樹々の隙間から隣の尾根や谷のヤマザクラが多数目に入る（写真も多数撮ったがキリがないので割愛）。
2
4/8 10:20
ここから本日の最高点、エボシ山を目指して標高差300mの尾根を登る。その途中の左右、樹々の隙間から隣の尾根や谷のヤマザクラが多数目に入る（写真も多数撮ったがキリがないので割愛）。
さらに尾根を登ると、少し離れて2本のヤマザクラ。これは4本目の地味さを思えば「大山桜奥の院」と命名してもよい規模。副題「適度な距離感の夫婦桜」でも良いな。
3
4/8 10:32
さらに尾根を登ると、少し離れて2本のヤマザクラ。これは4本目の地味さを思えば「大山桜奥の院」と命名してもよい規模。副題「適度な距離感の夫婦桜」でも良いな。
杉木立の隙間にあれは何？ととりあえず撮影。帰宅後調べたら大山阿夫利神社下社。「ケーブルカー駅近くの観光地」のイメージだが、ここからの姿は喧騒が削ぎ落とされ深山幽谷の趣。
1
4/8 10:44
杉木立の隙間にあれは何？ととりあえず撮影。帰宅後調べたら大山阿夫利神社下社。「ケーブルカー駅近くの観光地」のイメージだが、ここからの姿は喧騒が削ぎ落とされ深山幽谷の趣。
この一帯にはユンボ道（林道）が網目のように多数張り巡らされていた。
本日の三角点2つめ。エボシ山653.3m。四等三角点の記によると点名「大久保」昭和42年設置。
同じ尾根を下るのもなんだから違う尾根を、と東向きに降りるとなかなか良い感じ、だったがその先は…
…林道の脇がずっと高さ5m以上はあろうかというほぼ垂直の崖が続いており、降りれそうな場所を探すが切れ目がないので、仕方なく両手両足を駆使して降りる。
4/8 11:33
…林道の脇がずっと高さ5m以上はあろうかというほぼ垂直の崖が続いており、降りれそうな場所を探すが切れ目がないので、仕方なく両手両足を駆使して降りる。
幸い、崩壊防止の金網に指を引っ掛けて安全に降りることができた。こんな崖の連続。
ヤマザクラの下のカーブミラーのところから次の三角点に向かって尾根下り再開。
高いヤマザクラ発見。4本目の大山桜（ばかり引き合いに出されて可哀想）よりも立派。
昭和の頃に販売されていたスプライトの1リットルのガラス瓶。帰宅後調べたらコレクターアイテムとしてオークションサイトやフリマアプリで千円以上で取引されている！
1
4/8 11:52
昭和の頃に販売されていたスプライトの1リットルのガラス瓶。帰宅後調べたらコレクターアイテムとしてオークションサイトやフリマアプリで千円以上で取引されている！
桜の大きな古木の根元から生えた新しい枝に二輪。この先わずか数十メートルの間に、花の色がすこしずつ違う同規模の桜の大きな古木が全部で3本生えており「三連のヤマザクラ」と勝手に命名。
1
4/8 12:06
桜の大きな古木の根元から生えた新しい枝に二輪。この先わずか数十メートルの間に、花の色がすこしずつ違う同規模の桜の大きな古木が全部で3本生えており「三連のヤマザクラ」と勝手に命名。
この鹿柵扉は下が留まっているので上しか開かず、その隙間に体をネジ込んでどうにか通過。
本日の三角点3つめ。280.8m。四等三角点の記によると点名「前丹沢」昭和42年設置。
子易の里まで降りてきて、南〜南西方向。桜がいっぱいのパノラマ。
次の三角点の手前の送電線鉄塔を目指す。地理院地図では破線の小径があるはずだが、廃道となっており、ここでもすごい藪漕ぎ。
本日の三角点4つめ。金比羅山258.7m。四等三角点の記によると点名「仁ヶ久保（にがくぼ）」昭和42年設置。ここから下りの小径も植生に飲み込まれて途中から消えており、またまた藪漕ぎ。
4/8 13:11
本日の三角点4つめ。金比羅山258.7m。四等三角点の記によると点名「仁ヶ久保（にがくぼ）」昭和42年設置。ここから下りの小径も植生に飲み込まれて途中から消えており、またまた藪漕ぎ。
ようやく山から降りた場所が子易斜坑。ここから水平距離で約270m戻った神奈川県内広域水道の地下水路トンネルへのアクセス用の斜め坑道らしい。ドアに近づくとザーという水の音。図らずも立入禁エリアだったので脱出にひと苦労。
4/8 13:30
ようやく山から降りた場所が子易斜坑。ここから水平距離で約270m戻った神奈川県内広域水道の地下水路トンネルへのアクセス用の斜め坑道らしい。ドアに近づくとザーという水の音。図らずも立入禁エリアだったので脱出にひと苦労。
国道246号厚木秦野道路の伊勢原第一トンネル工事現場。トンネル延長422m。トンネルはまだ開口してないが工期は2026/9/30までとのこと。
4/8 13:47
国道246号厚木秦野道路の伊勢原第一トンネル工事現場。トンネル延長422m。トンネルはまだ開口してないが工期は2026/9/30までとのこと。
本日の三角点5つめ。伯母様山179.3m。四等三角点の記によると点名「伯母様」昭和31年設置。南側から登頂したら気づかなかったが、なぜゴルフボール？と思ったら西側に降りるルートがゴルフ場（伊勢原CC）の縁沿いのため、ゴルフボールが多数落ちていた。
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4/8 14:07
本日の三角点5つめ。伯母様山179.3m。四等三角点の記によると点名「伯母様」昭和31年設置。南側から登頂したら気づかなかったが、なぜゴルフボール？と思ったら西側に降りるルートがゴルフ場（伊勢原CC）の縁沿いのため、ゴルフボールが多数落ちていた。
伊勢原CCの縁沿いにさらに進んだ崖の露頭、大小とりどりの丹沢名物「タマネギ石」多数。
高取山への登山ルートから外れて、4つ足で急斜面を登る。こういう場所には鹿の💩が多い。
鹿柵に行手を阻まれたが、畜生道に堕ちた覚悟で通らせてもらう。狭かった…
本日の三角点6つめ。沢山356.5m。GPSでここと解っているのに、なかなか見つからなかった。四等三角点の記によると点名「沢山」昭和42年設置。
2
4/8 14:57
本日の三角点6つめ。沢山356.5m。GPSでここと解っているのに、なかなか見つからなかった。四等三角点の記によると点名「沢山」昭和42年設置。
服を這っているのはついにヤマビルか😱と思いきや、シャクトリムシ。
本日の三角点7つめは本日の第2最高点。高取山556.2m。これで丹沢に4つある高取山（残り3つは相州アルプス）コンプリート！。二等三角点の記によると点名「三ノ宮村」明治16年設置、平成23年改測。
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4/8 15:32
本日の三角点7つめは本日の第2最高点。高取山556.2m。これで丹沢に4つある高取山（残り3つは相州アルプス）コンプリート！。二等三角点の記によると点名「三ノ宮村」明治16年設置、平成23年改測。
高取山から鶴巻方面の降りは傾斜、木の根、段差など、意外に険しい箇所が多い。
念仏山との間のP454の西をトラバースする道が林業作業道に格上げ？されて立入禁止となり、P454を登頂する迂回ルートを強いられた。
4/8 15:55
念仏山との間のP454の西をトラバースする道が林業作業道に格上げ？されて立入禁止となり、P454を登頂する迂回ルートを強いられた。
登山道から少し西に逸れて、本日の三角点8つめ。善波山（名古木浅間山）300.0m。四等三角点の記によると点名「善波」昭和39年設置。この後、ボンヤリ尾根沿いを行くと秦野盆地側に下ってしまうので、鶴巻方面への登山道に戻る際は要注意。
1
4/8 16:24
登山道から少し西に逸れて、本日の三角点8つめ。善波山（名古木浅間山）300.0m。四等三角点の記によると点名「善波」昭和39年設置。この後、ボンヤリ尾根沿いを行くと秦野盆地側に下ってしまうので、鶴巻方面への登山道に戻る際は要注意。
鶯神楽(ウグイスカグラ)。初夏にはアズキグミ、マメイチゴとも称される甘く生食可能な赤く楕円形の果実をつけるそうな。
撮影機器：
感想
マイナーな三角点巡り、意外と面白かった。
桜は大山桜だけでなく、街や人里のソメイヨシノ、山中に自生するヤマザクラをたくさん見ることができ、この期間限定の眼福に大満足。
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