御在所岳(中道↑・裏道↓)と東海自然歩道を少し


- GPS
- 08:03
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,838m
- 下り
- 1,838m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:02
天候 | 山の上は小雪ときどき曇り、風強し。麓は割と晴れ間が。12時-2℃@山頂 (1200m)、5℃@麓 (400m) |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
近鉄週末フリーパス (5000円) 利用。鉄道駅とロープウェイ駅、名前は両方湯の山温泉駅ですが離れています。バスで行き来できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中道の登り、裏道の下り、どちらも鎖を頼りに狭い足場をへつりつつ下る感じのところがあります。あと中道はキレットも。中道の方が難しめで高度感もある。中道は凍結、裏道は雪の踏み抜きに注意。 中道裏道両方の登山口にポストあり。 東海自然歩道は前半荒れ気味。ザレや落葉落枝、朽ちかけた階段など要注意。 |
その他周辺情報 | ロープウェイ麓駅周辺の湯の山温泉。鉄道駅から500m、アクアイグニスの片岡温泉。 食事とお土産物はロープウェイの山上麓両方に。食事は山上、お土産は麓が充実。あと麓にはモンベル。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
3月中に名古屋に行かねばならない用があり、のんびり構えているうちに最後の週末になってしまったので名古屋に行って1泊したあと東海の山に登ることにしました。どこにしようかと考えて鈴鹿の御在所岳に決定。ちょうどこれも3月までヤマスタで「日本百低山 おでかけ応援キャンペーン」をやっているのでその対象の山に。去年これで景品にグランジャーズのセットを貰ったんですよ。猿投山とも迷ったんですけど翌日は出勤なので早く帰れる方に。
移動は前回の田原市遠征で気に入ったので近鉄で。前回は買い忘れた近鉄のお得なきっぷ週末フリーパスを利用。鶴橋→名古屋→四日市→湯の山温泉→鶴橋だと1600円あまり安くなります。もっとも当日は購入不可なので前の日の金曜日に交通費使って買いに行ったのでその分の時間とお金を差し引かなきゃいけませんが。まあその時の気分で途中下車できるのもメリットですしね。青春18きっぷの仕様変更が無ければ…
そんなわけで前夜に名古屋で見たいものを見たあと四日市まで引き返してきて宿泊。宿?はまた漫画喫茶の快活CLUBです。ちょうど読みたい漫画もあったので。鍵付完全個室なら静かでいいですよ。四日市のは駅からちょっと離れますがハイカーなら余裕で歩く距離ですし、名古屋と較べると安くて周辺環境もごみごみしてなくていいです。ただ法令か何かの関係で完全個室には店で提供された飲食物を持ち込めないルールになっていて、それ用の飲食スペースが設置されているのですが四日市の店舗は席数が少なかったですね。そんなに飲食はしなかったのでいいのですが。
翌朝までの料金は2850円でした(安い!)。もっとも目が覚めてしまって予定より早く出たのもあります。いればいるだけ料金が上がるので気が急くのはホテルと較べて欠点と言えるかも。駅前で朝食を済ませてもまだ時間があるもののすることもないのでとりあえず電車で湯の山温泉駅へ。予定より2本早い電車です。バスに乗る予定だったのですが歩くことにしました。結果的にバスより早く登山口に着けました。というかこの季節なら当日朝近鉄特急を使えば、バス第1便に乗れるんですよね。夏はもっと早い便があってそれには間に合わないのですが。今度鎌ヶ岳や釈迦ヶ岳に来るときはそれも考えてみましょう。特急料金の方が漫画喫茶よりさらに安いし。
さて前置きが長くなりましたが山の方はというと天気がイマイチ。寒いのはむしろ快適なのですが風雪が思ったより強かったです。鈴鹿に来るときは天候に恵まれない…まあ今日もこれまでも気象予報の通りなので文句を言う筋合いではないです。でもそんな悪天候の割には登山者は多かったです。中道の登りで追い抜き20人、登りか下りか判らない休憩中の人16人、すれ違い16人でした。まだ11時にもならないうちに下山してくる人が多くて意外。頂上はロープウェイで来た観光客もそれなりに。裏道の下りでは各9人、7人、8人。数字にするとそうでもないですが、距離的には短いので密度は高い印象を受けました。ちょっと難しいところで詰まったりもしますし。人気の山ですしハイシーズンはもっと混雑するんでしょうね。下りでは登りで見かけた方が結構いて中道→裏道というのが人気のコースみたいですね。
なお下山を始めて国見峠を少し下った辺りで、ヤマスタのチェックインを忘れたことに気づきました。それがこの山を選んだ理由のひとつなのに。まだ時間はあったので頂上に引き返すことに決めました。道を間違えた時に億劫がらず登り返す練習と思って。標高差150mあまりでした。この登り返しで会った人は先の会った人の中には登り下りどちらにも数えていません。中には登りとその登り返し、下りで計3回お会いしたグループもいるので何だろうと思われたかも。
下山して売店でお土産を選んだあとは、延長戦で最近サボっている東海自然歩道を通って遠回りして近鉄の駅へ向かいます。ここまで三重県の東海自然歩道は荒れている印象が強いのですが、ここもでした。階段は丸太が朽ちたり傾いだり、ザレや落葉落枝で埋まったり、ちょっとした土砂崩れもありましたし。後半アスファルト舗装になってホッとしましたがそこも落石だらけ。この先本当に通れるんだろうなっていう、御在所岳の岩場とは別種の緊張感がありますね。ところがこんなところは誰も歩くまいと思ったら、後半若い男性2人組を追い越しました。それも近所の散歩みたいなラフな格好の。途中で引き返したのでなければ私と同じ道を歩いてきたことになりますが、ハイカーでもない人がよくあんなところ通る気になったなと。そういえば御在所岳中道の登りで追い越した母子らしい2人組も特にお母さんの方が普通の服装でしたね。あの後の難所にびっくりしてないだろうか…
前回御在所岳に登頂した時は滋賀県の綿向山の方から縦走してきて、下山にはロープウェイを使いました。なので湯の山温泉からの登山は初めてで中道裏道であの有名な奇岩を眺められて満足です。天気は悪かったですがそのくらいの視界はありました。ちょっとヒヤッとするような箇所はありましたが、岩場の大体はアスレチック的な感じでしたね。ガシガシ登るの楽しい! 天候があまり関係なく楽しめる要素が多かったのがよかったです。おススメです。
ロープウェイ部分が欠けていた軌跡もつながりましたし。軌跡と言えば東海自然歩道もです。もっとも湯の山温泉周辺の大石公園へ迂回するルートが判らずショートカットしてしまいました。道標を見てそうかもと思ったものの、そっちに行くと朝登山口まで歩いた舗装路をまた歩くことになるので気が向かず…また今度来た時は忘れずに。そうそう温泉にもまだ浸かっていないのでそれもセットで。鈴鹿セブンの鎌ヶ岳や釈迦ヶ岳、東海自然歩道の続きにまた来たいと思います。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●御在所岳(鈴鹿山脈十座、日帰りで楽しむ 全国80山スタンプラリー、おすすめ二百名山<東海・北陸6座>、日本百低山<関西20山>)
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