記録ID: 7952486
全員に公開
山滑走
谷川・武尊
苗場山2010mまで
2025年03月29日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:58
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 雪 1500くらいからガスに巻かれ、2000mで樹林が切れると全面ホワイトアウトで足元2mほどしか分からない。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪面はガリガリ凍結の上に10cmほどのドライな新雪。 下部はブナ林。1150-1200mくらいに植林が出てくる。抜けると微妙な登り返しを作りそうになる平坦地。右の低いところから入るとよいだろう。 その後、500mほど急斜面を登ることになるが、クトーでのシール歩行もずり落ちる。試しにアイゼン歩行をしてみたが、硬いといってもごぼる。淡々と登るしかないが時間を要した。登りきって平坦になるとずっと栂の木?の樹林。風もなくなりとても落ち着いて歩けた。 右から合流してくる沢地形を吸収しつつ登る。 途中、無木立の斜面が2回ある。雪崩そうな斜度にも思えないが崩壊しているのだろうか。 2回目の部分を過ぎると樹林が無くなり、ホワイトアウトになった。GPSを確認すると2036mの直下だった。少し高度を上げつつ進むと急に左に雪庇が見えてきた。崩れるような覆い被さり具合ではない(それでも足元には少々デブリはある)。そのまま雪庇を乗り超えて尾根に合流。左手眼下の正規登路にはわずかに樹林を確認できる。 あとはほぼ平らな斜面を東にまっすぐ1km進んで100mほど高度を上げればピークなのだが、足元2mほどしか視界がなく他は真っ白。 なんとか100mほど進んでみたが、歩くだけで酔いそうなくらいに気持ち悪い。今日はピークは諦めて戻った。 台地の緩斜面は少しのカニ歩きで問題なく通過。 急斜面はひたすら木の葉落としで高度を落とした。下が硬すぎて滑落しそうで危なかった。 その下の緩斜面に出ると気持ちよく粉雪を蹴散らして下ることができた。 |
写真
撮影機器:
感想
通常のスキー登路の南側に登り返しなく登行できそうなルートが引けそうなので歩いてみた。
取り付きは完璧。除雪されるべき理由のある場所だった。
そこから急斜面に入るまでも大きな登り返しなくルートができた。
さて、急斜面。およそ500mほどの高度差がある。
登るには急すぎる。滑走するにも急すぎるし、細かい段差がありすぎる。気持ちよく落とす沢も見当たらない。パウダーの時期に来てもラッセルが深くて登れないだろう。
スキー用としてはダメなルートだった。残念。
ただ、1800mを過ぎてからの栂の森はとても気持ちよく歩けた。癒された。
正規ルート合流地点の稜線からは無木立でホワイトアウト。これは時の運なのでしょうがない。見上げると青い空が透けて見えたんだけれども。
天気予報的にはもう1時間ほどしたらガスが取れたのかもしれないが、明日もあるので下山した。
急斜面の横滑り木の葉落としは辟易したが、それ以外はシューっと下れて快適だった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:152人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する