今シーズン最後のアイスクライミング


天候 | 概ね晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸林道の轍が酷く車高の低い車は底を擦る |
写真
頭から落ちて死ぬかと思った。
次は真ん中右寄りの凹角。穴ボコだらけでただただ楽しい。
腰が痛いのであまり負荷はかけずに登った。
私は左、右、真ん中の3本をリードした。
Uさんも左と右をリードしRP!!!!!
Kさんも右をリードし、南沢大滝初リードでRP!!!!!!
皆んな素晴らしい!
2人の完登は自分のことにように嬉しい!
感想
今シーズン最後のアイスクライミングということでいつものKさん、Uさんと八ヶ岳へ行ってきた。
前夜に京都発で八ヶ岳山荘の仮眠室泊。翌早朝発で赤岳山荘まで車で上がるはずだったが、、、
5:45 八ヶ岳山荘を出発して美濃戸林道に入って1分。『わ』ナンバー、ノーマルタイヤ、プラスチック製のタイヤチェーンの車がスタックしていて通行不可。仕方ないのでバックで林道入り口まで戻り徒歩で登ることになった。徒歩だけにトホホ。出鼻から挫かれたが、天気は良く、風も予報では20mと出ていたがそれほどでもなく久しぶりに歩く林道は気持ちよかった。
(ちなみにそのスタック車を助けた方は当然車で上がってこられて、我々をやまのこ村前で悠々と追い抜いていかれた。徳を積むとはこのことか。見習わないと。)
8:00頃南沢大滝に到着。
先着で女性2名組がおられ、右側を登るとのことで我々は左側を登ることにした。
その後2組ほど上がってこられた。
まずはUさんがリードで登る。先週も吹雪のなか、この滝で登っていたそうでその時は一番左の緩い傾斜のラインをリードで登り成功したとのことで今日はさらに傾斜の強いラインを登りたいそうだ。
その宣言通り見事にRP!いや、すごい!
次に私も登ろうといざ取り付く。見上げた感じそんなに難しくはなさそう。スクリューを打ちまずは1ピン目をクリップ。気持ちよくアックスも刺さり登っていく。そろそろ2本目のスクリューを打とうかなと思い、左のアックスで氷を打つ。しっかり刺さった感があったのだが、氷が面ごと剥がれフォール!!まさか落ちるとは思ってなかったので落ちる体勢も取れずなすすべく頭から真っ逆さま。逆大の字になって5mくらい落ちたのだろうか。ビレヤーのKさんも2mくらい吹っ飛んだらしい。幸い頭は無事だったが腰の左側と左肘を強打ししばらく動けず。しかし、何とか動けそうだったので体勢を戻し、打撲箇所を確認。折れてはなさそうだったのでそのまま登り返して何事も無かったようにRP。
いきなり場をザワつかせてしまった。
こんな感じでハプニングだらけのスタートとなったが、その後に私は2本リードし、Uさんも1本、Kさんは何と初リードで見事に完登!いやぁ、マジで凄い!2人ともスゴイ!Uさんは今シーズンからアイスを始めたし、Kさんは塾通いの成果が出て安定感抜群。『自分の力で登る人』になって本当に嬉しい。
2日目。
今シーズンの有終の美を飾るべく摩利支天大滝へ。
いわゆる『八ヶ岳三大大滝(大同心大滝、摩利支天大滝、南沢大滝)』の中で登るのが一番難しいとされているのが摩利支天大滝。
今冬は雪山にも岩にも行かずアイスクライミングに全振りし、少しは上達したと思うので今シーズン最後の登りでその成果を試してみたいと思っていた。
前日の南沢大滝で登っておられた美人さんによると摩利支天へはトレースがなかったとのことだったのと、なるべく早朝に氷に取り付きたいので昨日より出発を早め、4:30発。
赤岳山荘からの通勤路を約1時間30分で摩利支天大滝の分岐に到着。
幸いトレースがあり助かった。ひょっとして既にもう誰か登っているのか?
有難いトレースを辿り大滝に到着。
さっそく登る。
装備を整え全集中してクライムオン!
シーズン終盤ということもあって登りやすい条件だったと思うが、やはり強度は高くパンプこそしなかったが、緊張感のある登りだった。
無事に完登することができてとても嬉しい。
アイスクライミングが上手くなりたいと思い、それなりの装備を揃え3年。バーチカルも頑張れば何とか登れるようになってきた。来シーズンはアルパインアイスへも行きたいし、米子へも行きたい。お金があれば北海道も行きたい。アイス仲間も増やしたい。
さて、今シーズンのアイスクライミングは良い感じに終了したので、岩クライミングの遅れを取り戻すべく減量とトレーニングに勤しまないと。
とりあえず腰を治そう。
今シーズン一緒に登ってくれた皆さま、ありがとうございました!
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