観音山 - 積雪期(残雪期)限定の山で久しぶりの雪山を堪能しました。


- GPS
- 04:31
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 659m
- 下り
- 664m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:31
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当日はFFで大丈夫でしたが、道路状況によっては4駆スタッドレスでないと上れません(地元民談)。 なお、R289から観音沼に向かう際の大鹿沼山沿いを通る最短ルートは、現在通行止めのため大幅に迂回する必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日前に降った10cmほどのサラサラ新雪があって柔らかく、大きな踏み抜きこそありませんでしたが、深い砂浜を歩くようでツボ足では思った以上に歩きにくかったです。それでも前日のハイカーのものと思われるスノーシューの跡に助けられました。 下山時には陽光と気温上昇により、場所によってチャンスパにダンゴが付きました。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2025/03/21 21:10) |
写真
感想
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、一気に気温が上がるらしい。そろそろ行ってみるか雪山。
私はスノーシューもワカンも持っていません。そんな奴の雪山って快適登山の条件が厳しくて、登る山(標高)とタイミングがすっごく難しいんですよ。(と勝手に思っています。)
一番うれしいのは、10cm程度の新雪でノートレース。次は、逆にしっかり締まった残雪がいいかなぁ。ただまぁ、どっちにしろ実際に行ってみないとわからないので、決行の判断が難しいと言うか躊躇してしまうんですよね。(期待と違った場合でも、ツボ足よりスノーシューとかの方が、断然許容範囲は広いと思うので。)
さて今回の観音山ですが、ヤブ山なのでしょう基本積雪期限定の山です。
ちょうど降雪があった翌日が祝日(春分の日)なので、きっと誰かしらは歩いているはずなので、雪質は定かでないにしてもトレースはあるはずとの期待からこの日の決行としました。
7時頃駐車地に着き支度を整えた後、入山地点の目印である鳥居を探しに地形図にある神社方面に林道を上がってみたのですが、鳥居はあるもののレコで見た鳥居ではないしトレースもありません。あれ〜?計画ルートを確認すると、確かに入山地点はココではなく駐車地より逆に少し下った場所のようです。ソッチに移動しようと駐車地に戻るとソコに地元の方らしき人がいて、その方が駐車地のすぐ脇を指さし「これを辿って行けば観音山に行けるよ。」と教えてくれました。見ると確かなトレースが山に延びていました。目印の鳥居の場所でないことが気にはなりましたが、ココから別の山に向かうわけもないのでそのトレースを辿ることにしたのですが、計画ルートとずれているためP1214直下の急登付近までヤマレコアプリに警告されっぱなしでした。
計画ルートと違ったことで思ったのですが、強風や積雪などで前日までのトレースが消えている状態で入山する人は、過去のルートに囚われることなくGPSや地形を頼りに自身の判断でルートを切り開くことになるわけなので、今回利用させていただいたトレースがわざわざ遠くなる鳥居からではなく駐車地から入山していることは至極当然のことだと合点がいきました。よって、つまり雪山のルートは必ずしも固定的ではないということですね。尾根筋がはっきりしないような地形では尚更流動的になるのでしょう。今更ながら気付かされました。
久しぶりのちゃんとした雪山は、残雪の上に新雪が乗っていて多少の歩き辛さはあっても、しっかりスノーシュー跡に足を置けばほぼ沈むこともなく、少なくとも1m以上はあるだろう雪の上を気持ちよく歩いていきました。
登るにつれすっかり雪に覆われた裏那須の山並みが見え始め、1500m付近では雪をまぶしたような樹林帯が綺麗でした。
山頂は、ハイ松の一部が小規模のモンスターに変身しているだけの広い丘のような感じで、どれかのモンスターに取り込まれてしまっているのか山名板は残念ながら見つかりませんでした。
ある程度覚悟はしていたのですが、山頂でのコーヒータイムは断念しました。強風と言うほどではなかったのですが、遮るものがなく風速数メートルでもじっとしていると寒くて諦めました。無風だったら全然いけたんですけどね。残念。結局、標高1300mまで降りてからのコーヒータイムとなりました。
最後の下山までの30分は、時々チェンスパにダンゴを作りながら、かつ2回も転倒しながら、存分に雪山を堪能しましたとさ。あ〜楽しかった。
実は今回の観音山とどっちにしようか迷った山があるんだけど、もう遅いのかなぁ。レコチェックし要検討だな。
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