記録ID: 7918095
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積雪期ピークハント／縦走
道東・知床
ペレケ山、知西別岳
2025年03月19日(水) [日帰り]
北海道
sagar6
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,363m
- 下り
- 1,365m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ、曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス | ウトロ高原の道の奥の方、フンベ川のU字カーブ手前の路側帯が除雪されていたので駐車させてもらった。 |
写真
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取り付いた斜面はシューで足首上位のラッセル。
長丁場を覚悟して、じっくり進む。
長丁場を覚悟して、じっくり進む。
c370で尾根に上がると、反対方向からの新しめのスキートレースがあった。先行者がいるのかと期待したが、間もなく無くなった。
この尾根は細くてやぶが多く歩きずらいが、ラッセルからは解放された。c471位まで続いた。
c471位からカンバと小タンネの森となり、開けてきた。
森の中は雪がたっぷり。ラッセル深く、ペースが落ちる。
森の中は雪がたっぷり。ラッセル深く、ペースが落ちる。
逆光だがペレケ゚の特徴的なヒマラヤ襞ならぬゴジラ襞が見えている。
c650位で森林限界となり、広く緩やかな斜面となった。強風で雪も着かなかったのかクラストしている所もあって、ラッセルから解放された。
3/19 8:17
c650位で森林限界となり、広く緩やかな斜面となった。
強風で雪も着かなかったのかクラストしている所もあって、ラッセルから解放された。
強風で雪も着かなかったのかクラストしている所もあって、ラッセルから解放された。
振り返ると辿ってきた尾根とウトロ高原の向こうに流氷のオホーツク海。
広尾根をオホーツク海めがけて下る。
風が冷たくてゆっくりできず。
風が冷たくてゆっくりできず。
感想
昨年のG.W.、雪解けが早く進んで天頂山で諦めた知西別岳に行ってきました。この時期、知床横断道の除雪が始まっていて、作業の邪魔になるのもどうかと考えあぐんでいた所、ヤマップのふうろさんがウトロ側から登られた記録をアップしてくれた。距離は短いし、何といってもペレケ山の特徴的な山容を拝んでみたいとトライしました(ふうろさんありがとうございます)。
しかし、17日の道東地方の大雪の影響で、18日の飛行機や荷物がギリギリセーフ、根北峠の通行止めも昼に解除。ラッセル必死の過酷な条件下で、当日の天候に恵まれて、何とか成し遂げた達成感は抜群でした。
ペレケ山は知西別岳の脇にあるポコで、ついでに登るか程度にしか考えていなかった山でしたが、羅臼側からの円い山容とは対照的に、ウトロ側からのその特徴的な山容が強烈で、さらにその懐の異質な盆地状地形(ペレケ゚の谷と勝手に命名)にペレケの襞に迫りながら、細尾根をよじ登って入っていくのが感動的でした。
主役の知西別岳への登りも、急斜面でフロストしたハイマツ地帯をトラバースしなければならない所があったりでなかなか大変でした。頂上到達時に羅臼側がガスに覆われてしまい展望得られず残念。帰りは知西別岳の急斜面をトラバースしてショートカット。広尾根に乗ると後は周りの景色を満喫しながらオホーツク海目指してゆったり下降と思いきや、風が冷たくのんびりできず。樹林帯に入ってやっと安堵しました。
何はともあれ、今年の道東遠征、スリリングでしたが天気に恵まれて良かった。
19日に根北峠から登れる瑠辺其岳に登って帰りました。
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