記録ID: 7872421
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ハイキング
白山
大白川からの花の白山・御前ヶ峰
1998年07月19日(日) [日帰り]


- GPS
- 08:35
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,549m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
登山道はほどよい傾斜で歩きやすい。まわりはブナの原生林で若々しい緑色一色だった。
大きなつづら折りを登って行く。しかし所々平坦なところもあり、あまり疲れは感じない。朝日が射し始めるが樹林の中の道のため割合涼しい。
大きなつづら折りを登って行く。しかし所々平坦なところもあり、あまり疲れは感じない。朝日が射し始めるが樹林の中の道のため割合涼しい。
1時間ほど登り続けるとブナの樹林帯から抜け出し、笹とダケカンバの中をつづら折りに急登する。このあたりが一番苦しいところだ。やがて道は緩やかになり尾根の南側をトラバースするようになる。行く手に別山方面の稜線が見えてくる。
そこからさらに10分ほど歩いて6時45分に大倉山避難小屋に着く。小屋は丸太を積み重ねて作られており、まだ新しくて居心地が良さそうだった。小屋の前の尾根の上から樹林越しに双耳峰のような御前ヶ峰と剣ヶ峰が見えた。
相変わらず起伏の少ない道が続いたが、そのうち階段が続く急坂になり潅木帯の中を登って行く。高度を上げてハイマツも見られるようになったあたりから周囲に色々な草花が見られるようになってきた。
最初に目についたのは尾根の緑の斜面を黄色く飾っているマルバダケブキやオタカラコウだった。
最初に目についたのは尾根の緑の斜面を黄色く飾っているマルバダケブキやオタカラコウだった。
ガレ場付近の斜面は文字通り百花繚乱とでもいえるお花畑で、シモツケソウ、ハクサンフウロ、ミヤマキンボウゲ、タムラソウ、タカネマツムシソウ、オンタデ、イワオウギ、ヤマハハコ、イブキトラノオ、ミヤマシシウド、タカネナデシコなどの花々が赤や黄、紫、白など色とりどりに咲き乱れて冷たい爽やかな風に揺れていた。
右手に御前ヶ峰の丸い頂を見て、クルマユリ、ツガザクラ、ハクサンフウロ、ミヤマリンドウなどの花が咲く起伏の少ない開放感に溢れた道を赤い屋根の小屋が建ち並ぶ室堂目指して進んで行く。室堂には8時40分に到着した。
感想
今年の梅雨は天気の良し悪しがはっきりとしており典型的な陽性型だ。一時は完全に明けたと思っていたのが7月に入ってから前線が南下して雨の日があったりした。しかしそれも長続きせず、この18日からの連休は好天気となりそうな予報だった。山行の予定はなかったが、こうなるとみすみすこの機会を逃すのはもったいないという気がしてくる。日帰りで行けるいい山はないかと思案を巡らせて思いついたのが白山だった。
白山への最も一般的な登山道である石川県の別当出合からのルートは既に過去2回歩いているので、今回は岐阜県の大白川からの道を登ることにした。ガイドブックなどで調べた限りでは日帰りで行けそうだ。すこし強行軍だが去年の山行の心残りを清算することもあって白山の日帰り登山に挑戦することにした。
日帰りと言っても登山口には早朝に着く必要があるため、前日の午後11時過ぎに車で家を出発した。東海北陸道経由で大白川登山口には4時過ぎに到着。少し休憩したあと支度をして午前4時50分に鳥居を潜って登山道に入った。
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