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Yamareco

記録ID: 7853557
全員に公開
雪山ハイキング
札幌近郊

藻岩山

2025年02月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:35
距離
3.8km
登り
464m
下り
148m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:28
休憩
0:08
合計
1:36
距離 3.8km 登り 464m 下り 148m
14:34
3
スタート地点
14:37
44
15:21
9
15:30
25
15:55
16:03
7
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭山中央公園より
早速にも市街地の展望が広がる
2025年02月28日 14:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/28 14:40
旭山中央公園より
早速にも市街地の展望が広がる
いざ藻岩山へ
2025年02月28日 14:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/28 14:42
いざ藻岩山へ
明るい樹林の中を歩き始める
2025年02月28日 14:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/28 14:48
明るい樹林の中を歩き始める
斜陽が差し込む尾根へ
2025年02月28日 14:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/28 14:58
斜陽が差し込む尾根へ
樹皮が灰色の独特の光沢を放つウダイカンバの樹林
2025年02月28日 15:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/28 15:14
樹皮が灰色の独特の光沢を放つウダイカンバの樹林
T6分岐を過ぎたところで
再び札幌市街の展望
2025年02月28日 15:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/28 15:21
T6分岐を過ぎたところで
再び札幌市街の展望
馬の背と呼ばれる鞍部から藻岩山を見上げて
2025年02月28日 15:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/28 15:31
馬の背と呼ばれる鞍部から藻岩山を見上げて
道沿いには霊場巡りの石仏
2025年02月28日 15:46撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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2/28 15:46
道沿いには霊場巡りの石仏
藻岩山の山頂
2025年02月28日 15:59撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/28 15:59
藻岩山の山頂
展望台の上にはモニュメントが雪に埋もれている
2025年02月28日 16:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/28 16:00
展望台の上にはモニュメントが雪に埋もれている
南東方面
2025年02月28日 16:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/28 16:01
南東方面
南の山々
2025年02月28日 16:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/28 16:01
南の山々
ズームして
中央右の山は支笏湖畔の恵庭岳らしい
2025年02月28日 16:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/28 16:02
ズームして
中央右の山は支笏湖畔の恵庭岳らしい
西の山々・・・山座の同定が困難
2025年02月28日 16:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/28 16:02
西の山々・・・山座の同定が困難
電波塔を見上げて
2025年02月28日 16:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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電波塔を見上げて
山頂からの札幌市街
2025年02月28日 16:03撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/28 16:03
山頂からの札幌市街
ロープウェイで下山
2025年02月28日 16:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/28 16:19
ロープウェイで下山
ロープウェイより
北西の手稲山方面
2025年02月28日 16:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/28 16:19
ロープウェイより
北西の手稲山方面
平和塔(仏舎利塔)
太平洋戦争の犠牲者の冥福と世界平和を願ってインドより贈られたものらしい
2025年02月28日 16:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/28 16:21
平和塔(仏舎利塔)
太平洋戦争の犠牲者の冥福と世界平和を願ってインドより贈られたものらしい
撮影機器:

感想

この週は札幌に出張の用事があり、久々に札幌を訪れる。この日は全国的に晴天が広がり、気温も高い様だが、札幌も北海道とは思えぬほど温暖である。市内の車道には雪はほとどなく、歩道にも所々に雪が残っているばかりである。タクシーの運転手によるとこの時期に道路の路面が見えていることはあり得ないという。単に暖冬というだけでは済まされないような現象のようだ。

夕方の用事まで時間があるので、札幌の街山である藻岩山に出かけることにする。藻岩山はその南麓にはスキー場があり、街中にスキー場を有する山があるというのは札幌ならではだろう。夕方には確実にホテルに戻る必要があるので、旭山公園から登って、ロープウェイで下山することにする。タクシーの運転手によるとスキー場に下山するとタクシーを呼ぶのに時間を要する可能性が高いが、ロープウェイの山麓駅からは市電でも戻ることが出来るとのことであった。

旭山公園に向かうと急に道路の周囲の雪が増える。公園は完全に積雪しており、車を降りるとすぐにも雪の上を歩くことになる。我々のすぐ前を若いカップルが寄り添いながら展望台へと登ってゆく。公園からは早速にも市街の好展望が広がる。公園の中にはいくつもの遊歩道があるようで、散策している人が多い。藻岩山を目指して落葉した明るい樹林の中を歩き始める。

登山道沿いにの樹木には樹木標が所々にかけられており、ハルニレ、ハリギリ、ウダイカンパなどの樹木を認識することが出来る。ウダイカンバは樺(カバ)の一種であり、樹皮に油成分が多く、鵜飼のために用いられたことから訛ってこの様な樹木名になったらしい。やがて周囲はウダイカンバの樹林となり、午後の斜陽に照らされた灰色の樹皮が明るい光沢を放って輝いている。

T6分岐を過ぎると左手に市街の展望が大きく広がった。正面には藻岩山の山頂が目に入る。馬の背と呼ばれる鞍部を過ぎて山頂への登りに差し掛かると登山道沿いには観音様の石仏が次々と現れる。番号も彫られているので、三十三ヶ所巡りの石仏と判る。北海道の歴史を考えると明治以降のものである筈であるが、この様な信仰の石仏があることが意外な気がする。

藻岩山の山頂にかけて明るい樹林を九十九折りに登ってゆくと、唐突に巨大な電波塔の下に飛び出す。その先には展望台が設けられており、屋上に上がると360度の好展望が広がる。山頂には多くの人がおられたが、ほとんどはロープウェイで登ってこられた人達のようだ。展望台の中にはレストランもあり、展望を楽しみながら食事を摂ることも出来る。

山頂からは小さなケーブルカーが中腹駅まで運行しているが、中腹とは名ばかりで山頂からはわずかな距離だ。丁度、ケーブルカーが出発した後だったので、雪道を歩いて尾根を下るとわずか5分ほどでロープウェイの駅に到着することが出来る。チケットを購入するとすぐにロープウェイが出発する。

山麓に降りると、それなりの数の乗客が上りのロープウェイを待っておられた。山頂から夕陽と夜景を楽しみに行かれるのだろう。仕事がなければ、山頂に留まっていたいところではあるが、致し方ない。ロープウェイの駅前には客待ちのタクシーが待機しており、宿泊先のホテルにまで無事に戻ることが出来るのだった。

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コメント

こんばんは

少しの時間も有効に使われることに、いつも感心しています。
合わせるyamaizuさんもすごい。

ずっと前(いつも古い話で💦)観光旅行のコースで手稲山に寄りました。
ジャンプ台の上からスロープを見下ろしてビビりました😢
2025/3/4 21:01
olddreamerさん コメント有難うございます。
時間があれば手稲山に登りたかったのですが、札幌に到着した時間も遅く、また手稲山に登るためのロープウェイが数年前に廃止となっていることが判明し、躊躇なく藻岩山を選択しました。
それにしても、さすがODさん 引き出しが多いですね。
手稲山にシャンプ台があることを初めて知りました。
2025/3/5 20:58
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