【渥美半島10名山】右善坊山と田原観光


- GPS
- 07:09
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 887m
- 下り
- 868m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 8:30
飲料消費500mL。ザック初期重量約9kg。昨日買ったお土産が重かった。
天候 | 晴れ。風強し。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
新豊橋-三河田原 5:57-6:31 豊橋鉄道渥美線 550円 田原駅前-伊良湖岬 6:48-7:39 豊鉄バス・伊良湖本線 1120円 帰り) 伊良湖港-鳥羽港 17:40-18:35 伊勢湾フェリー 1800円 鳥羽- 19:05- 近鉄志摩線 新豊橋から鳥羽港までの電車、バス、フェリー併せて2900円のお得な「鳥羽豊橋割引きっぷ」を利用。 行き帰りとも近鉄なら「近鉄週末フリーパス」(5000円)も使えばよかった。鶴橋ー名古屋と鳥羽ー鶴橋なら少しだけ割安に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 右善坊山はよく整備されています。 海沿いの移動はサイクリングロードが歩けるが、一部区間が防潮堤工事のため通行不可。国道42号に迂回する必要あり。国道は歩道がないが、交通量はそこそこ程度だし外側の緑地帯にも逃げられるのでそう怖くはない。 ホテル伊良湖オーシャンリゾートからの下りに使った道はホテル側には遊歩道と書かれているが割と普通の登山道。 恋路ヶ浜から食堂の左を抜けて道の駅へ山越えするルートは入り口だけ見てちょっと通れる気がしませんでした。 |
その他周辺情報 | 伊良湖温泉。伊良湖オーシャンリゾートと伊良湖リゾート&コンベンションホテルに日帰り入浴あり。フェリーターミナル兼道の駅の伊良湖クリスタルポルトに土産物屋と食堂。食堂は恋路ヶ浜にも数軒並んでありますが、道の駅含めてどこも閉店が早いです。菜の花ガーデンにも屋台が出ています。菜の花まつり開催中の2月3月土日祝には伊良湖支線のバスが (一部) 停まります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
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感想
豊橋市内のマンガ喫茶で1泊し、今日は伊良湖岬方面を観光してフェリーで鳥羽港経由で帰ります。一応渥美半島10名山の右善坊山 (後山) をセットに。同じ10名山なら、前回お薦めいただいた鬼堕 (きおとし、と読む。すごい名前) ロングトレイルで赤羽根西山に登れないかと考えたのですが、うまい旅程が組めず。伊良湖岬から渥美半島の南側って行きにくいんですよね。北側は豊鉄バスの伊良湖本線、南側は伊良湖支線が通っているのですが、支線は伊良湖岬までつながっていなくて途中の堀切で北に曲がるのです。菜の花まつりシーズンの休日なら菜の花ガーデンまで行ってくれるバスもあるのですが。行きをフェリーにしたらまだしもアプローチしやすいです。
まあそんなわけで新豊橋駅から電車とバスを乗り継いで伊良湖岬に到着。田原駅前から伊良湖岬まで乗り通したのは4人グループと私だけでした。ひたすら海沿いを東に歩いて10名山の右善坊山を目指します。まず山に登ってその後帰り途で時間を見つつ観光する計画。岬付近は昨日にもまして風が強かったです。一部に砂浜を歩く箇所があり歩きにくかったです。他はひたすら舗装路や遊歩道歩きなのですが、灯台だの奇岩だの石碑だのの見どころがあるのであまり退屈はしません。何より太平洋と砂浜の景色がいいですし。
右善坊山と後山は登山口に駐車場があり、登山道も広いし、広場もあるしでとてもよく整備されています。トイレもありましたが使っていないので綺麗かどうかは不明。低山ながら尾根筋からの眺望もあり、間近に見える風力発電の風車もいいですね。お会いした人は右善坊権現近くでニアミスした1人と、後山展望台に陣取っていたバードウォッチャー1人だけでしたが、まあ平日ですしね。休日ならもう少し人気があるのではないでしょうか。
帰りは予定ではおおむね来た道をたどる予定だったのですが途中歩道のない国道を歩く区間もあったのでそれを避けて農地の中の道を戻ります。見れば初立ダムの脇を抜ける道にみんなの足あとが濃くついているのでそこをたどることに。そんなに標高差もないですし。ダム湖も周囲がよく整備されていて綺麗でした。お弁当休憩などに良さそう。
さて観光スポットその1の菜の花ガーデンへ。休日だと伊良湖岬とのシャトルバスもあるんですけどね。ですがそこそこの人出があり平日で正解だったかもしれません。人の写りこまない写真も撮れますし。入口周辺の菜の花は満開という感じでしたが、全体的にはまだこれからといった感じでした。屋台の出店では菜の花の他、地元の食材を使った軽食やデザートを提供していました。今のシーズンはイチゴ推しですね。田原市の農業生産額はイチゴ、メロン、スイカ、キャベツが全国2位だとか。あと花卉でいくつかの品目が1位、ブランド牛豚の畜産も盛んだとか。食べたいものが多くて困りますね。豚は昨日食べました。まだこの後があるからと思って軽くコロッケにしたのですが、晩ごはんを食いはぐれると判っていればもっとしっかりしたものを食べておけばよかった…
さて会場は砂浜側にも出口があるのでそちらから出て朝来た道を戻ります。日出の石門など行きに見たものですが、午前中とは光線の角度が違うのでまたちょっと違った雰囲気になります。石門から日帰り入浴のためホテルに向かったのですが、蛇行する車道の脇に直登する歩道があったのでそちらを登ったところ、いきなりホテルのラウンジかレストランの前庭みたいなところに出ました。お客がいたらびっくりさせて気まずかったかも。特に通行禁止の掲示や門扉はなかったのでホテル的に問題はないと思うのですが。
日帰り入浴は大人1600円。金額的にはちょっと高めですが、レンタルタオルもついてきますし、湯舟はいろいろ種類がありますし、何より露天風呂の景色が素晴らしいのでそれだけの値打ちはあります。実は今日の最高地点はさっきの右善坊山ではなくこのホテルだったり。
風呂上がりのいい気分で道の駅伊良湖クリスタルポルトに帰りついたものの、食堂はすでに営業終了。いやそんな予感はちょっとしてたけれども。昨日の「かつさと」みたいに夜までやってるところの方が珍しいですよね。恋路ヶ浜にも食堂が数軒並んでいたので行ってみましたがこちらもほとんど閉店。1軒まだやってるみたいでしたがちょっと今食べたいものではありませんでした。もう二色しらす丼の口になってたのに。仕方ないので自販機のコーヒーでいつも持ち歩いている日々カフェのお菓子を食べました。これ日持ちしていいんですよ。
売店でお土産を選んでフェリーの最終便に乗りました。徒歩乗船は私ともう一人だけでした。車の人も少なかったですけど。恋路ヶ浜を往復しなければひとつ前の便にも乗れたんですけどね。まあ絵になる夕日が拝めたのでよしとします。すっかりひと気の失せた鳥羽の街を歩いて近鉄に乗って帰りました。2泊3日で伊勢湾を鉄道とフェリーで一周したことになります。
山行?の内容的には2日間で55kmと結構歩きました。累積標高は各日1000m足らずなので大したことはないですが、特に2日目は疲れが出たのか足が重かったですね。初日に買ったお土産のせいかもしれませんが。世界最大の柑橘類、晩白柚が売っていたのでつい。晩白柚としては小さい方ですがそれでも帰って量ったら800gほどありました。
あと足元は最近買ったメレルのローカットで行ったのですが、下りで爪先が当たるので、先に近い方の靴紐もちょっと強めに締めたら後半痛くなってきました。靴紐の摩擦が大きいので緩まないのはいいのですが、まず締めにくいですし、締めると今度は全然緩まないからだと思います。ジャストフィットに調節しないと。今日のような行程ならいいですが、山深いところで痛み始めると不覚を取りそうです。まあそんな山にはミドルカットで行くと思いますが、痛む足で山に行っても楽しくないので反省材料ではあります。
旅行としてはたいへん楽しかったです。初日のわんこトレイルと博物館から、今日の菜の花まつりと伊良湖温泉と伊勢湾フェリー、と予定したところは全部堪能しました。あと夕日も綺麗でしたね。しらす丼だけ残念ですが。鬼堕ロングトレイルは予定に組み込めませんでしたが、これで10名山のうち6座登ったことになるのでまた来ましょう。そのうちまた渡辺崋山の特別展があるでしょうし。今度は往路をフェリーにしましょうかね。
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