【厳冬期】蝶ヶ岳(2480m小ピークにて敗退)


- GPS
- 20:37
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,308m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:56
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 7:26
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:08
天候 | ■2/9(日) 小雪❄️時々曇り🌥️ のち雪❄️ 最低気温:-10.9℃(22:30) 最高気温:-0.7℃(13:00) 風速:5~10m/s ■2/10(月) 小雪❄️時々曇り🌥️ のち雪❄️ 最低気温:-10.8℃(8:30) 最高気温:-3.9℃(14:00) 風速:5~10m/s ■2/11(祝) 小雪❄️時々曇り🌥️ 最低気温:-8.2℃(4:00) 最高気温:1.1℃(11:00) 風速:5~10m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■釜トンネル~上高地間 釜トンネル/上高地トンネル内は常夜灯が点灯しているが、一応ヘッデンは取り出しやすい所に入れておく。 トンネル内は除雪されていて 一応チェーンスパイクを使用したが 観光客は使用していなかった。 上高地トンネルから先は、行き帰りともスノーシューを使用。帰りはトレースがしっかりしていて観光客はツボ足で歩いていた。 ■上高地~徳沢間 小梨平から先はノートレース。スノーシューで脛から膝上のラッセルになる。 右からの雪崩に留意して 夏道とは少し違うライン取りをした。 一部 森林伐採用?のピンクテープに惑わされ ルートミスをした。 ※トレースはなく、平地のようでも吹き溜まりが多くあり、コースタイム2時間のところ6時間かかった💦 ■徳沢~2480P間 同じくノートレース。雪の深さはスノーシューで膝下~膝上。だが初日に後から徳沢入りしたソロの若い方(Kさん)がパーティーに加わって下さった(かなりラッセルを引いてくれた)おかげで2480m小ピークまで登る事ができた。 おめでたい事に Kさんは誕生日当日!だったという事でバースデーソングでお祝いしました🤭 2480m小ピークまで5時間かかった… ⭐️徳澤の公衆トイレは工事が終わり、冬季トイレは1箇所解放されています。人感センサー付きの照明も点き とても綺麗で、トイレットペーパーもありました(2025/2月時点)。 |
その他周辺情報 | ■アルピコタクシー 0263-28-3161 (沢渡や上高地からタクシーを呼ぶ場合) ※釜トンネル到着が15:00を過ぎる場合 タクシーは来てくれない。15:00以降は歩くしかないとのこと。 ■スノーシューのレンタル 【やまどうぐレンタル屋】 https://www.yamarent.com/sp/item/detail/sh_mb-als56.html レンタル代金もリーズナブルで、対応も丁寧で、予定日より早く新品に近いものを送ってもらえた。おかげでフィッティングもでき 快適に使用することができた。返却もコンビニから着払いで手軽に出来る。オススメ。 モンベルのこのスノーシュー、この値段(MSRライトニングアッセントの1/3)でこの性能は本当に凄いと思う。モンベルでの売り切れも納得がいく。 ■入山前の腹ごしらえ🍽️ 【松本メーヤウ 信大前店】 0263-35-6962 長野県松本市桐2-1-25 https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000053/ さすが食べログ100名店、とても美味しい😋 スパイシーで辛いのが苦手な方は難しい気もするが、ただ辛いのとは違い 味わい深い。 駐車場が分かりにくく 店員さんに直接聞いてから停めに行くのが吉。 ご馳走様でした♪ また頂きに来ます! ■前泊場所 【ともしび】 https://onsenyamagoya-tomoshibi.com/ 以前も利用した事があるが、こちらのライダーハウスに泊まらせてもらう。 宿泊料金2350円(冬季暖房代 200円/入湯税 150円 含む)とリーズナブルで 雑魚寝(布団あり/自炊可能)で ただ泊まるだけならオススメ。 但し 温泉は半露天風呂で非常に寒く、シャワーも使えない。またドライヤーはないので髪の長い方は困ると思う。 あまり求めすぎない方にはオススメ。 ■下山後の温泉♨️ 【上高地ホテル】 https://www.kamikochi-hotel.com/ 0263-93-2910(営業中か電話確認を) 750円@ / 12:00~20:00頃まで入浴可能。 綺麗でこじんまりとした温泉。洗い場は5つと少なめだが、近くの梓湖畔の湯も同じようなものなので あまり気にならなかった。露天風呂もあり また次も来たい。 一応 営業しているかを事前に電話確認してから伺った方が良いと思う。 ■下山後のご褒美🍽️ 【道の駅 風穴の里】 https://www.fu-ketsu.com/ これだけ上高地に通っていたのに、何故かずっと素通りしていた道の駅。 改めて寄ってみたら ご飯は美味しいし、お土産物もしっかり置いてあり、いい意味で期待外れだった。 ジビエの鹿肉の丼物が しっかり野生で味があって良かった🤭 |
写真
装備
個人装備 |
【一般厳冬期装備】
ハードシェル(上下)
ゲイター
インナー・アウター手袋
ゴーグル
バラクラバ
防寒装備(ダウン上下・象足・フリース・ウール帽子等)
予備着替え(アンダー・グローブ類・靴下等)
ザック
冬靴
プラティパス(2.5ℓ以上)
テルモス(計0.85ℓ)
食器類
ライター
山行計画書(KM)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備バッテリー(電池含む)
GPS(スマホアプリで可)
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
予備靴ひも
常備薬
日焼け止め
曇り止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
カイロ
ストック(2)
シュラフ(冬季用)
シュラフカバー(任意)
スリーピングマット(冬季用)
ビニール袋(数枚(靴入れ・ゴミ袋))
靴乾燥用新聞紙(適量/任意)
ビーコン
スコップ
ゾンデ
ソロ用ツエルト(テントを持たない者は所持)
非常用バーナーキット(バーナー/小コッヘル ※メイン鍋/バーナーを持たない者は所持)
ガス缶(厳冬期用 230ml)×1
【食料品】
朝食(2)
行動食(3)
夕食(2)
非常食(500kcal程度)
【登攀装備】
アイゼン
ピッケル+リーシュ
120cmダイニーマスリング+カラビナ(1)
スノーシュー(レンタル)
チェーンスパイク(上高地でデポ)
【その他】
風呂・着替えセット
前泊セット
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共同装備 |
【KM】
シングル2テン
スノーペグ(8)
鍋(1ℓ)/バーナー/ブス板
雪袋
LEDランタン
【NF】
テント内銀マット
雪落とし用タワシ
テントシューズカバー
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感想
【厳冬期】蝶ヶ岳(2480小ピークにて敗退)
この連休は他の山に入る予定だったのだが、寒波による大雪でとてもじゃないが登れないと諦め 少しでも体力つけようと蝶ヶ岳を目指すことに。
目論見どおり小梨平から先はノートレース。わざわざレンタルしたモンベルのスノーシューがフル稼働! 借りて良かったし、モンベルのスノーシュー 安くて めっちゃ使い勝手が良かったので 帰りの車でポチッてしまったwww
初日はコースタイムの3倍の時間をかけて徳沢まで行き、翌日は 僕らの少し後に到着したKさんというソロの方と一緒に蝶ヶ岳を目指す。この方ソロということもあってとても体力があり かなりの部分を先頭でラッセルして下さった。
Kさん、本当にありがとうございました!
おかげで2人では届かなかった所まで上げることができました。
おまけに彼は誕生日当日ということを知って そんな日にご一緒できるなんて光栄でした。
またどこかでお会いできたら嬉しいです☺️
2480m小ピークまで5時間かかり、少しゆっくりした後はあっという間に徳沢へ戻ってゆっくり。
翌日は早めに下山して 温かい温泉に浸かりたいと 早めに撤収し下山。
上高地から先はたくさんの観光客がいたり、霞沢岳西尾根取付き付近まで除雪車が入っていたりして2日前とは全く違う光景が広がっていました。
下山後の温泉♨️は 最高に幸せでした😌
今回も残念ながらピークには届かなかったけれど、しっかりトレースを刻めてやり切れた気がしているので満足です。
相方には今回も感謝してます。ありがとう!
東京都山岳連盟 【頂 山の会】
https://itadaki2009.wixsite.com/itadaki
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■お誕生日おめでとうございます🎉
■2480m小ピークから
■徳沢にて
寒波が来ている今週は、少しは天気の良さそうな蝶ヶ岳に転進しました。
釜トンネルで「深いところは腰まで埋まるかも」と聞いて、苦笑いしながらスタート。
小梨平から先はトレースがなく、いつもは単調な林道はあちこちが吹き溜まり。ここでこんなにラッセルやルートファインディングができるとは!
地形は平坦なのに、雪深くなかなか進まない。
明神でけいた氏が山のひだやに泊まろうぜー、などと言い出すも、電話は出てもらえなかったw
(後で聞くと、冬は10人以上宿泊者がいる時のみ営業とのこと)
ということで、予定通り徳沢までラッセル。トラバースが雪で埋まってなかなかの斜面になっていたり、7年ぶりのスノーシューで色んな歩きができて面白い。
雪原になった徳沢へ着く頃には、脚がパンパンな上に氷点下で大汗でした😅
翌朝は、同じテン場に来たKさんと3人で登ることにしました。
夏道を外すと大きく踏み抜くので、この日もルーファイとラッセル。最後の方は、ルーファイのコツをつかんだKさんがグイグイと道を拓いてくれて全然追いつけない💦
2,480m峰で引き返しを決めて、この日が誕生日というKさんをお祝い✨
お誕生日おめでとうございます!このたっぷりの雪とラッセルが、山の神様からのプレゼントですね。
急な斜面は慣れないスノーシューで慎重に下りて、テントに戻ると急に強い風雪。夜はまあまあの風が吹きました。
ピークは踏めなかったけど厳冬期の穂高が垣間見え、静かな冬の森にたっぷりの雪を踏む感触を楽しんで、何だか新鮮な3日間でした。
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