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Yamareco

記録ID: 7741365
全員に公開
雪山ハイキング
東北

生保内川とシトナイ沢の間の尾根 P782まで

2025年01月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:56
距離
5.2km
登り
640m
下り
639m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:47
休憩
0:10
合計
4:57
距離 5.2km 登り 640m 下り 639m
7:48
162
スタート地点
10:30
10:40
125
P782
12:45
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道46号線 熊見橋そばの公衆電話のある除雪されたスペースに駐車。数台駐車可能。
国道46号線の生保内トンネルを過ぎ、熊見橋という小さな橋を渡った右手に、電話ボックスがある。その除雪されたスペースに駐車。
2025年01月26日 07:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 7:51
国道46号線の生保内トンネルを過ぎ、熊見橋という小さな橋を渡った右手に、電話ボックスがある。その除雪されたスペースに駐車。
まずは大平沢へ向けて急斜面を下る。
2025年01月26日 07:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 7:59
まずは大平沢へ向けて急斜面を下る。
大平沢に下りた。
2025年01月26日 08:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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大平沢に下りた。
堰堤が現れた。地図には無いようだ。
2025年01月26日 08:07撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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堰堤が現れた。地図には無いようだ。
高さは20m近い感じ。
2025年01月26日 08:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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高さは20m近い感じ。
左岸側をトラバース。
2025年01月26日 08:13撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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左岸側をトラバース。
渡渉しつつ進む。
2025年01月26日 08:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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渡渉しつつ進む。
今度は地図に出ている堰堤だろう。右岸側の植林帯に上がる。
2025年01月26日 08:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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今度は地図に出ている堰堤だろう。右岸側の植林帯に上がる。
眼下に太平沢と生保内川の出合いが見える。
2025年01月26日 08:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 8:28
眼下に太平沢と生保内川の出合いが見える。
生保内川に下り立った。
2025年01月26日 08:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 8:35
生保内川に下り立った。
生保内川対岸のこれから取り付く尾根。
2025年01月26日 08:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 8:35
生保内川対岸のこれから取り付く尾根。
右手が太平沢。下りてきたのは尾根末端の右手側。
2025年01月26日 08:36撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 8:36
右手が太平沢。下りてきたのは尾根末端の右手側。
生保内川を渡って、尾根に取りつく。
2025年01月26日 08:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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1/26 8:50
生保内川を渡って、尾根に取りつく。
尾根が緩やかになった。
2025年01月26日 09:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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尾根が緩やかになった。
ブナ林の尾根を行く。
2025年01月26日 10:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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ブナ林の尾根を行く。
左手には地森(右、991)と下地森(1,026) 。
2025年01月26日 10:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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左手には地森(右、991)と下地森(1,026) 。
風が強いが明るい。
2025年01月26日 10:12撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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風が強いが明るい。
秋田・岩手県境に立つ五番森。
2025年01月26日 10:16撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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秋田・岩手県境に立つ五番森。
楽しい尾根歩きが続く。
2025年01月26日 10:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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楽しい尾根歩きが続く。
2025年01月26日 10:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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地森(右)と下地森。左端に貝吹岳。
2025年01月26日 10:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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地森(右)と下地森。左端に貝吹岳。
中央奥に秋田駒。
2025年01月26日 10:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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中央奥に秋田駒。
この辺で引き返そう。
2025年01月26日 10:39撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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この辺で引き返そう。
奥には県境稜線。
2025年01月26日 10:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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奥には県境稜線。
尾根を引き返す。
2025年01月26日 10:53撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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尾根を引き返す。
秋田駒も晴れて真っ白い姿を見せた。
2025年01月26日 10:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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秋田駒も晴れて真っ白い姿を見せた。
青空も広がってきた。
2025年01月26日 11:06撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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青空も広がってきた。
生保内川対岸の斜面には防護壁や植林帯が見える。
2025年01月26日 11:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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生保内川対岸の斜面には防護壁や植林帯が見える。
生保内川に到着。向こうに見えるのは大平沢の堰堤。
2025年01月26日 11:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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生保内川に到着。向こうに見えるのは大平沢の堰堤。
生保内川の上流方向。
2025年01月26日 11:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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生保内川の上流方向。
朝下った急斜面を登る。
2025年01月26日 11:57撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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朝下った急斜面を登る。
トラロープを見つけた。
2025年01月26日 12:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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トラロープを見つけた。
杉の植林帯を登る。
2025年01月26日 12:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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杉の植林帯を登る。
作業道を右手へ辿ってみることにした。
2025年01月26日 12:17撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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作業道を右手へ辿ってみることにした。
防護壁の下に出た。
2025年01月26日 12:19撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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防護壁の下に出た。
さらに堰堤がある。左手から巻く。
2025年01月26日 12:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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さらに堰堤がある。左手から巻く。
ゴールはすぐそばだが、雪が重い。
2025年01月26日 12:39撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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ゴールはすぐそばだが、雪が重い。
到着。
2025年01月26日 12:47撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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到着。
撮影機器:

装備

個人装備
駐車地点から生保内川に下りるまでワカン。以後はスノーシュー。

感想

秋田県美郷町の山岳写真家・大川清一氏の作品の一つに、秋田駒ヶ岳山頂から撮影したという「黎明の和賀山塊」がある。中央奥の女王・羽後朝日岳を守る前衛峰・志渡内畚(シトナイモッコ)に向かって、遥かな稜線が左右にうねりながら伸びている。志渡内畚に対する個人的な思い入れもあって、氏の作品の中では最も好きな一枚だ。

生保内川とシトナイ沢に挟まれたこの長い尾根は、やがて志渡内畚の北東稜となる。昨年はシトナイ沢を渡渉してからこの尾根に上がり、志渡内畚北東稜に取りついた。その時に、この尾根自体の魅力を強く感じた。優先順位の高い宿題の一つになった。

ただ、尾根の末端に取り付くには、生保内川の渡渉というハードルがある。そもそも尾根末端まで行くのに、雪崩のリスクの高い生保内川沿いの道を辿る必要がある。だが生保内川の沢登りをする人たちは、国道46号から大平沢を下って入渓するということを、昨年知った。自分でも大平沢を下ることが可能なのか、そして生保内川を渡渉することができるのか、まず下見をしたい。十分に明るくなってから出発した。

結論は、今回帰りに辿ったルートが良いことがわかった。大平沢は最初の堰堤脇のトラバースが、滑落のリスクがある。次の堰堤では右岸側に植林帯の尾根が見えたので上がったが、生保内川との出合いに下りる末端が急斜面で、左手(大平沢寄り)をクライムダウンした。帰りの際は、なんとそこにトラロープがあるのを見つけた。

生保内川の渡渉については、持参したウェーダーを着る必要もなく、石伝いに渡ることができた。ただ、雪解けが本格的になれば、渡渉は難しくなるだろう。渡った後、尾根に取りついたらこっちのものだというフレーズが頭に浮かぶが(笑)、実際はなかなか進まない。

それでも標高が上がると新雪の下の雪面が締まってきて、楽しいスノーシュー歩きとなった。時間の制約があってP782で引き返したが、尾根の雰囲気は十分に味わうことができた。地森や下地森の姿が目を引く。

戻りの国道への登り返しには、杉林や防護壁の下部を通った。作業道と思しき道型には、長い年月を経たせいか雑木があって邪魔にはなるが、安全に通過できる。もちろん、雪崩には要注意。

尾根を歩き通す宿題は、自分にできるのかどうか、正直わからない。しかし秋田には貴重な、雄大な周回ルートの手がかりはつかむことができたかなと思う。

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コメント

大変お疲れ様でした。
特に大平沢の急下降や帰路の登り返しは軟雪で大変でしたね。

これで北方稜の細く長い尾根末端部も明確となりましたので、時期と残雪状況を選べば、貴兄の脚力ならいつでも本峰(志度内)経由の日帰り周回も可能となりましたね。

稜線から望む秋田駒や羽後朝日、五番森等の県境のピーク等はいつ拝見しても感動かつ魅惑的で、楽しく拝見しました。
2025/2/2 15:51
tonkaraさん、こんばんは!
コメントいただき恐縮です。
下見ではありますが、本番がいつになるのか、あるのかどうかもわからないので、とりあえずレコ上げてみました
健脚者が雪の締まった時に歩けば、志渡内畚日帰りも可能かもしれませんね。私では無理なので、山中に泊ってこの長い尾根の雰囲気を味わえたらいいな・・と思います。

和賀山塊は白神山地に匹敵する面積の原生林が残されているとのことですが、この長い尾根はその核心部の一つと言えるかもしれません。生保内川によって隔絶されていることで、尾根上では林業の形跡が見受けられません。生保内川左岸側にわずかに杉林がありましたが・・
県境稜線と違って、登山の世界でも目を向けられることは無かったでしょう。堀内沢周辺は昔のマタギの猟場だったようですが、この生保内川とシトナイ沢の間の尾根はどうでしょうか。いずれにせよ、秋田に残された貴重な自然環境と言えそうです。
2025/2/3 18:24
プロフィール画像
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