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Yamareco

記録ID: 7738774
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

北雁戸山東面滑走

2025年01月25日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
12.1km
登り
1,216m
下り
1,216m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:58
休憩
0:33
合計
6:31
距離 12.1km 登り 1,216m 下り 1,216m
6:58
184
スタート地点
10:02
10:03
36
10:39
10:46
3
10:49
10:52
2
10:54
11:16
133
13:29
ゴール地点
天候 曇時々晴
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹谷インター先の冬季通行止めゲート手前に駐車
一般車は通行止めだがゲートの先まで除雪されて関係者は通行しているようなので停める場所には配慮が必要。
コース状況/
危険箇所等
・ポスト無し。
・積雪は十分だがガリガリに締まって全体的に苦行の滑走。
・シールだけでは厳しいためクトーは必須アイテム。

・コース状況
 取付からしばらく杉林。広く勾配はキツくないので登りは楽。樹間が狭いので下りスピードは抑え目に。
 雑木林からブナ林になると滑りやすい斜面になる。
 1,150m付近の登山道と合わさる辺りから藪に行く手を阻まれる。細尾根で風が強く当たり歩きづらい所がある。雪庇に乗らないよう注意。
 細尾根を過ぎて北雁戸山直下の1,410(偽雁戸)ピーク付近はシュカブラ地帯。今回はスキーで通したが場合によってはスキーを脱いだ方が楽に通過出来る。
 北雁戸山東面は勾配がキツいので滑落や雪崩注意。今回表面はクラストしてたものの硬くは無いのでツボ足キックで楽に登れた。坂本沢に入るとあまり広くは無いが大きな障害物も無いので快適な滑走。雪の状態から安全を見て早めに沢筋を離れたが条件が良ければかなり下の方まで滑れると思う。登り返しはドコを通っても大差無いと思うが今回通った尾根は藪に邪魔されること無くスンナリ行けたのでお勧め出来る。雪質がよければこの辺りで遊んでも面白そう。
その他周辺情報 旧スキー場向かいにあるるぽぽ川崎の日帰り温泉は営業しているようです。
笹谷の冬季閉鎖ゲート前からスタート。
m)今シーズン初めての蔵王山域だ
2025年01月25日 07:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 7:01
笹谷の冬季閉鎖ゲート前からスタート。
m)今シーズン初めての蔵王山域だ
積雪は40cmくらいかな
2025年01月25日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 7:05
積雪は40cmくらいかな
朝日に染まる北蔵王の山々。
2025年01月25日 07:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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朝日に染まる北蔵王の山々。
阿古耶の松
ma)枯れとるやん…
鶏)川崎町の天然記念物指定されてるけど枯れて朽ちてるね。
2025年01月25日 07:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 7:10
阿古耶の松
ma)枯れとるやん…
鶏)川崎町の天然記念物指定されてるけど枯れて朽ちてるね。
朝日を浴びながら登る。
2025年01月25日 07:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 7:50
朝日を浴びながら登る。
縞模様のブナ林。
2025年01月25日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 8:14
縞模様のブナ林。
ヤセ尾根を進む。
雪面のうねりが大きく、スキーでは歩きにくい。
2025年01月25日 08:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 8:38
ヤセ尾根を進む。
雪面のうねりが大きく、スキーでは歩きにくい。
行く手はガスの中
2025年01月25日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 8:46
行く手はガスの中
視界は悪そうだけど、とりあえず進む。
2025年01月25日 08:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 8:57
視界は悪そうだけど、とりあえず進む。
麓の方は晴れてるんだけどねぇ…
2025年01月25日 09:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 9:05
麓の方は晴れてるんだけどねぇ…
二口山塊方面は晴れてますね
2025年01月25日 09:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 9:05
二口山塊方面は晴れてますね
更に進むと、山頂方向にも微かな青空。
滑走チャンスがありそうなので、撤退は無し。
ピークを目指す事にする。
2025年01月25日 09:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 9:10
更に進むと、山頂方向にも微かな青空。
滑走チャンスがありそうなので、撤退は無し。
ピークを目指す事にする。
この辺りはシュカブラと灌木でスキーにはツラい
ツボだと膝まで沈みまともに歩けないのでスキーで行くしかありません
2025年01月25日 09:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 9:20
この辺りはシュカブラと灌木でスキーにはツラい
ツボだと膝まで沈みまともに歩けないのでスキーで行くしかありません
ガスが薄くなり北と南の雁戸が見えてきた。
2025年01月25日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:23
ガスが薄くなり北と南の雁戸が見えてきた。
南雁戸の肩
荒々しい
2025年01月25日 10:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:23
南雁戸の肩
荒々しい
ガスが晴れて、ようやく北雁戸山と御対面。
2025年01月25日 10:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:23
ガスが晴れて、ようやく北雁戸山と御対面。
北の稜線。
奥に見えるピークはカケスガ峰か。
2025年01月25日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:24
北の稜線。
奥に見えるピークはカケスガ峰か。
ここから雁戸山頂まで雪面状況が悪くスキーを担ぐ
2025年01月25日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:24
ここから雁戸山頂まで雪面状況が悪くスキーを担ぐ
雪は締まっており、ツボ足でも沈まない。
まに)久しぶりのシートラだ
2025年01月25日 10:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:25
雪は締まっており、ツボ足でも沈まない。
まに)久しぶりのシートラだ
ヤセ尾根を経て、北雁戸山へ取り付く。
2025年01月25日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:27
ヤセ尾根を経て、北雁戸山へ取り付く。
振り返って茶畑(ニセ雁戸山)を眺める。
2025年01月25日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:36
振り返って茶畑(ニセ雁戸山)を眺める。
まに)疲れたら交代するよ!と言っているのに譲ってくれない鶏氏
る)ラッセル好きなんだから放っておこうぜw
2025年01月25日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:39
まに)疲れたら交代するよ!と言っているのに譲ってくれない鶏氏
る)ラッセル好きなんだから放っておこうぜw
北雁戸山東面。
斜面は綺麗で、なかなか良さそうな感じ。
2025年01月25日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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北雁戸山東面。
斜面は綺麗で、なかなか良さそうな感じ。
まもなく山頂にはしゃぐマニ氏
まに)大好きな雁戸山が久しぶり過ぎてテンション高め
2025年01月25日 10:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:39
まもなく山頂にはしゃぐマニ氏
まに)大好きな雁戸山が久しぶり過ぎてテンション高め
南雁戸山
2025年01月25日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:43
南雁戸山
北雁戸山(1485m)
北雁戸の厳冬期無酸素登頂成功です!
2025年01月25日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:49
北雁戸山(1485m)
北雁戸の厳冬期無酸素登頂成功です!
登頂を祝って記念撮影。
鶏)久しぶりの雁戸山頂でした。
る)私は4年ぶりかな?
まに)驚くことに5年振りでした
2025年01月25日 10:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:50
登頂を祝って記念撮影。
鶏)久しぶりの雁戸山頂でした。
る)私は4年ぶりかな?
まに)驚くことに5年振りでした
北雁戸山の稜線。
蟻の戸渡り方面を眺める。
前山付近に数名の登山者が見えた。
2025年01月25日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 10:51
北雁戸山の稜線。
蟻の戸渡り方面を眺める。
前山付近に数名の登山者が見えた。
いよいよ東面滑走、だが…
滑走直前になって視界不良。
2025年01月25日 11:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 11:04
いよいよ東面滑走、だが…
滑走直前になって視界不良。
しばし、待機。
ガスが晴れるのを待つ。
2025年01月25日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 11:10
しばし、待機。
ガスが晴れるのを待つ。
しびれを切らして滑走開始。
鶏氏がトップ。
鶏)ガリガリガリッ!
る)ガリガリ君よりも雪見大福が食べたい。
2025年01月25日 11:15撮影
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1/25 11:15
しびれを切らして滑走開始。
鶏氏がトップ。
鶏)ガリガリガリッ!
る)ガリガリ君よりも雪見大福が食べたい。
なんとか斜面は見えるけど、雪が固くて滑りにくい。
2025年01月25日 11:16撮影
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1/25 11:16
なんとか斜面は見えるけど、雪が固くて滑りにくい。
下の方へ行くと視界は回復。
坂元沢が見えてきた。
2025年01月25日 11:17撮影
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1/25 11:17
下の方へ行くと視界は回復。
坂元沢が見えてきた。
東面を滑り終えた頃に日差しが出てくる。
る)あと10分待ってれば・・・
まに)※ご覧の写真はモノクロ撮影ではありません
2025年01月25日 11:19撮影
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1/25 11:19
東面を滑り終えた頃に日差しが出てくる。
る)あと10分待ってれば・・・
まに)※ご覧の写真はモノクロ撮影ではありません
急速に雲は晴れてゆき、清々しい青空が広がる。
る)滑走する前に晴れて欲しかったぜ(笑)
まに)カラーに戻った!
2025年01月25日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 11:36
急速に雲は晴れてゆき、清々しい青空が広がる。
る)滑走する前に晴れて欲しかったぜ(笑)
まに)カラーに戻った!
この後は坂本沢滑走
る)上を向〜いて、す〜べろ〜う♪
…て、それは坂本九か。
2025年01月25日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 11:45
この後は坂本沢滑走
る)上を向〜いて、す〜べろ〜う♪
…て、それは坂本九か。
沢はすっかり埋まっており良い感じ。
雪も軽くて滑りやすい。
2025年01月25日 11:45撮影
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1/25 11:45
沢はすっかり埋まっており良い感じ。
雪も軽くて滑りやすい。
沢を進むにつれて、カケスガ峰が大きくなってくる。
2025年01月25日 11:46撮影
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1/25 11:46
沢を進むにつれて、カケスガ峰が大きくなってくる。
小動物のトレース。
2025年01月25日 11:50撮影
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1/25 11:50
小動物のトレース。
下の方に行くにつれて沢はモコモコ。
起伏が大きくなってくる。
2025年01月25日 11:55撮影
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1/25 11:55
下の方に行くにつれて沢はモコモコ。
起伏が大きくなってくる。
多少高低差はあるが快適滑走です。
2025年01月25日 11:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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多少高低差はあるが快適滑走です。
H880m付近で沢を出て、尾根上へ登る。
2025年01月25日 12:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 12:01
H880m付近で沢を出て、尾根上へ登る。
眩しい太陽。
まさか、ここまで快晴になるとは思わなかった。
2025年01月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 12:10
眩しい太陽。
まさか、ここまで快晴になるとは思わなかった。
尾根の先には密薮を覚悟して進んだがヤブはそれほどでもなく、良いルートを登り返したようです
2025年01月25日 12:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 12:18
尾根の先には密薮を覚悟して進んだがヤブはそれほどでもなく、良いルートを登り返したようです
ボトムは滑りやすい
2025年01月25日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 13:00
ボトムは滑りやすい
尾根に上がって、最後の滑走。
残念ながらカリカリの固い雪で、快適な滑走とはならなかった。
2025年01月25日 13:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 13:06
尾根に上がって、最後の滑走。
残念ながらカリカリの固い雪で、快適な滑走とはならなかった。
固く荒れた雪面にやっつけられて這う這うの体で車にたどり着くのであった。
2025年01月25日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/25 13:28
固く荒れた雪面にやっつけられて這う這うの体で車にたどり着くのであった。

装備

個人装備
スキー クトー

感想

何年も前から狙っていた北雁山東面と坂元沢の滑走。
今回、鶏氏の発案で、私とマニ氏も参加させてもらった。
決行日の天気はなかなか難しい空模様で、麓は晴れているが山頂方面は雲の中。
北雁戸山の山頂まで登っても視界不良で滑れそうに無いので、
山頂には行かず途中でドロップしてしまおうか、とか、
板は手前のコルにデポしてツボ足で山頂往復だけしてしまおうか、とか。
色々と悩ましい状況が続いたが、北雁戸山への最後の登りの段階で晴れの兆しが出てきたので、板を担ぎ上げて東面滑走を行う事にした。
しかし、いざ東面滑走、となった段階で再びガスに覆われ真っ白け。
視界待ちをしてみるも一向に視界は回復せず、しびれを切らして滑走開始となった。

今週はまとまった降雪が無かったせいで、東面オープンバーンは固めの雪質。
シーズン始まってからは毎週のように良質なパウダー滑走を楽しめていたが、今週の雪質は悪くて爽快感は今一つだった。
視界も悪いので恐る恐るの滑走となり、幾度かガリガリ音を聞くことになるも無事に東面オープンバーンを滑り降り、坂元沢源頭に到達。
核心の滑走を終えたのでそこで休憩とし、最後に滑り降りてくるマニ氏を心穏やかに眺める。
すると、その背景の雲の中には微かな太陽の輝きが見えるではないか。
その輝きは次第に広がってゆき、急速にガスは晴れてゆく。
そして、さっきまで我々がガスの中で佇んでいた北雁戸山の稜線上には、快晴の空が広がるという・・・
なんとも、最高の嫌がらせである。
あまりの変貌に、「登り返してもう一回滑るか?」と議論になったが、雪質が微妙なのでリトライは無し。
東面滑走はこの1本だけとし、坂元沢を滑走して下山する事にした。

東面オープンバーンの雪質は微妙であったが、坂元沢の方は良く、程よくパウダー感があって楽しめた。
沢幅は狭いものの両岸が寝ているのでプレッシャーはなく、明るい森の中を気分よく滑走。
下に行くにつれてボトムのうねりが大きくなってきたので、無理に沢は詰めずH880m付近で脱渓した。
尾根に上がった後はいつものルートで阿古耶の松へ続く沢型を滑るが、ここは固いバーンで苦行の滑走。
結局、この日、滑走が楽しめたのは坂元沢だけという、BCとしては微妙な内容となった。
しかし、念願だった北雁戸山東面と坂元沢を滑走できたのは嬉しい。
今回は天候と雪質が嚙み合わず、その斜面を存分に楽しむ事はできなかったが、
また次回、条件の良い時に再滑走したい、と思わされるような良ルートであった。

北雁戸山は自分が雪山を覚えた山と言っていいホームの様な山である。
北雁戸山も久しぶりだとは思っていたが、調べてみたら前回のぼったのが2020年の3月、なんと約5年振りの登頂だった。昔は毎年のように登っていたのに、こんなにご無沙汰していたことに驚いた。近年の雪不足や関沢の駐車場問題、スキーを初めて足が遠のいて居たことが原因だったのでしょうね。
そんな思い入れのある雁戸の東斜面から坂元沢へ滑り降りるルートはスキーを始めるようになってからいつか行きたいと夢見ていた所である。そして今回、念願の北雁戸東斜面の滑走にこぎつけることができた。カリカリと雪質は微妙ではあったが、まず滑れたことが素直に嬉しい。坂元沢のほうが雪も溜まっていて滑りとしてはこちらの方が楽しめる日であったようだ。
今回は雪質や天候がうまくいかなかったので、次回またリベンジしてみますかね!

 随分長いこと温めていた雁戸山東面滑走計画です。近年の温暖化によるものか寡雪で条件が整わずなかなか実行に移せずにいました。今季ようやく例年並みの積雪量になり満を持しての実施の運びとなりました。
 ウキウキしながら笹谷インター到着(言いだしっぺにもかかわらず遅刻してスミマセン)
 実際の滑降のほうは 雪は十分ながらしばらくピーカン高温続きになったため表面がガリガリで登行時はシールが効かず滑降時はエッジがはじかれ登りも降りも苦行の連続。先週先々週と良いパウダーに当たっていただけに今回は付いてないななどと勝手な感想をブツブツつぶやいてました。付いてないと言えば山頂からのドロップ。それまで晴れていた雁戸山頂でしたがシールを外した瞬間にガスに巻かれ寒い中の晴れ待ち。しばらく待つも晴れの兆しが見えないのでシビレを切らして滑走開始。硬い上にガスで良く見えない中 恐々東面を滑りましたが東面を降りきった瞬間ソレまでの視界不良が嘘のようにみるみる晴れあがるという「山あるある」。坂元沢が多少楽しく滑れたのでまだ良かったもののやはり最近の冬はなかなか厳しい。
 目的の東面滑降は達成しましたがどうせならもう少しだけ雪面が緩んでくれればなどと人間の欲望に限りはありません。ワガママな思いを抱きつつ峠を後にしました。

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