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Yamareco

記録ID: 7726134
全員に公開
ハイキング
関東

新田金山城 市営無料駐車場〜大光院(呑龍様)〜西山〜ガイダンス施設〜西城〜金山城跡〜御城橋〜八王子山城砦群〜高山神社(天神山)〜八幡山〜大光院〜駐車場

2025年01月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
trout33 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:40
距離
10.9km
登り
486m
下り
491m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:28
休憩
1:09
合計
5:37
距離 10.9km 登り 486m 下り 491m
8:47
12
スタート地点
8:59
9:01
16
9:17
5
10:14
10:15
6
10:21
10:37
10
10:47
11:09
29
11:37
0
11:38
11:42
1
11:43
11:49
0
11:49
41
12:30
8
12:38
6
12:44
3
12:48
12:50
14
13:04
13:05
8
13:22
13:24
9
13:32
13:33
3
13:36
13:39
19
13:59
14:10
14
14:25
3
14:28
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車は大光院(呑龍様)北側にある太田市営無料駐車場に停めます、平日ですが何組か歩きに来られていて皆さん金龍寺経由で直接西(にし)城へ向かわれた様です、駐車場にトイレは有りません。
私は大光院境内にある呑龍公園のトイレを利用して呑龍様にお参りしてから登山開始です。
呑龍様では本堂ではなく開山堂にお参りします、開山堂は大型鉄筋コンクリート建築としては日本初の仏閣建築物だそうです、開山堂右側手前ににある本堂とを繋ぐ渡り廊下の下をくぐって西山へ向かいます。
車は大光院(呑龍様)北側にある太田市営無料駐車場に停めます、平日ですが何組か歩きに来られていて皆さん金龍寺経由で直接西(にし)城へ向かわれた様です、駐車場にトイレは有りません。
私は大光院境内にある呑龍公園のトイレを利用して呑龍様にお参りしてから登山開始です。
呑龍様では本堂ではなく開山堂にお参りします、開山堂は大型鉄筋コンクリート建築としては日本初の仏閣建築物だそうです、開山堂右側手前ににある本堂とを繋ぐ渡り廊下の下をくぐって西山へ向かいます。
西山を越えて少し下った所のあずまやで右からの金龍寺からの道と合流、西城へは真っ直ぐ進みますが以前来た時には無かった史跡金山城跡ガイダンス施設へ寄る為にあずまや奥を一旦右へ下ります。
西山を越えて少し下った所のあずまやで右からの金龍寺からの道と合流、西城へは真っ直ぐ進みますが以前来た時には無かった史跡金山城跡ガイダンス施設へ寄る為にあずまや奥を一旦右へ下ります。
ガイダンス施設の展示を見てガイドブックを購入した後いよいよ金山城攻めです! 早速竪堀が現れました、未整備なので名称板のみです。
ガイダンス施設の展示を見てガイドブックを購入した後いよいよ金山城攻めです! 早速竪堀が現れました、未整備なので名称板のみです。
金山城が保存される要因となった幕府直轄の松茸山を彷彿とさせる赤松林の中を西城へ向けて登ります。
金山城が保存される要因となった幕府直轄の松茸山を彷彿とさせる赤松林の中を西城へ向けて登ります。
西城には駐車場・トイレ・展望台があり車で来る事も出来ます。
西城には駐車場・トイレ・展望台があり車で来る事も出来ます。
西城から一旦尾根を下り見附出丸へ、土塁も良く残っています、ここから先の尾根上や北西に伸びる支尾根にも遺構が残る様ですが発掘&整備はこれからだそうです。
西城から一旦尾根を下り見附出丸へ、土塁も良く残っています、ここから先の尾根上や北西に伸びる支尾根にも遺構が残る様ですが発掘&整備はこれからだそうです。
見附出丸から西城へ戻り曲輪を一巡りしてから尾根を進みます、金山城跡の石柱からいよいよ主要部が始まります。
見附出丸から西城へ戻り曲輪を一巡りしてから尾根を進みます、金山城跡の石柱からいよいよ主要部が始まります。
最初に現れた西矢倉台西堀切は堀底道が石畳になっています、堀切下部には桟道があり一時復元されていた様ですが現在は撤去されている様で残念。
最初に現れた西矢倉台西堀切は堀底道が石畳になっています、堀切下部には桟道があり一時復元されていた様ですが現在は撤去されている様で残念。
さらに進むと物見台下虎口の石垣が現れます、迫力があります、廃城の際に破却された石垣を発掘調査の後によく復元して積み上げたと感心します。
さらに進むと物見台下虎口の石垣が現れます、迫力があります、廃城の際に破却された石垣を発掘調査の後によく復元して積み上げたと感心します。
物見台下虎口の手前の堀切の左手側は岩を削って作ってあります、この岩盤は溶結凝灰岩で石垣の原料だそうです。
物見台下虎口の手前の堀切の左手側は岩を削って作ってあります、この岩盤は溶結凝灰岩で石垣の原料だそうです。
物見台下虎口を通り過ぎて振り返ると敵兵が真っすぐ進めない様に通路が曲げてあるのが確認できます。
物見台下虎口を通り過ぎて振り返ると敵兵が真っすぐ進めない様に通路が曲げてあるのが確認できます。
通路に掛けられた木橋は通路からずらしてあり真っすぐ進んだ敵兵は竪堀の中に入り込み谷底へ誘導されるようになっているのですね。
通路に掛けられた木橋は通路からずらしてあり真っすぐ進んだ敵兵は竪堀の中に入り込み谷底へ誘導されるようになっているのですね。
さらに通路を進み行き止まりなどを避けて行くと物見台に向かう通路にやっと到達です、手すりと階段は鉄製ですが丸太組の物見台が作られていて雰囲気が再現されています♪
さらに通路を進み行き止まりなどを避けて行くと物見台に向かう通路にやっと到達です、手すりと階段は鉄製ですが丸太組の物見台が作られていて雰囲気が再現されています♪
物見台からの景色で一番目立つのはやはり赤城山です、この角度からの赤城山は右端の最高峰黒檜山と手前の駒ヶ岳が重ならずなかなか良い形です。
物見台からの景色で一番目立つのはやはり赤城山です、この角度からの赤城山は右端の最高峰黒檜山と手前の駒ヶ岳が重ならずなかなか良い形です。
赤城山の右には袈裟丸山(左)と皇海山(右)などの足尾の山々が見えます。
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赤城山の右には袈裟丸山(左)と皇海山(右)などの足尾の山々が見えます。
更に右を見ると男体山(右端)が見え、左端の雲の中には日光白根山が居るはずです。
更に右を見ると男体山(右端)が見え、左端の雲の中には日光白根山が居るはずです。
今度は反対の左側を見ると上毛三山の一つ榛名山、右奥には雪で白くなった草津白根山から志賀高原の山々が見えます。
今度は反対の左側を見ると上毛三山の一つ榛名山、右奥には雪で白くなった草津白根山から志賀高原の山々が見えます。
物見台からは木立の陰になっていた浅間山が下へ降りると見える所が有りました。
物見台からは木立の陰になっていた浅間山が下へ降りると見える所が有りました。
物見台から馬場曲輪まで来ると主郭領域との間に金山城で一番大きい大堀切があります、確かに大きな堀切ですが過去の経験で比較すると高崎市榛名山麓の箕輪城の大堀切は想像以上に大きかったと痛感します。
物見台から馬場曲輪まで来ると主郭領域との間に金山城で一番大きい大堀切があります、確かに大きな堀切ですが過去の経験で比較すると高崎市榛名山麓の箕輪城の大堀切は想像以上に大きかったと痛感します。
馬場下曲輪の奥には崩れた状態の石垣が、ここは発掘当時の状態を保存してあるそうです、各石垣はこの状態から復元したのですね。
馬場下曲輪の奥には崩れた状態の石垣が、ここは発掘当時の状態を保存してあるそうです、各石垣はこの状態から復元したのですね。
大堀切の末端には雨水が貯められるように月ノ池が作られていました。
大堀切の末端には雨水が貯められるように月ノ池が作られていました。
いよいよ核心部大手虎口です、通路上に柱の礎石が四つありますのでそれなりの門が作られていたと想像出来ます、戦国ロマンが広がります。
いよいよ核心部大手虎口です、通路上に柱の礎石が四つありますのでそれなりの門が作られていたと想像出来ます、戦国ロマンが広がります。
大手虎口を過ぎると正面に土塁(石垣)があり立派なケヤキが目を引きます、二段になった土塁から弓や火縄銃を射掛けられると突破できるとは思えません、勿論両側の土塁からも攻撃を受けます、正に難攻不落。
大手虎口を過ぎると正面に土塁(石垣)があり立派なケヤキが目を引きます、二段になった土塁から弓や火縄銃を射掛けられると突破できるとは思えません、勿論両側の土塁からも攻撃を受けます、正に難攻不落。
大手虎口の左側に上がるとそこは大手虎口北下段曲輪です、ここから見る石垣の重なりも見事なものです。
大手虎口の左側に上がるとそこは大手虎口北下段曲輪です、ここから見る石垣の重なりも見事なものです。
正面土塁の上に上がると大堀切の所の月ノ池よりさらに大きな日ノ池があります、飲み水としてだけでなく戦勝祈願などの祭事も執り行われたと推測されています。
正面土塁の上に上がると大堀切の所の月ノ池よりさらに大きな日ノ池があります、飲み水としてだけでなく戦勝祈願などの祭事も執り行われたと推測されています。
日ノ池脇の日当たりの良い斜面では水仙が咲き誇り一足早い春の様子です。
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日ノ池脇の日当たりの良い斜面では水仙が咲き誇り一足早い春の様子です。
日ノ池から新田神社のある実城(本丸)へ向かう途中に天然記念物の大ケヤキが生えています、これほど存在感のあるケヤキの木は初めてでした。
日ノ池から新田神社のある実城(本丸)へ向かう途中に天然記念物の大ケヤキが生えています、これほど存在感のあるケヤキの木は初めてでした。
実城(本丸)に建つ新田神社、創建明治8(1875)年だそうです。
実城(本丸)に建つ新田神社、創建明治8(1875)年だそうです。
新田神社へ登る石段の下から本丸をぐるりと一周する武者走りが有りそこを通り裏手に回ると当時そのままの石垣が残っている所が有ります。
新田神社へ登る石段の下から本丸をぐるりと一周する武者走りが有りそこを通り裏手に回ると当時そのままの石垣が残っている所が有ります。
新田神社から日ノ池まで戻ると、池の南側にある南曲輪に休憩所とトイレが有り南側が開けていて雄大な景色が眺められます、西上州の御荷鉾山の二つのピークの右に八ヶ岳の赤岳が見えました。
新田神社から日ノ池まで戻ると、池の南側にある南曲輪に休憩所とトイレが有り南側が開けていて雄大な景色が眺められます、西上州の御荷鉾山の二つのピークの右に八ヶ岳の赤岳が見えました。
南南西方向の彼方に肉眼では良く見えませんでしたが富士山も見られました、遠くの尾根の左側奥です。
南南西方向の彼方に肉眼では良く見えませんでしたが富士山も見られました、遠くの尾根の左側奥です。
南曲輪から南南東に伸びる尾根を御城橋に向かって降りて行くとここにも築城当時の南木戸残存石垣があります、傾斜が比較的緩やかなので腰曲輪を何段も作りそこからの一斉射撃で敵を撃退出来るようにしてあったそうです。
南曲輪から南南東に伸びる尾根を御城橋に向かって降りて行くとここにも築城当時の南木戸残存石垣があります、傾斜が比較的緩やかなので腰曲輪を何段も作りそこからの一斉射撃で敵を撃退出来るようにしてあったそうです。
御城橋で県道を渡ると八王子山の砦が築かれていた地域で三つのピーク全てに砦が有り土塁や堀切も確認されているそうですが未調査だそうです。
最初の砦、
御城橋で県道を渡ると八王子山の砦が築かれていた地域で三つのピーク全てに砦が有り土塁や堀切も確認されているそうですが未調査だそうです。
最初の砦、
引き続き中八王子山砦跡に到着。
引き続き中八王子山砦跡に到着。
次はあずまやのある小八王子山砦跡、ここから高度を下げて親水公園へ向かいます。
次はあずまやのある小八王子山砦跡、ここから高度を下げて親水公園へ向かいます。
親水公園の所で車道を横切りちょっと登ると井戸ノ上山です、屋根の無い休憩施設がありました。
親水公園の所で車道を横切りちょっと登ると井戸ノ上山です、屋根の無い休憩施設がありました。
井戸ノ上山から少し進むと山道から遊歩道ぽい道に、途中頂上に施設のある小ピークに向かって踏み跡が有るので遊歩道を離れてピークハントです、太郎四郎(たらし)山の山名標が有りました、右側には群馬テレビの中継局が、左後ろはほぼ垂直の崖になっていて要注意です。
井戸ノ上山から少し進むと山道から遊歩道ぽい道に、途中頂上に施設のある小ピークに向かって踏み跡が有るので遊歩道を離れてピークハントです、太郎四郎(たらし)山の山名標が有りました、右側には群馬テレビの中継局が、左後ろはほぼ垂直の崖になっていて要注意です。
太郎四郎山から遊歩道へ戻る道は短い距離ですが思いがけず赤い山茶花のトンネルに出会いました。
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太郎四郎山から遊歩道へ戻る道は短い距離ですが思いがけず赤い山茶花のトンネルに出会いました。
日が差すととても綺麗です、この後受楽寺まで下りて車道を渡り高山神社へ向かいます。
日が差すととても綺麗です、この後受楽寺まで下りて車道を渡り高山神社へ向かいます。
高山神社に到着、平成26年に社殿が放火により焼失したという事で仮の小さなお社がありました、次は八幡山へ向かいます。
高山神社に到着、平成26年に社殿が放火により焼失したという事で仮の小さなお社がありました、次は八幡山へ向かいます。
八幡山には頂上部を利用して作られた前方後円墳があり後円部に八幡宮が立っていてその前の広場が前方部になっています、南側の参道から登り西側の参道を下ります。
八幡山には頂上部を利用して作られた前方後円墳があり後円部に八幡宮が立っていてその前の広場が前方部になっています、南側の参道から登り西側の参道を下ります。
参道途中から大光院とその後ろに金山、右側に大八王子山と今日歩いたコースを一望できる場所がありました、タイトルバックに使える写真が撮れて良かった〜、この後八幡山の北側へ回り大光院の参道に出て境内を通って駐車場へ戻ります。
参道途中から大光院とその後ろに金山、右側に大八王子山と今日歩いたコースを一望できる場所がありました、タイトルバックに使える写真が撮れて良かった〜、この後八幡山の北側へ回り大光院の参道に出て境内を通って駐車場へ戻ります。
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