ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7717697
全員に公開
雪山ハイキング
京都・北摂

皆子山☆火打谷右岸尾根~皆子山西尾根 

2025年01月19日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 滋賀県 京都府
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:57
距離
5.7km
登り
439m
下り
441m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:43
休憩
0:14
合計
2:57
距離 5.7km 登り 439m 下り 441m
11:26
97
スタート地点
13:03
13:04
13
13:17
13:30
53
ca940m(ランチ休憩)
14:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
火打谷出合に広い道路余地あり
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所なし
火打谷の出合の道路余地に車を停めて出発
2025年01月19日 11:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 11:28
火打谷の出合の道路余地に車を停めて出発
右岸尾根の上部の自然林
雪面に描かれた樹々の縞模様を踏んでゆく
2025年01月19日 12:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 12:14
右岸尾根の上部の自然林
雪面に描かれた樹々の縞模様を踏んでゆく
ca920mの好展望ピークに
2025年01月19日 12:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 12:21
ca920mの好展望ピークに
皆子谷左俣源頭の美しい雪原に
2025年01月19日 12:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11
1/19 12:26
皆子谷左俣源頭の美しい雪原に
源頭の孤樹
2025年01月19日 12:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/19 12:27
源頭の孤樹
2025年01月19日 12:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 12:27
雪原を下降
2025年01月19日 12:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/19 12:27
雪原を下降
孤樹を横から
2025年01月19日 12:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 12:27
孤樹を横から
2025年01月19日 12:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 12:29
2025年01月19日 12:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/19 12:43
2025年01月19日 12:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/19 12:43
ca940mへの登り
2025年01月19日 12:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 12:44
ca940mへの登り
ca940mより西尾根を振り返る
2025年01月19日 12:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 12:47
ca940mより西尾根を振り返る
彼方には比叡山
2025年01月19日 12:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 12:47
彼方には比叡山
皆子谷右俣へ
2025年01月19日 12:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/19 12:58
皆子谷右俣へ
美しい孤樹
2025年01月19日 12:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/19 12:58
美しい孤樹
2025年01月19日 12:59撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 12:59
皆子山へ
2025年01月19日 13:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/19 13:01
皆子山へ
山頂
2025年01月19日 13:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 13:06
山頂
北に伸びる尾根の先に
2025年01月19日 13:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/19 13:06
北に伸びる尾根の先に
武奈ヶ岳
2025年01月19日 13:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
7
1/19 13:06
武奈ヶ岳
山名標
2025年01月19日 13:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/19 13:06
山名標
山頂から引き返す
2025年01月19日 13:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1/19 13:07
山頂から引き返す
再びca940mへ
2025年01月19日 13:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 13:31
再びca940mへ
ca940mの西側斜面を下降
2025年01月19日 13:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 13:32
ca940mの西側斜面を下降
2025年01月19日 13:33撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/19 13:33
斜面の孤樹
2025年01月19日 13:33撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
9
1/19 13:33
斜面の孤樹
ブナの樹
2025年01月19日 13:38撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 13:38
ブナの樹
西尾根の北側の源頭を見下ろして
2025年01月19日 13:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
1/19 13:42
西尾根の北側の源頭を見下ろして
尾根の樹々が斜面に描くシルエット
2025年01月19日 13:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/19 13:47
尾根の樹々が斜面に描くシルエット
再び左俣の源頭
2025年01月19日 13:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/19 13:50
再び左俣の源頭
火打谷出合に帰還
2025年01月19日 14:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/19 14:26
火打谷出合に帰還
撮影機器:

感想

今年は年末年始の休みの間に山に行く機会を失しており、気がつくと最後の山行は師走の出張のついでに登った谷川岳であった。この週末は晴天が続いており、格好の山日和である。例年、京都の北山に雪が積もるようになると皆子山の西尾根の周囲にカールのような優美な円弧を描く皆子谷源頭の美しい雪原が脳裏に浮かぶ。この西尾根を訪れることは積雪期の恒例の山行となっている。

自宅を出ると車の温度計によると車外の温度は10℃もあるようだ。R367を北上しても周囲の山々には雪はなく、大原からは谷の彼方にわずかに山頂部が冠雪した法華山が見えるばかりだ。前畑峠を越えて百井の集落に入ると途端にあたりは一面の雪景色となる。ここから大見に入る道は途端に雪が現れる。

路面には次第に雪が増え、まもなく完全な雪道となる。なんとか車で入ることが出来るのもこの時期までかもしれない。道の上には車数台分の轍が刻まれており、大見の廃村に向かっている。火打谷出合の広い道路余地には10cmほどの雪が積もっている。

車を停めて出発すると、早速、火打谷右岸の尾根に取り付く。尾根に乗ると地面が露出しているところが多く、なかなか雪がつながらない。延々と植林が続くがca800mを過ぎて植林が終わり、自然林に入ると途端に雪が繋がる。

山頂台地の西側の稜線が近づくと途端に積雪の量が増える。稜線に乗ると尾根上には複数の真新しいトレースが刻まれていた。明らかにこの日のものであり、皆子山の山頂方面に向かっているようだ。西尾根とのジャンクション・ピークの手前ca920mは東側が開けており、好展望ピークである。皆子山の山頂に至るまでの広大な山頂台地を俯瞰することが出来る。皆子山のの両側には蓬莱山と武奈ヶ岳の展望が広がる。

西尾根に入ると、広々とした源頭の雪原に入ると樹々がいく筋もの蒼いシルエットを描いている。そういえば前回の谷川岳の天神尾根は樹々が雪面に落とすシルエットをほとんど目にしていなかったように思う。

トレースを追って山頂方面に向かうと、ca940mのピークで休憩しておられる五人組のパーティーに追いつく。やはり彼等はヒノコから登ってこられたらしい。ピークから先は完全にノートレースであった。

山頂の西側、皆子谷右俣の広々とした源頭に下降すると、楓の孤樹に立ち寄る。美しいシルエットの樹であり、皆子山に登る旅のこの樹に挨拶するのであるが、この樹に出会うために皆子山に登っているようなものかもしれない。

源頭の斜面にトレースを刻んで山頂に到達する。狭い山頂広場では東側の平からの登山者によるものだろう。多くのトレースにより足元が踏み固められていた。山頂では男女のカップルがランチ休憩をしておられた。北東に伸びてゆく尾根の先で白い頂きを見せている武奈ヶ岳の姿を確認する。その先に見える野坂山地の山々は心なしか雪が少ないように思える。西尾根を引き返すとすぐに先ほどの五人組のパーティーとすれ違う。

Ca940mピークに戻るとここも南西に大きく展望が開けており、比叡山の東側では琵琶湖が銀盤のように輝いている。再び西尾根の眺望を眺めながら、この日はおにぎりとどら焼きで簡単なランチを済ませる。

下山はトレースを追って下降する。登りの時に比べて、明らかに雪が緩んでいるのがわかる。西側の稜線から火打谷の右岸尾根に入ると急速に積雪の量が減ってゆく。雪が切れるようになると、湿った落ち葉の尾根道は途端に滑りやすいので気が抜けない。

出発地点に戻るとますます気温が高くなっており、路面の雪も緩んでいるようだった。しかし、次の降雪以降はこの道に入るのは難しいかもしれない。また皆子山の雪原に訪れるのは来年の楽しみにとっておこう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:315人

コメント

こんばんは♪
積雪期の皆子山、京都側から行ってみたい、と思いつつ、登山口までの車道の雪が心配でいまだに行けず。
でも最近の暖かさでもしや車道の雪も解けたかな?と気になっていたところでした。
やっぱり素敵な源頭部、ですね😌

今度の週末ならば車道の雪も減ったかな?と思いつつ、先週今週とバタバタ過ごしているので結局、行きそびれて次の雪が降る積もってしまいそうです😂
2025/1/23 23:11
なおさん コメント有難うございます。実は丁度、家内となおさん達、積雪期の西尾根に行かれたかな、と話ししていたところでした。
この西尾根は百井から登山口へのアプローチが最大の核心部といえるかもしれませんね。今週末であれば問題なく入れるかと思いますが、来週あたりは次の降雪があるかもしれませんね。
ご案内させて頂ける機会があるといいのですが。
2025/1/24 8:01
こんばんは。
この週末はオットが行かないので、単独で京都側からの皆子山は諦め😂
皆子山はじめ、山猫様の山行はとても魅力的なルートが多い(先週の八丁平でもパスしたルートも含めてだいぶ参考にさせていただきました)ので機会あれば、ぜひ案内していただきたいです🙇‍♀️
2025/1/24 21:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 京都・北摂 [日帰り]
皆子山(火打谷出合から往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら