お前を金太郎に仕立て上げたんだよ!金時山の笹藪で狂ったハイカーなかよし


- GPS
- 04:53
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,960m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:48
天候 | 晴れてはいましたが、全体的に空気が軽く、遠くが薄らぼんやりしていて展望は微妙。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
狭い尾根道をトレイルランナーが猛スピードで走り抜けて行くため非常に危険。見かけたら無条件で道を譲って危険を事前に回避しよう。 昼になると霜が溶けてぬかるむものの危険箇所はなし。 |
その他周辺情報 | 箱根湯寮 下山ルート上にもあるし、箱根湯元から無料送迎バスが出ています。 入湯料2000円(土日休) ハチャメチャに気持ちが良かったぜ! |
写真
感想
今日は登山道つきの温泉街、箱根だ。関東の郊外にこんなリゾート空間があるなんてスゲー!とか感激しながら、朝焼けの富士山の前で記念撮影。パーティメンバーは超ドSだが、普段はにこやかな紳士だ。「ほら、なかよし、笑って!」とか言いながらシャッターを切る様子にすっかり打ち解けて、なんか海外旅行に行った気分。でも、一度登山道に入ると鬼のコーチに様変わり。
「まずは、日頃のトレーニングの成果を見せてもらおうか!」「ウッス!」
金時山は大したことのない登山道だが、ランニングともなると話は別だ。
「心臓はち切れるくらい心拍数を上げるんだ!」「ウッス!」少しでもペースを落とすとピンタが飛ぶ。
「バカ野郎!誰が休んでいいって言った!」「ハァ、ハァ、ス、スミマセン」「今の休憩で遅れた分を取り返すんだ!」「ウッス!」
1200m峰とはいえ、無酸素運動に近い腿上げは辛い。当然、できるわけがない。1度でも休憩するとシゴキが待っている。苦しすぎてガタイを仰け反らして雄叫びを上げベンチに仰向けに倒れ込むと、その鼻がすぐに手で塞がれて「おい、誰が休んでいいって言ったんだよ!」と言って往復ピンタ。
ほぼ休憩なしで乙女峠から箱根湯本まで突っ走って膝はガクガク、足が棒のように動かなくなって痙攣する俺のガタイをみて紳士が言う。
「次は八ヶ岳全山縦走10時間、できるか?」「ウッス!」「約束だぞ!」「ウッス!」「じゃあ、もう一回乙女峠まで戻ってから帰れ!」「ウッス!」「いつかオマエが山で遭難して死んでもオレのせいじゃないからな!」
と言い残して紳士は仕事に出かけ、オレは温泉に浸かってガタイをほぐした。
もちろん八ヶ岳全山10時間なんてするわけねーよ!金積まれても絶対ムリだぜ!
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