新雪たっぷりの西黒尾根(ラッセル順番待ちで時間切れ撤退)


- GPS
- 06:55
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:54
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(星野リゾートに経営が変わったこともあり、駐車場トイレが超キレイになってた) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ここのところの降雪で、西黒尾根登山口から雪がタップリありました。 夜明け前から登った方々の苦労ラッセル跡を辿り、ザンゲ岩手前でラッセル隊(複数グループが協力して交替ラッセル展開中)に追いつきました。 我々は樹林帯を抜けるまではつぼ足、ラクダのコブ手前の登り手前でアイゼン装着しましたが、先行ワカンラッセルの跡では、所々踏み抜いたりでした。 なお、痩せ尾根や岩の露出部等のリスキーな箇所は、たっぷりの雪で安心して通過できるようになっていました。 先行ワカンラッセル隊に追いついた後は、ラッセル交替の順番待ちの列に加わりましたが、サラサラ新雪のルート開拓はなかなか先に伸びず、長時間動かずの待ち状態で吹き曝しの尾根上に留まることによる身体の冷え、指先の痺れがどうにもツラい状況になり、ここで潔く撤退を決め、西黒尾根を下山しました。 (その後、先行ラッセル隊は無事に天神尾根ルートとの合流までルート開拓が出来て、山頂を踏めたようです、お疲れ様でした) |
その他周辺情報 | 天神平ロープウェイと天神平スキー場が星野リゾートの経営になって、呼称も「谷川岳ヨッホ」に変わったようです。リフト券やロープウェイ料金もリゾートな価格に変わっていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ポール
ヘルメット
わかん
|
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感想
次週の雪訓場所の下見で水上方面に行くついでに、会の新人(新人といっても経験値や技量は会の主力クラスの力量で安心)と雪たっぷりの西黒尾根に行ってきました。先行ラッセル隊にザンゲ岩手前で追いつき、その手伝いをしようと順番待ちに加わりましたが、そこまで行動してきたウェアリング(ハードシェルの下は薄着のまま)で雪混じりの寒風が吹きつける稜線上での待機となって、身体の冷えと指先の痺れに耐え切れず、ザンゲ岩手前で撤退を決め、西黒尾根を下っての下山となりました。
この混成の先行ラッセル隊の中に、昨夏の北アルプス冷池山荘バイトで一緒だった大学生のS君がいて、偶然の出会いにお互いビックリでした(彼はその後もラッセル隊で頑張り、見事に山頂到達したとのことでした、素晴らしい)。
山頂には行けず残念でしたが、雪たっぷりの西黒尾根を堪能できて大満足の山行でした。
下山後は雪訓場所の下見(これまで雪訓で使った場所とは別の新たな所を偵察)をして、充分な積雪と広さがあることを確認し、渋滞の無い関節道をスイスイと走って晩飯前には自宅に帰着できました。
今回の山行を提案してくれたecoさん、ありがとうございました。
素晴らしい経験値と技量を持った彼、今後も会の山行でご一緒しましょう、よろしくお願いしますね。
前日までの降雪でラッセル必須だと多少意気込んで西黒尾根に取り付きましたが、「あれっ?トレースバッチリだけど、谷川岳は昨日降雪なかったの?」と、先行者が多数居たことなど想像もせず、モフモフの雪を多少踏み抜きながらも楽々登らせて頂きました。
が、そんなことはある訳も無く、途中下山して来た方に早朝から入ってラッセルしてくれた方々が居ること、先行者が10人くらいは居るからラッセルしなくても山頂に辿り着けるのではないかとの情報をもらい、その時は、先行者に感謝すると同時に、ラッセルできないことに残念さを感じていました。
そして、谷川岳頂上方面が見えた際に、ラッセル先頭らしき方々を発見。でも、何だか進んでいない様子。これはもしや、私もラッセルに参加できるのではないかと期待しながら、ラッセル隊の最後尾に。
しかし、総勢15人程度のラッセルは、先頭は必死に動いて暑いものの、順番待ちは稜線上の強風に晒され、ラッセルする気でハードシェルの下はベースレイヤという薄着も相まって、身体も手先も寒さに耐え切れず、20分くらいは待ったものの、kazさんと撤退を即合意。
下山は、踏み固められた雪稜のトーレスを楽しみながら、サクサク下りてきました。
今回は、会の先輩のkazさんにご同行頂き、気持ち良く登ることができました。ありがとうございました。今シーズンご一緒することも多いと思いますが、よろしくお願いします。
西黒尾根は、雪深い樹林帯あり。雪庇あり、切れ落ちた雪稜あり、アイゼンもフロントポイントで四つん這いになって登る箇所もあったりで、とてもシチュエーションに富んだ良いコースです。機会があれば、また会の方々とリベンジに行きたいです。
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