金剛山〜葛城山〜岩橋山


- GPS
- 07:36
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 9:18
天候 | 朝方曇り、のちずっと晴れ、おおむね無風 9時-3℃@金剛山山頂広場、11時30分0℃@葛城山 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新今宮-河内長野 6:18-6:48 南海高野線 540円 河内長野駅前-金剛登山口 7:15-7:41 南海バス小深線408 500円 帰り) 上ノ太子- 17:05- 近鉄南大阪線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 金剛山と葛城山の登りでは、石段に固い雪が張りついている箇所があり滑りやすかった。アイゼンを履くには雪が薄そうだったので無しで慎重に足の置き場を選びました。 竹内峠からの国道166号と道の駅からの南河内フルーツロードは歩道がない区間があり、交通量も割と多いので車に注意。 |
その他周辺情報 | 太子温泉。金剛山と葛城山の頂上では売店食堂で飲食ができます。葛城高原ロッジの鴨肉メニューはオススメ。日帰り入浴もできます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ニット帽子
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
週末は日本海側を中心に大雪の予報で、まあ金土が中心で日曜はもうピークを過ぎていたのですが、まさにその大雪の地方の山はハードすぎるし、そっち方面に向かう電車もダイヤ乱れの恐れがあるし、ということで南側に目を向けて金剛山に行ってきました。そもそも数年前軽アイゼンを買ったとき標的にしていたのにタイミングが合わなくて行けていなかったのと、半年前金剛山から二上山を歩いてその際主目的の岩橋山のスタンプを取るのを忘れていたので。
河内長野駅から南海バスに乗車。もう1本遅い電車でも間に合いますが、バスは結構早く来て客を乗せてくれるのでこれでよかったです。小雨が降っていたのでなおさら。その1本遅い電車で来た人も乗せて5,6人が立っていました。
金剛登山口バス停で私含めて大勢が降りましたが、その先の金剛ロープウェイ前まで乗る人もそれなりにいるようです。靴紐を結び直したり準備している間にほとんどの人が先にまつまさの方へ歩いて行ってしまいましたが、私は千早城址の石段から入山。人気ないですね、このコース。千早本道に合流するまで誰とも会いませんでした。そこから頂上広場までは25人くらいとすれ違い、10人あまりを追い越しました。
そこから北のダイトレは急に人が減って、カヤンボまでで10人くらい、と思ったらそこから水越峠までの川 (もみじ谷?) 沿いの道でどかっと人が増えて30人あまりとすれ違い。追い越しは0。あと1人普通の登山の服装で走っている人に追い抜かれました。丈夫な膝の持ち主と見えます。あとそれに加えて愛犬家の集まりでしょうか、7,8頭の同じ犬種の犬を連れた10人くらいのグループともすれ違いました。白黒の長毛種の中〜大型犬。ボーダーコリーっていうんですかね。金剛山でも別の犬を見かけましたが、本当に犬は雪が好きですね。ちょうど水越峠から登り始めようという時間帯なんでしょうか。水越峠の国道は縦列駐車の見本市みたいになってましたね。
水越峠から大和葛城山までの登りはすれ違い8人くらい、追い越しは0人。ここの登り返しは毎回きついですね。金剛登山口と同じくらいの標高まで降りてから登り返さないといけないし、斜度も今日のコースで一番あるんじゃないでしょうか。六甲全縦の菊水山や鍋蓋山は休みなしに一息で登り切れる (こともある) が、ここは無理です。水分補給や写真撮影の名目で不必要に足を止めてしまいます。
大和葛城山の頂上はロープウェイで来たらしい家族連れや観光客で賑わっていました。大阪や奈良北部からすぐ来られてこれだけの雪があるのは貴重ですね。ふたたびダイトレを北に。竹内峠まではさらに人が減って距離がある割にすれ違ったのは20人。追い越し0人。岩橋山頂上で休憩している時にトレランの人が1人追い抜いて行かれました。だいたい途切れなく雪があるのは持尾辻までで、その後は登りは雪が消えて、下りになるとまた現れる感じ。下りは前の山の北斜面ですが、登りは次の山の南斜面だからってことですね。当たり前ですが面白いなと思いました。そのうちに下りでも雪が消えて竹内峠で登山は終了。
道の駅で少しお土産を買って、去年1月にリニューアルオープンした太子温泉に。2023年まだ工事中の折に通りがかって気になっていたのです。その時は2023年2月のオープンを目指すと書いてあったのですが、1年近くも延期したんですね。3連休中日とあって常に増して賑わっているようでした。洗い場がちょうど埋まるくらい。観光客より近隣の常連さんが多い印象でしたね。どことなく館内も内輪ノリが感じられたりして。加水なしの100%天然温泉で露天風呂とサウナもあります。タオル手拭いなしで大人1000円。うーん、これならレンタルタオルセット付きで男性840円女性1040円のナチュールスパ宝塚の方が値打ちがあるかなあ (と宣伝)。まあちょっと混雑や小さめの脱衣場のせいで点が低めですが、逆にそれだけ繁盛しているということですしね。ちなみにロッカーは30Lの縦長じゃないザックが折り畳み式トレッキングポールのせいでギリギリ入りませんでした。ポールは少し斜めにすれば入るのですがそうするとザックが入らず。なおロッカーにも100円玉を使うので貴重品を預ける前に1枚か2枚出しておきましょう。
しかし食事処がついているのはプラスです。風呂上りに軽く卵かけご飯のセットを食べました。こちらは好きな卵を3種選ぶのですが、ご飯が来てから選ぶと冷めるので先に選んでおきましょう。いろいろ初心者ゆえの失敗があったので、とりあえずもう1回来てもいいですね。
さて山の感想ですが、今日は今シーズン初の雪山 (というか雪のある冬山?) でした。雪山というと行程や標高差は小さく山行としては小粒になりがちなので、ダイトレと繋いで長めに歩けたのはよかったですね。雪山でロングトレイルを計画するのは不安があるのですが、後半は雪がなくエスケープもしやすいので安心です。とはいえこのくらいの積雪は一冬のうちに何度もなく、機会を逃さず行けて満足です。
半年前の夏にほぼ同じコースを歩いた時と較べてペースはやや速めだったので、アイゼン歩行があっても真夏よりは楽だと判りました。でも登山後は普段あまり感じない太腿の張りがあって、いつもと違う筋肉を使ったと実感。最近ちょっと短めの山行が多かったので運動の内容的にも満足です。
(追記)
しばらく前から山行計画にもジャンルを入力しないと保存できなくなりました。ヤマレコ社長のまとやんさんが、自分が何のために山に登るのか意識的になることは遭難のリスクを減らすことにつながるとYouTubeで語られていたので、そういった思想に基づく変更だと思います。
https://youtu.be/Lg-mbwDP1d4?si=YE-uW05tFMga28HK
で今回初めて計画段階でジャンルに雪山ハイキングを選んだのですが、そうすると地図に表示されるみんなの足あとが「雪山(冬道)」になるんですね。マイナーな枝道などはうっすらと紫の点々があるだけで最初は通れないのかなと思いました。やはり無雪期に較べてデータ数が少ないためでしょう。今回のように、積雪期にしか使えないコースを歩くわけでなく、後半は雪もないといった場合、自分の気分としては雪山でも、ジャンルはあえてハイキングを選んだ方がいいかもと思いました。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●千早城址(金剛山・岩湧山トリビア スタンプラリー)
●五合目休憩所(金剛山・岩湧山トリビア スタンプラリー)
●金剛山(関西ダイヤモンドトレール、日帰りで楽しむ 全国80山スタンプラリー、金剛山・岩湧山トリビア スタンプラリー、日本百低山スタンプラリー〈関西エリア20山〉)
●葛木神社(金剛山・岩湧山トリビア スタンプラリー)
●大和葛城山(関西ダイヤモンドトレール、日帰りで楽しむ 全国80山スタンプラリー、関西7サミッツ【YAMASTA×関西ハイキング】、日本百低山スタンプラリー〈関西エリア20山〉)
●岩橋山(関西ダイヤモンドトレール、関西歴史・伝承ハイキング)
今日一日だけで13スタンプ、10ヤッホーでした。
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