横前倉山

コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:38
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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写真
感想
前日まで二日間ゲレンデでパウダーを楽しんだ結果、山欲が高まった。事前にいくつか計画を検討したところ、ほかのメンバーと意向が一致したのが今回のルートだった。11日は基本的に好天予報だったが、午前中は雲がかかりそうだったし、前日までに強風だったようなので、アルパインは避け、サブアルパインで雪のよい面をつなぐことにした。
ひかりカーをデポし、栂池乗り場でかなこ氏と合流。ゴンドラは7:45発だったが、上部のリフトが動いていなかったので、あきらめて歩き出す。先行パーティは2、3組いただろうか。いつもの林道が除雪されていなかったのは初めてだった気がした。天狗原からまず気持ちよく一本。雪は粒子が細かく、下地はしっとりで走る最高にいい雪。そこで冒険の扉パーティと合流して少し話す。その後の移動を経て、風吹岳のあたりで小休止をとる。気づいたらひかり氏がカップラーメンをすすっていた。
横前倉の滑りはそれなりに距離があり、最高な滑走感だった。移動してひかりラッセルにて平坦地まで登る。そこからの一本もなかなかよかったので、時間があればここも上から滑りたい。移動して最後の登り。最初の100mほどをラッセルしたが、雪が重くしんどいので、ひかり氏にバトンタッチして残りの200mほどを引いてもらった。中学時代は1500mをやっていたらしく、持久力ではとても敵わないといった感じ。
最後の滑りも雪はよかった。そこからは別パーティのトレースが冷えて固まっており、快適なボブスレーやらモナカやらパウダーの残り物やら。開けた斜面からは夕陽に染まる北信の山々が見え、少しばかり感動した。後から写真を見てもその色は出ていなかったので、ポエムでも書けたらよかったのにと思った。
これでここ数年通ってきた栂池北上ツアーの完成形ができた気がする。GPSログなどの直接的な答えは見なかったが、ジョニーさんのブログを見たり、サニーエモーションの柴田さんや小谷のそばやさんやパタの店員さんなど色んな人にヒントをいただきながら、ようやく形になった「人がいなくて滑るのが楽しいツアールート」。翌日シーハイルの方からトレースを使ったとのお話を伺い、答え合わせができた気がした。
最初から答えをもらっていたら、このルートをより長く楽しめてよかったのかもしれないが、自分で試行錯誤していく過程は面白かったし、この辺りは公開されているログもほとんどないことから、ログは非公開としたい。
<山行データ>
時間約8時間半、距離17.6km、登り1,509m、下り2,474m(ヤマレコでとったログより)
紆余曲折、メンバー変更等もあり、トマさん、渋沢君と栂池ロングルートへ。
前3日も滑りまくっていたので、体力ゲージが心配だったが、渋沢氏が来るとのことで、
「とりあえず、我々はラッセルしなくていいはずなんで、黙々と歩いて滑る体力を残しておいてください!」とトマさんから言い渡される。
朝、トマさん、渋沢氏が車をデポってくれて、わたしは栂池で券を購入。
ゴンドラは7:45から動き始めた。
栂2は9時運行開始だったので、諦めて歩き始めた。
わたしはとりあえず大きく遅れを取らないように、必死でついて行く。
渋沢氏は、スタスタ歩いて行き、わたしが着く頃には、温度の計測、風向き、風速の記録を取っている。トマさんは写真を撮っている。
今回はルーファイ、ラッセルも、わたしが必死に歩いてる間に、お二人がちゃちゃっと終えてしまっていたので、出る幕なし。
ラッセルをするタイミングが本当になかった…。申し訳ない…。
黒部横断を8時間23分で横断してしまう渋沢氏なので、ありがたく後ろをついて行く🙏
滑走はいい雪しかなく、最高でした。
旅のようなスキーはやはり楽しいですが、今回は自分起案ではなく、着いていくだけの形になってしまったので、わたしも自分でいいと思えるラインを引いてみたいという気持ちが強くなりました。
お二人のおかげで、とても勉強になる、最高の雪ツアーでした。ありがとうございました。
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