山行記録: 雨乞岳

記録ID: 7601544

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

甲斐駒・北岳

雨乞岳

2008年11月01日(土) [日帰り]

山梨県

山キチどん

GPS: 05:16
距離: 11.7km
登り: 1,428m
下り: 1,041m

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コースタイム

日帰り

山行: 4:21
休憩: 0:55
合計: 5:16

7:57

22分

雨乞岳登山口　石尊神社口

8:19

8:22

82分

石尊神社三角点

9:44

9:55

18分

ホクギノ平

10:13

17分

ナガレコンバ

10:30

10:32

12分

黒沢ノ頭

10:44

10:49

40分

水晶ナギ

11:29

11:55

15分

雨乞岳

12:10

12:12

24分

笹ノ平

12:36

12:42

31分

P1613

13:13

ヴィレッジ白州登山口

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2008年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車登山口：北杜市白州町鳥原の石尊神社登山口下山口：ヴィレジ白州アクセスを調べる my出発地登録
その他周辺情報	道の駅鶯宿つたの湯\600

写真

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石尊神社登山口

2008年11月01日 07:54撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 7:54

石尊神社登山口

4等三角点「石尊神社」(946m)

2008年11月01日 08:19撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 8:19

4等三角点「石尊神社」(946m)

ホクギノ平(1,600m)
石尊神社三角点より

2008年11月01日 08:20撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 8:20

ホクギノ平(1,600m)
石尊神社三角点より

熊の爪跡が生々しい

2008年11月01日 09:24撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 9:24

熊の爪跡が生々しい

黒沢ノ頭東尾根1,600m付近は紅葉真っ盛り

2008年11月01日 10:01撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 10:01

黒沢ノ頭東尾根1,600m付近は紅葉真っ盛り

雨乞岳(2,037m)
黒沢ノ頭山頂より

2008年11月01日 10:32撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 10:32

雨乞岳(2,037m)
黒沢ノ頭山頂より

桧尾根の向うに日向山(1,660m)
水晶ナギより

2008年11月01日 10:44撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 10:44

桧尾根の向うに日向山(1,660m)
水晶ナギより

笹ノ平の向うに大岩山、鬼ノ窓キレット、鋸岳(2,685m)
水晶ナギより

2008年11月01日 10:46撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 10:46

笹ノ平の向うに大岩山、鬼ノ窓キレット、鋸岳(2,685m)
水晶ナギより

雨乞岳(2,037m)
水晶ナギ付近より

2008年11月01日 10:51撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 10:51

雨乞岳(2,037m)
水晶ナギ付近より

雨乞岳(2,037m)山頂

2008年11月01日 11:29撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 11:29

雨乞岳(2,037m)山頂

甲斐駒ヶ岳(2,967m)
雨乞岳山頂より

2008年11月01日 11:32撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 11:32

甲斐駒ヶ岳(2,967m)
雨乞岳山頂より

ヴィレッジ白州登山口からデポしておいた自転車で石尊神社に戻る

2008年11月01日 13:20撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 13:20

ヴィレッジ白州登山口からデポしておいた自転車で石尊神社に戻る

自転車で戻る途中、八ヶ岳(2,899m)を一望

2008年11月01日 13:57撮影 by DSLR-A100, SONY

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11/1 13:57

自転車で戻る途中、八ヶ岳(2,899m)を一望

撮影機器：

DSLR-A100 SONY

感想

山キチどん

　深夜の名神高速を走り滋賀県に入ると雨が降り出し一時激しくなった。恵那山トンネルを抜け長野県に入る頃にはすっかり止んだ。小淵沢ICから今日下山予定地のヴィレッジ白州までは17㎞ほど。雨乞尾白川林道を走り、登山道の入口に自転車をデポした。登山口は石尊神社で7.2㎞下ったところだ。机上計画どおりの時間に到着でき早速登山準備。他に車はなく静かな登山となりそうだ。
　神社の石段の少し南に登山口（標高765m）があった。深く抉れた登山道で相当昔から歩かれた古道のようだ。急斜面だが大きくジグザグに登っているので勾配はかなり緩和されているが適当に短絡して登って行った。先ずは神社裏の三角点ピーク(946m)に立寄った。登山道を外れると踏み跡も怪しくヤブが濃い。4等三角点で点名は「石尊神社」とそのままだ。少しだけ展望があり鳳凰三山と日向山の尾根を見ることができた。三角点から稜線通しに進むと来るときより踏み後はしっかりしていて鞍部で登山道に戻った。西に続く尾根を3.2㎞、樹林帯の中を只管歩き、やっと平らな所に達すると「←三角点」の標識があった。50m程踏み跡を辿ると地上から5センチほど頭を出した3等三角点「鳳來」があった。標識はないがここがホクギノ平(1,600m)の最高所だ。この辺りは落葉針葉樹である落葉松（カラマツ）が多く山全体が黄色く色づいていた。
　ナガレコンバ(1,690m)を越え黒沢ノ頭(1,797m)に近づくと登山道は南側を巻き出した。笹原に付いた微かな踏み跡を辿りピークを踏んだが山頂を示すものは何もなかった。まばらな樹林越しに雨乞岳の姿が僅かに望めた。雨乞岳は北西方向になるが、展望地の水晶ナギに立寄るため南尾根に進み0.6㎞で水晶ナギに達した。風化した花崗岩のガレ場で南方向に素晴らしい展望が広がっている。明日登る大岩山やその北西尾根にある鬼ノ窓のキレット、その向うの鋸岳など甲斐駒ヶ岳から流れる荒々しい山容を目の前に堪能できた。
　黒沢ノ頭の西分岐に戻り、雨乞岳(2,037m)への最後の登りに掛ると急登で結構きつい。山頂域は笹原で樹木が疎らになっていた。このため展望は良く甲斐駒や鳳凰三山、日向山とそのずっと先の富士山まで見通すことができた。山名の由来はその昔雨乞の祈りが行われた山であることからきているそうだ。先客が3人、自転車を置いたヴィレッジ白州から登ってきた地元長坂町の人達だった。
　下りは北東尾根を通ると何箇所か展望の利くところがあったが山頂展望と同じ方向で変り映えがしない。少し登り返すと笹ノ平(1,906m)だが特に何もない。北に続く尾根の方がメインに見えるが登山道は西の細尾根へと続いていた。P1613とP1605は北側を巻いているがそれぞれピークを踏んで行った。登山口に近づくと真北に向かって整備された階段があり、両側の樹林の隙間に八ヶ岳が見えた。初めて八ヶ岳の写真が撮れるポイントだ。木の間越しに林道が見え出すとヴィレッジ白州の登山口に達した。山頂で出会った地元の人の車と木に括り付けた自転車が無事に待っていた。
　平久保池の池畔にあるヴィレッジ白州は土曜日だというのに誰もいない季節外れなのか?　林道は下り坂でペダルを漕ぐことなく流川橋に達した。見上げると雨乞岳が上流に見えるので自転車を止めてカメラを向けた。ここからは少し登りとなるが6段変速の威力が発揮されるときだ。ペダルは軽く乗ったままでも何とか進むことができる。前に乗っていた折畳自転車よりタイヤが一回り大きく安定性も格段に良い。
　石尊神社に戻ると登山者らしき車がもう1台置かれていた。時間は13時を少し過ぎたところ、国道20号線に出て少し北にある道の駅“鶯宿（おうしゅく）”併設の温泉“つたの湯”に立寄った。ゆっくり休憩室で休み、16時過ぎからは傍を流れる釜無川の河原で夕食を食べ、暗くなりかける頃、明日の日向山登山口である矢立岩に向かった。（車中泊）

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