記録ID: 7497761
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無雪期ピークハント/縦走
金剛山・岩湧山
葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】中葛城山から龍胴塚、三本松、久留野・地福寺
2017年06月10日(土) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:05
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 479m
- 下り
- 949m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:05
距離 9.7km
登り 479m
下り 949m
15:14
ゴール地点
連日よいお天気なので、中葛城山中腹の古道探索に行ってみる。北へ南へと忙しいこって!
葛城二十八宿経塚巡行では、大澤寺から行者杉に登り神福山にお参りした後、千早峠から大和側の急斜面をトラバースして、中葛城山中腹にある(元)草谷寺−北山の草谷寺−久留野地福寺−小和道−石寺跡と巡るようになっている(中野榮治;葛城の峰と修験の道)。
中葛城山ピーク直下の約830m龍胴塚を訪問したとき、800m付近と750m付近を横切っている道を見つけた。その道が西に続いておれば、ダイトレもしくは千早峠まで繋がっているかも知れない。そうすると、神福山から龍胴塚を経由して、北山・草谷寺、久留野の地福寺までの巡行ルートになることが期待される。・・・ということで行ってはみたが、空振りに終わった。
その代わり、龍胴塚から三本松までの古道を確認し、三本松から久留野のクソマル谷出合までの古道らしき道を降ってきた。
■コースタイム
9:09 ロープウエイ登山口
9:26 コンター750■水補給、休憩 9:36
9:56 久留野峠
10:06 中葛城山
10:07 三角点取付■準備 10:26
10:30 三角点北山
10:45 コンター870、トラバース点
10:58 コンター820水平道到達、竜胴塚■休憩 11:09
11:13 林道消失、探索 11:20
11:30 コンター750水平道
11:41 水平道消失、探索 12:00
12:00 水平道消失点■昼食休憩 12:15
-------------------------------------
12:30 コンター820水平道 12:40
12:48 コンター750尾根先、黄テープ
12:50 分岐
12:52 右ターン
12:54 左ターン
12:55 右ターン
13:04 台地
13:10 三本松、久留野道合流
13:14 三本松祠■休憩 13:30
13:50 水平道合流
13:53 トラバース終わり、尾根に沿って右ターン
13:58 右へ回る
13:59 右ターン
14:01 左ターン、コンター390■休憩 14:10
14:15 クソマル谷林道出合い着地
14:36 地福寺
15:07 北宇智
9.6km/6時間5分(山旅ロガー読み、内、休憩1時間19分)
----------------------------------------------------------------------------
■対応元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-352.html
葛城二十八宿経塚巡行では、大澤寺から行者杉に登り神福山にお参りした後、千早峠から大和側の急斜面をトラバースして、中葛城山中腹にある(元)草谷寺−北山の草谷寺−久留野地福寺−小和道−石寺跡と巡るようになっている(中野榮治;葛城の峰と修験の道)。
中葛城山ピーク直下の約830m龍胴塚を訪問したとき、800m付近と750m付近を横切っている道を見つけた。その道が西に続いておれば、ダイトレもしくは千早峠まで繋がっているかも知れない。そうすると、神福山から龍胴塚を経由して、北山・草谷寺、久留野の地福寺までの巡行ルートになることが期待される。・・・ということで行ってはみたが、空振りに終わった。
その代わり、龍胴塚から三本松までの古道を確認し、三本松から久留野のクソマル谷出合までの古道らしき道を降ってきた。
■コースタイム
9:09 ロープウエイ登山口
9:26 コンター750■水補給、休憩 9:36
9:56 久留野峠
10:06 中葛城山
10:07 三角点取付■準備 10:26
10:30 三角点北山
10:45 コンター870、トラバース点
10:58 コンター820水平道到達、竜胴塚■休憩 11:09
11:13 林道消失、探索 11:20
11:30 コンター750水平道
11:41 水平道消失、探索 12:00
12:00 水平道消失点■昼食休憩 12:15
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12:30 コンター820水平道 12:40
12:48 コンター750尾根先、黄テープ
12:50 分岐
12:52 右ターン
12:54 左ターン
12:55 右ターン
13:04 台地
13:10 三本松、久留野道合流
13:14 三本松祠■休憩 13:30
13:50 水平道合流
13:53 トラバース終わり、尾根に沿って右ターン
13:58 右へ回る
13:59 右ターン
14:01 左ターン、コンター390■休憩 14:10
14:15 クソマル谷林道出合い着地
14:36 地福寺
15:07 北宇智
9.6km/6時間5分(山旅ロガー読み、内、休憩1時間19分)
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■対応元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-352.html
| 過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
9:09バス停スタート。毎度お馴染みの久留野峠道を登る。登山口から稜線まで短時間で上がれるので、大阪側からはこればっかり。今日は途中で水補給休憩を10分取ったので、久留野峠の休憩はナシ。
9:56、久留野峠通過
9:56、久留野峠通過
10:07、折り返し、三角点への分岐に後戻り。ここで、ブッシュの準備方々休憩。
プレシャワーをふりかけ、念のためオーバーズボンも履いてみたが、三角点までは踏み跡があるし、3〜4分で到達し、拍子抜けだった。なお、数日経って、足指の間にダニを発見、引っ剥がした。13日にも山登りをしたし、連日草刈りもしたので、ここで付いたのかどうかは不明だ。
プレシャワーをふりかけ、念のためオーバーズボンも履いてみたが、三角点までは踏み跡があるし、3〜4分で到達し、拍子抜けだった。なお、数日経って、足指の間にダニを発見、引っ剥がした。13日にも山登りをしたし、連日草刈りもしたので、ここで付いたのかどうかは不明だ。
10:45、7分ほど降りると切り開きはなくなった。無理やり降りても良いけど、下りた先がどうなっているか、それを確認するために来ているので、強行降下はやめて正規の尾根にトラバースした。
10分ほど休憩してから水平道の西側を探索に行った。ところが、次の谷を渡るところで道はプッツリ切れてしまった!少し先まで探索に行ったが、単なる植林帯だった。この道は古い国土地理院5万図に破線路としてのっているルートに近いので、ダイトレまで通じていてもよさそうなのに、植林で消してしまったみたいだ。意気消沈。のこるはコンター750mあたりの水平道に期待するしかない。
地図をみていると、三角点北山から探索した尾根をまっすぐ降りるとここに来るのか。
無理やり植林帯をトラバースすればダイトレには合流しそうだが、それでは巡行道とは言えないし・・・考えた挙句、もとの龍胴塚から東に伸びて、三本松に至る破線路を探索することにした。
■復刻版を整理していると・・・・
あんなところに黄色テープがある!あっさり諦めが早すぎたかな?再度行ってみよう(2024/11/17)
無理やり植林帯をトラバースすればダイトレには合流しそうだが、それでは巡行道とは言えないし・・・考えた挙句、もとの龍胴塚から東に伸びて、三本松に至る破線路を探索することにした。
■復刻版を整理していると・・・・
あんなところに黄色テープがある!あっさり諦めが早すぎたかな?再度行ってみよう(2024/11/17)
龍胴塚の水平道まで戻ってみると(12:30)、おじさん一人思案中だった。聞いてみると、
「昨日、北山三角点から下ってきて、北山へ降りたかったんやけど、道が分からんようになって、難儀しながら北山にはおりたけど、三本松の祠を見れんかったんや」
『え! 毎日来てるんですか?ボクはこれから三本松への道を探しに行きますけど』
「途中まで道はあるけど、下の方にいくと、尾根が広がってきて、道がわからんようになったんや。それでこんなテープをつけて歩いとる」
『古い地図には破線路があるんで、やっぱり道はありますか』
「わしはこれから三角点まで行って、時間があったら三本松の祠を探しにいくわ」
『それではお先に』
10分ほど立ち話をして、出発。
12:41、次の尾根を乗り越すあたり、良い道が続いている。
「昨日、北山三角点から下ってきて、北山へ降りたかったんやけど、道が分からんようになって、難儀しながら北山にはおりたけど、三本松の祠を見れんかったんや」
『え! 毎日来てるんですか?ボクはこれから三本松への道を探しに行きますけど』
「途中まで道はあるけど、下の方にいくと、尾根が広がってきて、道がわからんようになったんや。それでこんなテープをつけて歩いとる」
『古い地図には破線路があるんで、やっぱり道はありますか』
「わしはこれから三角点まで行って、時間があったら三本松の祠を探しにいくわ」
『それではお先に』
10分ほど立ち話をして、出発。
12:41、次の尾根を乗り越すあたり、良い道が続いている。
左ターンしたところで休憩(14:01〜14:10まで)。コンター400を少し降ったところで、右手(南)は結構急な谷になってきた。この谷に沿って降りていく感じだ。
■これは振り返り写真
■これは振り返り写真
14:15、最後は道がわからなくなってむちゃくちゃなブッシュになり、この貯水槽の裏手に出てきて、農道に着地した。かなり芳しい匂いがするので場所は大体分かった!クソマル林道の出合だ。
三本松から尾根筋を北山まで降りるつもりだったのが、途中で水平道に入って久留野に降りてしまった。クソマル林道出合あたりが切れてしまったので、地図を2枚にした。
さて、この尾根道を横切ったトラバース道、それにつづく下り坂はどういう道なんだろうか?久留野道がクソマル谷に入ってからなんか不自然に尾根を直登しているのがどうも気になっていたが、ひょっとしたら久留野道のバイパス、あるいはもっと昔に使われた古道だったのかもしれない。久留野の里から最初の尾根をゆったりと登っていく坂道は、いかにも古道然としているのだが・・・
■◆山旅ロガー+地図ロイドより切り出し(三本松から久留野・クソマル谷出合付近)コラージュ
さて、この尾根道を横切ったトラバース道、それにつづく下り坂はどういう道なんだろうか?久留野道がクソマル谷に入ってからなんか不自然に尾根を直登しているのがどうも気になっていたが、ひょっとしたら久留野道のバイパス、あるいはもっと昔に使われた古道だったのかもしれない。久留野の里から最初の尾根をゆったりと登っていく坂道は、いかにも古道然としているのだが・・・
■◆山旅ロガー+地図ロイドより切り出し(三本松から久留野・クソマル谷出合付近)コラージュ
本堂に掲げられた地福寺縁起によると・・・
牛滝山威徳院地福寺 金剛山行者坊(役行者草創金剛山七坊首座)とある。
本尊地蔵堂は安政六年(1859)再建とあるが、元は地蔵菩薩が本尊で今は地蔵堂にあり、小野篁の作という。これは1200年前の造立で、当山はそれ以前の創建になる。
明治元年(1868)神仏混淆禁止令により、金剛山では葛城神社のみの信仰となり、転法輪寺は廃寺、それに伴い、本尊法起大菩薩並びに胎内仏は当山に下参となった。明治四年八月七日(1871)のことである。現在の法起大菩薩は、旧仏が破損のため、明治九年に新造された。
牛滝山威徳院地福寺 金剛山行者坊(役行者草創金剛山七坊首座)とある。
本尊地蔵堂は安政六年(1859)再建とあるが、元は地蔵菩薩が本尊で今は地蔵堂にあり、小野篁の作という。これは1200年前の造立で、当山はそれ以前の創建になる。
明治元年(1868)神仏混淆禁止令により、金剛山では葛城神社のみの信仰となり、転法輪寺は廃寺、それに伴い、本尊法起大菩薩並びに胎内仏は当山に下参となった。明治四年八月七日(1871)のことである。現在の法起大菩薩は、旧仏が破損のため、明治九年に新造された。
地蔵堂。こちらの本尊が地蔵菩薩である。
なお、蓮華祭がメインの大祭で、現在は新暦の7月7日に行われている。当山で、転法輪寺から法起菩薩を受け継いだ翌年の明治5年より役行者の命日・6月7日 (旧暦)に行われていた蓮華祭りも当寺に引き継がれた。
詳しくは・・・http://www.enyatotto.com/fieldnote/gojo/jihukuji/field106.htm
なお、蓮華祭がメインの大祭で、現在は新暦の7月7日に行われている。当山で、転法輪寺から法起菩薩を受け継いだ翌年の明治5年より役行者の命日・6月7日 (旧暦)に行われていた蓮華祭りも当寺に引き継がれた。
詳しくは・・・http://www.enyatotto.com/fieldnote/gojo/jihukuji/field106.htm
感想
■竜胴塚直下のコンター820水平道を西に向かってダイトレに接続する道の探索は解決済です。行者さんの巡行ルートになっていました。
https://yamap.com/activities/13888327
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