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Yamareco

記録ID: 7482503
全員に公開
ハイキング
近畿

白馬山脈ウィンドファームめぐり

2024年11月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
08:11
距離
79.7km
登り
1,964m
下り
1,970m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:18
休憩
0:01
合計
8:19
距離 79.7km 登り 1,964m 下り 1,970m
9:09
1
スタート地点
9:10
9:11
489
17:20
8
17:28
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
自転車を新しくして初めての輪行
輪行袋も新しくした。
阪和線紀州路快速
2024年11月13日 06:30撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 6:30
自転車を新しくして初めての輪行
輪行袋も新しくした。
阪和線紀州路快速
御坊駅に到着 駅前のコンビニから
今日も大晴快。
この時期にしては大変暖かい。
2024年11月13日 09:09撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 9:09
御坊駅に到着 駅前のコンビニから
今日も大晴快。
この時期にしては大変暖かい。
日高川は河床が浅く平らなので、川幅いっぱいに網を仕掛けて落ちアユを狙うハメ漁が行われている。
漁期は12月いっぱいまで続く
2024年11月13日 09:46撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 9:46
日高川は河床が浅く平らなので、川幅いっぱいに網を仕掛けて落ちアユを狙うハメ漁が行われている。
漁期は12月いっぱいまで続く
旧高津尾発電所
大正7年運用開始 平成9年廃止
現在は関西電力の水力発電所 関電の社章
最大出力5800kW
左奥は新高津尾発電所 14500kW
2024年11月13日 10:41撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 10:41
旧高津尾発電所
大正7年運用開始 平成9年廃止
現在は関西電力の水力発電所 関電の社章
最大出力5800kW
左奥は新高津尾発電所 14500kW
旧高津尾発電所 別角度
発電所を開設した和歌山水力電気の社章
https://www.wakayama-aba.jp/isan_meguri/旧和歌山水力電気(第2発電所高津尾発電所-(日
2024年11月13日 10:43撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 10:43
旧高津尾発電所 別角度
発電所を開設した和歌山水力電気の社章
https://www.wakayama-aba.jp/isan_meguri/旧和歌山水力電気(第2発電所高津尾発電所-(日
風車が見え隠れする。
まだ標高が低そうに見える
2024年11月13日 11:05撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 11:05
風車が見え隠れする。
まだ標高が低そうに見える
三十井川沿いの林道を進む。
和歌山県の通行規制情報では何もなかったので注意喚起程度のものかと思われる。
2024年11月13日 11:43撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 11:43
三十井川沿いの林道を進む。
和歌山県の通行規制情報では何もなかったので注意喚起程度のものかと思われる。
崩落などではなく工事?
果たして通れるのか?
2024年11月13日 11:57撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 11:57
崩落などではなく工事?
果たして通れるのか?
現場で作業は行われていなかった。
2024年11月13日 12:00撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 12:00
現場で作業は行われていなかった。
だいぶ上まで登ってきた。
登ってきた尾根の反対側、弥谷から登ってくる林道に合流。
鞍部になっており、左から登って来て、正面に向かう。
2024年11月13日 12:25撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 12:25
だいぶ上まで登ってきた。
登ってきた尾根の反対側、弥谷から登ってくる林道に合流。
鞍部になっており、左から登って来て、正面に向かう。
林道が直登からトラバースに変わり、向こうの尾根に並ぶ風車が見えるようになった。
伯母子岳・龍神岳の後、白馬林道を走った時、少しでもこのウィンドファームの景色が見えていたら、今回のサイクリングもなかったかも。
2024年11月13日 12:34撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 12:34
林道が直登からトラバースに変わり、向こうの尾根に並ぶ風車が見えるようになった。
伯母子岳・龍神岳の後、白馬林道を走った時、少しでもこのウィンドファームの景色が見えていたら、今回のサイクリングもなかったかも。
最後はコンクリート舗装の激坂だった。
アスファルト舗装を施工できる縦断勾配は14%ほどが限界らしい。
2024年11月13日 12:41撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 12:41
最後はコンクリート舗装の激坂だった。
アスファルト舗装を施工できる縦断勾配は14%ほどが限界らしい。
中紀ウィンドファーム
メンテ中の風車 No.16 ?
2024年11月13日 13:13撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 13:13
中紀ウィンドファーム
メンテ中の風車 No.16 ?
でかい。
下記リンクの写真を見ると驚愕する。
https://www.cosmoeng.co.jp/projectcase/post-2.html
狭い林道を運搬するため、1枚40 mもあるブレードを立てて運搬したとか。
新幹線の車両運搬どころではない。
https://toyokeizai.net/articles/-/155012
2024年11月13日 13:13撮影 by  moto g13, motorola
2
11/13 13:13
でかい。
下記リンクの写真を見ると驚愕する。
https://www.cosmoeng.co.jp/projectcase/post-2.html
狭い林道を運搬するため、1枚40 mもあるブレードを立てて運搬したとか。
新幹線の車両運搬どころではない。
https://toyokeizai.net/articles/-/155012
青空に映える
回っているけど風切音や回転に伴う駆動音はとても静か。
御坊付近の風速は5 m/s程度の予報だったが、山の上はもう少しあるかも知れない。
風況によって異なる印象を受けると思う。
2024年11月13日 13:13撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 13:13
青空に映える
回っているけど風切音や回転に伴う駆動音はとても静か。
御坊付近の風速は5 m/s程度の予報だったが、山の上はもう少しあるかも知れない。
風況によって異なる印象を受けると思う。
越えてきた道。
白馬山脈稜線の白馬林道に沿って設置されている風車の列
2024年11月13日 13:40撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 13:40
越えてきた道。
白馬山脈稜線の白馬林道に沿って設置されている風車の列
2024年11月13日 13:40撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 13:40
カットイン風速 4 m/s
カットアウト風速 25 m/s
2024年11月13日 14:14撮影 by  moto g13, motorola
1
11/13 14:14
カットイン風速 4 m/s
カットアウト風速 25 m/s
斜面が伐採されて見晴らしが良くなっている。
中紀ウィンドファームを振り返る。
2024年11月13日 14:19撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 14:19
斜面が伐採されて見晴らしが良くなっている。
中紀ウィンドファームを振り返る。
後半部分
標高はまだ600 m。更に海側までウィンドファームの風車の列が伸びている。
手前は広川・日高川ウィンドファーム10基20MW、奥は白馬ウィンドファーム20基30MW
2024年11月13日 14:42撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 14:42
後半部分
標高はまだ600 m。更に海側までウィンドファームの風車の列が伸びている。
手前は広川・日高川ウィンドファーム10基20MW、奥は白馬ウィンドファーム20基30MW
標高370 m付近
室川峠を挟んで白馬ウィンドファーム
2024年11月13日 15:07撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 15:07
標高370 m付近
室川峠を挟んで白馬ウィンドファーム
白馬ウィンドファーム
関空連絡橋に船が激突した2018年の台風21号の時、ブレードの折損事故があった。風車の耐風速(55m/s)を上回る強風が吹いたのだとか。
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/newenergy_hatsuden_wg/pdf/015_01_05.pdf
2024年11月13日 15:07撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 15:07
白馬ウィンドファーム
関空連絡橋に船が激突した2018年の台風21号の時、ブレードの折損事故があった。風車の耐風速(55m/s)を上回る強風が吹いたのだとか。
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/newenergy_hatsuden_wg/pdf/015_01_05.pdf
室川峠付近
降りてきた方向を振り返る。
左方向が白馬ウィンドファームの管理道路。
進入禁止の看板
2024年11月13日 15:09撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 15:09
室川峠付近
降りてきた方向を振り返る。
左方向が白馬ウィンドファームの管理道路。
進入禁止の看板
広川町と日高川町の境界標識
2024年11月13日 15:09撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 15:09
広川町と日高川町の境界標識
白馬林道の起点
左側から降りて来た。
右の県道21号広川川辺線を進む
2024年11月13日 15:13撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 15:13
白馬林道の起点
左側から降りて来た。
右の県道21号広川川辺線を進む
県道21号を離れ、広川ダム上流の山を越えて広川町に降りることを目指す。
2024年11月13日 16:03撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 16:03
県道21号を離れ、広川ダム上流の山を越えて広川町に降りることを目指す。
途中、中紀ウィンドファームの風車が見え隠れする
標高約240 m地点から約540 mの尾根上にある中紀ウィンドファームを仰ぎ見るが、かなり近くに見える。
2024年11月13日 16:07撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 16:07
途中、中紀ウィンドファームの風車が見え隠れする
標高約240 m地点から約540 mの尾根上にある中紀ウィンドファームを仰ぎ見るが、かなり近くに見える。
通行止め
断固たる意思を感じたので引き返すことにした。
戻る道すがら、地元の人にお話を伺ったところ、大きな岩がぶら下がっているので通行止めになっている。とのことでした。
2024年11月13日 16:09撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 16:09
通行止め
断固たる意思を感じたので引き返すことにした。
戻る道すがら、地元の人にお話を伺ったところ、大きな岩がぶら下がっているので通行止めになっている。とのことでした。
広川川辺線に戻り、国道42号線に合流。
名島の交差点で今来た道を直進すると「稲むらの火の館」
17時閉館を少し過ぎた。
2024年11月13日 17:10撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 17:10
広川川辺線に戻り、国道42号線に合流。
名島の交差点で今来た道を直進すると「稲むらの火の館」
17時閉館を少し過ぎた。
安政南海地震時に濱口梧陵が「稲むらの火」で村人が大津波から避難するのを助けた逸話が残る広川町
https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/files/000197873.pdf
南海大地震発生の緊迫度が増す中、稲むらの火の逸話が脚光を浴びる。
2024年11月13日 17:10撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 17:10
安政南海地震時に濱口梧陵が「稲むらの火」で村人が大津波から避難するのを助けた逸話が残る広川町
https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/files/000197873.pdf
南海大地震発生の緊迫度が増す中、稲むらの火の逸話が脚光を浴びる。
濱口梧陵の偉業や、初代和歌山県会議長を務めたことなど、ねごろ歴史の丘にある旧和歌山県議会議事堂を訪れた際に知った。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6673950.html
2024年11月13日 17:11撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 17:11
濱口梧陵の偉業や、初代和歌山県会議長を務めたことなど、ねごろ歴史の丘にある旧和歌山県議会議事堂を訪れた際に知った。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6673950.html
周辺も綺麗に整備され、広川町が力を入れていることがよく分かる。
2024年11月13日 17:14撮影 by  moto g13, motorola
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11/13 17:14
周辺も綺麗に整備され、広川町が力を入れていることがよく分かる。
カバー画像用切り抜き
カバー画像用切り抜き
カバー画像用切り抜き
カバー画像用切り抜き
撮影機器:

感想

今年10月20・21日に伯母子岳・護摩壇山・龍神岳を登った後に、白馬山脈の尾根上を走る白馬林道を走った。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7390770.html
登山ルート作成中に気になったのが中紀ウィンドファーム。
風車が白馬山脈にたてがみや背びれ状に並ぶ姿を見てみたいと思い、欲張った計画を立てたが果たせず、再挑戦した。

ルート上には東側から順に、中紀ウィンドファーム23基48.3MW、広川・日高川ウィンドファーム10基20MW、白馬ウィンドファーム20基30MWが並ぶ。
https://windfarm.work/wakayama/

広大な面積をパネルで埋め尽くす太陽光発電に比べて環境に優しいのではないかと思うのだが、近隣住民が健康被害を訴える地域もあるようで、立地が難しい側面もありそう。
https://hidaka-windfarm.com

先ずは御坊駅から、前回、白馬林道の尾根筋から離脱するため北側の谷に降りた分岐点を目指して、日高川沿いに県道193号船津佐和線を遡る。
日高川は河床が平らなのが特徴で、川幅いっぱいに網を仕掛けて落ちアユを捕るハメ漁が行われていた。
釣りキチ三平が懐かしい。

イギリス積み赤レンガの旧高津尾発電所が目を引いた。
1918年に作られ近代土木遺産でもあり美しい建物だが、取り壊しの話があるらしい。
https://hidakashimpo.co.jp/?p=83854
日高川は激しく屈曲、蛇行しているのでショートカットのトンネルが多い。
この地形を利用して導水管を設置し、上流取水口と下流放流口の落差を利用して水力発電所が作られている。
ショートカットのカマキリトンネルを越えて少し上流部に日高川を堰き止める上田原取水堰堤がある。
日高川には6箇所発電所があり、内、3個所は水路式。
https://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/newenergy/images/top/pdf/pdf_more_read01.pdf
https://yosuzumex.daa.jp/dam/osodani/osodani_01.html
http://www.suiryoku.com/gallery/wakayama/takatsuo/takatsuo.html

県道26号御坊美山線を堰堤から少し行くと、日高川の支流三十井川沿いに林道が走っているので、尾根を目指して登ってゆく。(因みに、対岸の日高川町三十木は井原西鶴生誕の地だそう。)
暫くは緩やかな渓谷沿いの道を快適に登る。
途中、休止中の工事現場を過ぎる頃から尾根筋に出るまでが苦労したが、白馬林道に出るまで、林の切れ目からウィンドファームの風車が見えるようになり、テンションが上がる。

それにしてもでかい。
下記リンクの写真を見ると驚愕する。
https://www.cosmoeng.co.jp/projectcase/post-2.html
狭い林道を運搬するため、1枚40 mもあるブレードを立てて運搬したとか。
新幹線の車両運搬どころではない。
https://toyokeizai.net/articles/-/155012

3週間前に尾根の北側R424号線にある道の駅 しらまの里目指して谷を激下った林道との鞍部から、白馬林道を西へ進む。
中紀ウィンドファームを経て暫くは下り基調。
雲一つない青空に列をなして西を目指す白い風車が映える。
長者ヶ峰の西側に回ると、広川・日高川ウィンドファームと白馬ウィンドファームが見える。
中紀ウィンドファームの東端から白馬ウィンドファーム西端まで直線距離で約14 km、道路沿いだと約23 km。

今日も1日よく晴れて気持ちが良かった。
自然と感謝の念が湧いてくる。
ありがとう。



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