ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 725839
全員に公開
ハイキング
東海

観音山

2015年09月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
3.8km
登り
347m
下り
344m

コースタイム

日帰り
山行
2:20
休憩
0:10
合計
2:30
14:10
50
ヘアピン登山口
15:00
0:00
30
高圧線鉄塔
15:30
15:40
30
観音山山頂
16:10
0:00
30
高圧線鉄塔
16:40
ヘアピン登山口
天候 晴れ、薄日
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・午前中に登った天蓋山の駐車場を12:30分に出発する。大規模林道を北西に下り、森茂集落で左折して県道484号線を通り神岡朝浦町に至る。
・下山後、今日はこの神岡船津の旅館「すみや」にて泊まる。
コース状況/
危険箇所等
 登山道は観音堂の参拝道でもあるようで、踏み跡もはっきりしており、危険個所などは無い。しかし、参拝者をはじめ一般の登山者もあまり歩いていない感じである。
その他周辺情報  通ってきた県道484号線沿いに神岡鉱山の鉱滓を捨土したダムがある。溜め込んだ土砂の色が異様で、いかにも鉱毒を含んでいる感じであるが?はたして・・・。観音山の山頂から見ると町の上にダムがある感じで、ちょっと恐ろしい。
 旧神岡鉄道のガードを潜って、やっと探し当てた観音山の登山口であるが、入り口奥で道路工事?をやっていて立ち入り禁止の看板が立っていた。
2015年09月20日 13:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 13:56
 旧神岡鉄道のガードを潜って、やっと探し当てた観音山の登山口であるが、入り口奥で道路工事?をやっていて立ち入り禁止の看板が立っていた。
 街の人に道を尋ね、車で山に登る狭い道路に取り付いたところ、偶然「観音山参道 二番」という案内板を見つけた。下り方向は立ち入り禁止になっている。
2015年09月20日 14:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:02
 街の人に道を尋ね、車で山に登る狭い道路に取り付いたところ、偶然「観音山参道 二番」という案内板を見つけた。下り方向は立ち入り禁止になっている。
 ヘアピンカーブの所にある新しいお墓。参道の入口は写真の中央左にある。
2015年09月20日 14:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:09
 ヘアピンカーブの所にある新しいお墓。参道の入口は写真の中央左にある。
 ヘアピンカーブの少し先に一台分の駐車スペースを見つけ、そこから歩くことにした。
2015年09月20日 14:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:08
 ヘアピンカーブの少し先に一台分の駐車スペースを見つけ、そこから歩くことにした。
 右のやや傾いた観音様が二番の観音様のようで、一番の観音様は進入禁止区域の中にあるようだ。参拝者のものか、松の木にストックが数本立てかけてある。
2015年09月20日 14:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:12
 右のやや傾いた観音様が二番の観音様のようで、一番の観音様は進入禁止区域の中にあるようだ。参拝者のものか、松の木にストックが数本立てかけてある。
 倒木などもあるが、しっかりした踏み跡の道がある。
2015年09月20日 14:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:15
 倒木などもあるが、しっかりした踏み跡の道がある。
 登山道脇には猪の泥浴びした「ぬた場」などもある。
2015年09月20日 14:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:19
 登山道脇には猪の泥浴びした「ぬた場」などもある。
 しばらく行くと左右の分かれ道がある。倒れた看板を起こして見ると、右三番、左四番と書いてある。先へ進むのは四番とみて左へ進む。
2015年09月20日 14:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:20
 しばらく行くと左右の分かれ道がある。倒れた看板を起こして見ると、右三番、左四番と書いてある。先へ進むのは四番とみて左へ進む。
 木の葉が積もってふかふかの道に「観音山参道 四番」の案内がある。道は間違っていないようだ。
2015年09月20日 14:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:29
 木の葉が積もってふかふかの道に「観音山参道 四番」の案内がある。道は間違っていないようだ。
 これが四番の観音さんのようである。立派な社に収められており、歌を書いた石版も置かれている。
2015年09月20日 14:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:30
 これが四番の観音さんのようである。立派な社に収められており、歌を書いた石版も置かれている。
 熊脅しの鐘のようである。小さな鉄のハンマーが吊るしてあり、たたくと鋭い音が響き渡る。
2015年09月20日 14:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:32
 熊脅しの鐘のようである。小さな鉄のハンマーが吊るしてあり、たたくと鋭い音が響き渡る。
 真っ白な若い可愛いきのこ。
2015年09月20日 14:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:33
 真っ白な若い可愛いきのこ。
 少々年を取った二つのキノコ。
2015年09月20日 14:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:34
 少々年を取った二つのキノコ。
 こちらの観音さんはコンクリート製の社の中である。石版には歌が刻まれている。
2015年09月20日 14:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:34
 こちらの観音さんはコンクリート製の社の中である。石版には歌が刻まれている。
 参道は降り積もった松葉に覆われて、ふかふかの高級絨毯を歩いているような感じである。
2015年09月20日 14:36撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:36
 参道は降り積もった松葉に覆われて、ふかふかの高級絨毯を歩いているような感じである。
 参道わきに立てられた黄色い熊脅しの鐘。
2015年09月20日 14:38撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:38
 参道わきに立てられた黄色い熊脅しの鐘。
 観音様を置く社には食器や箒なども置かれており、信者の方が時々は参拝に登っておられるようだ。
2015年09月20日 14:40撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:40
 観音様を置く社には食器や箒なども置かれており、信者の方が時々は参拝に登っておられるようだ。
 登山道には古い時代の観音様を祀り、歌を刻んだ石版を収めた社がいくつも並んでいる。
2015年09月20日 14:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:49
 登山道には古い時代の観音様を祀り、歌を刻んだ石版を収めた社がいくつも並んでいる。
 参道の先に高圧線鉄塔が見えてきた。右の観音様の社は石板を組み合わせた古いものである。
2015年09月20日 14:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:56
 参道の先に高圧線鉄塔が見えてきた。右の観音様の社は石板を組み合わせた古いものである。
 社の石板の右には「寄付船津東屋・・・・」と書かれており、左には「嘉永五年七月」と書いてある。嘉永五年は西暦1852年で、江戸の末期である。
2015年09月20日 14:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:56
 社の石板の右には「寄付船津東屋・・・・」と書かれており、左には「嘉永五年七月」と書いてある。嘉永五年は西暦1852年で、江戸の末期である。
 石板の一枚である。「第十四番近江国みい寺」「いでゐるや なみまのつきを みいでらの かねのひびきに あくるみずうみ」平成大整備・・・とされている。
2015年09月20日 14:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:57
 石板の一枚である。「第十四番近江国みい寺」「いでゐるや なみまのつきを みいでらの かねのひびきに あくるみずうみ」平成大整備・・・とされている。
 谷間に飛騨市神岡?の街並みが見える。
2015年09月20日 14:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 14:59
 谷間に飛騨市神岡?の街並みが見える。
 観音参道も十七番のあたりまで登ってきた。
2015年09月20日 15:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:01
 観音参道も十七番のあたりまで登ってきた。
 今までと比べて大きな社である。大きな看板には「西国十八番札所」と書かれている。歌の石板には平成十五年七月十八日御堂再建と書かれている。
2015年09月20日 15:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:05
 今までと比べて大きな社である。大きな看板には「西国十八番札所」と書かれている。歌の石板には平成十五年七月十八日御堂再建と書かれている。
 十八番観音堂から200mほど進むと道路と出会う。十八番の観音堂が最後のようで、それより先には観音さんは祀られていない。
2015年09月20日 15:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:12
 十八番観音堂から200mほど進むと道路と出会う。十八番の観音堂が最後のようで、それより先には観音さんは祀られていない。
 道路交叉部より上は階段状の道となる。
2015年09月20日 15:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:15
 道路交叉部より上は階段状の道となる。
 尾根の頂部にはアンテナなどが建設されており、これの脇を抜けて登って行く。
2015年09月20日 15:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:25
 尾根の頂部にはアンテナなどが建設されており、これの脇を抜けて登って行く。
 観音山の頂上である。標高は802.8mで周囲の山々より低い。
2015年09月20日 15:31撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:31
 観音山の頂上である。標高は802.8mで周囲の山々より低い。
 山頂広場の大きな標柱に傘松城跡とされており、古い城跡のようである。
2015年09月20日 15:31撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:31
 山頂広場の大きな標柱に傘松城跡とされており、古い城跡のようである。
 眼下には神岡の街が広がっており、左上の高い所には先ほど車で脇を通った鉱滓捨土のダムが見える。
2015年09月20日 15:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:33
 眼下には神岡の街が広がっており、左上の高い所には先ほど車で脇を通った鉱滓捨土のダムが見える。
 観音山の三角点。
2015年09月20日 15:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:41
 観音山の三角点。
 方向的には今朝ほど登った天蓋山の方向であるが、雲の中に隠れているのかもしれない?
2015年09月20日 15:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 15:42
 方向的には今朝ほど登った天蓋山の方向であるが、雲の中に隠れているのかもしれない?
 幹の直径が1.5mほどもある大きな松であるが、上部はほぼ均等に5本に分かれた特徴的な松の木である。
2015年09月20日 16:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 16:10
 幹の直径が1.5mほどもある大きな松であるが、上部はほぼ均等に5本に分かれた特徴的な松の木である。
 三番、四番の分岐点であり、帰りに再確認して写真に収めた。「右へ三番、左へ四番」と大書してある。
2015年09月20日 16:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 16:30
 三番、四番の分岐点であり、帰りに再確認して写真に収めた。「右へ三番、左へ四番」と大書してある。
 帰り着いたヘアピンカーブの登山口。左上すぐに車一台を止めるスペースがある。
2015年09月20日 16:37撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 16:37
 帰り着いたヘアピンカーブの登山口。左上すぐに車一台を止めるスペースがある。
 天蓋山から観音山への移動中に見た、鉱物残滓を捨てた鉱滓捨土ダムである。ある程度は鉱毒を含むと思われるが、これが原発残滓だったら恐ろしい。
2015年09月20日 13:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/20 13:11
 天蓋山から観音山への移動中に見た、鉱物残滓を捨てた鉱滓捨土ダムである。ある程度は鉱毒を含むと思われるが、これが原発残滓だったら恐ろしい。
撮影機器:

感想

 標高が低く、周りの山と比べても高くはないが、分県登山ガイド「岐阜県の山」に紹介されている。秋の紅葉期がベストであるが、雪の残る初夏のアルプスの展望が素晴らしい・・・と紹介されている。今日は雲がかかって遠望は利かなかったが、誰ひとり会うことも無く、一人静かに歩く良い山であった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1949人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら