硫黄岳ピストン


- GPS
- 36:26
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 3,814m
- 下り
- 3,812m
コースタイム
- 山行
- 12:25
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 13:15
- 山行
- 12:14
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 12:47
天候 | 9/11 曇り時々晴れ 9/12 晴れ時々曇り 9/13 晴れ後曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・中山沢出合付近は水量多めなので無理せず巻いた方が無難。 ・硫黄岳に登山道は無く薮漕ぎになるが、尾根筋に乗れば頻繁に赤テープが出てくるため登りで迷うことは無かった。要ヘルメット。 ・新穂高登山指導センターに登山ポストあり。 |
その他周辺情報 | 奥飛騨ガーデンホテル焼岳(900円、22時まで・最終受付21時) |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
新穂高温泉までの道路は舗装されており、問題なかった。
前日午後に無料駐車場に着いて車中泊し、4時前に歩き始める。まず、登山指導センターに寄って登山届を出し、隣のトイレで用を済ませてから右俣林道に入る。白出沢出合を過ぎると山道になり、8時過ぎに槍平小屋に着いて水を汲んだ後、飛騨沢沿いの登山道を登って行くと、11時前に千丈乗越に出る。
目の前に硫黄岳を見下ろしながら誰もいない千丈沢をどんどん下って行くと、水流のある沢に合流する(ケルンがある)。その後、中山沢出合までは水量は大したこともなかったので(…水が涸れている部分も多かった)、持って来たラバー底の沢靴で何とかなったが、中山沢出合を過ぎると急に水量が増えてくるので難しくなる…。
そのまま沢歩きを続けるうちに、黄色く変色してヌメった岩の上で滑って尻を打ち、下半身ずぶ濡れになってしまったので、仕方なく沢を出て左岸を積極的に巻くようにするwww
渡渉が必要になる部分もあり、その度に手こずりながら左岸沿いを下って行くと、急に川原が広くなり、ガレた川原を歩き続けた先に何とか17時前に取付きのケルンを見つけ、近くにあった1張分の整地された場所にテントを張る。
暗くなる前に近くの沢水をたっぷり汲んで来て食事を作り(…水は硫黄分のせいで少し苦かったwww)、焼酎を飲んで早めに寝る…。
翌朝は3時に起きて食事して準備し、必要な物だけザックに入れて残りはテント内に置き、5時過ぎにケルンの奥から登り始める。
取付きから笹薮の急斜面を1時間以上登ってようやく尾根筋に乗る。尾根も急で薮も酷い部分が多かったが、赤テープが数mおきに付けられているので登りで迷うことは無かった。上部は灌木帯になっていて、次第に尾根も広くなり、時折視界も開けて稜線が近づいてくるのが分かるようになる…。
10時前に硫黄尾根に乗り(…かなりの痩せ尾根だったwww)、その後も1時間近く薮漕ぎを続けてうんざりした頃にようやく頂上に着く。
静かな山頂でパンを食べて休み、写真を撮ってから、赤テープを見失わないよう慎重に来た道を戻る。
尾根と言っても下の方は山肌の襞のような部分を繋いでいるだけなので次々と枝分かれしてしまうため、ルートを外さないように注意が必要だった…。
15時半にようやくテントに戻り、同じ場所でもう1泊してから翌朝5時半前に千丈乗越に向けて歩き始める。
2時間掛けて中山沢出合まで戻り、その後9時前にようやくケルンの所から左に入って千丈乗越へ登って行く。途中から沢床を歩くのを止めて右岸沿いを登り、最後のザレた急斜面を直登しないで済むようにすると、何とか13時前に千丈乗越に着いてホッとする…。
その後、槍平小屋で大休止してパンを食べ、水を補給してから下って行く途中で雨になり、次第に本降りになる中、日が暮れる直前に無事駐車場に戻る。
下山後は、奥飛騨ガーデンホテル焼岳(900円)でゆっくりしてから2日車中泊して休み、次に登る予定の富士山の富士宮登山口に向かった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する