記録ID: 7223395
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
上信国境の山岳展望台 四阿山
1999年10月11日(月) [日帰り]


- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
峠には6時10分に着く。広い駐車場に車を止めて空を見上げると、雲が切れて青空が広がり朝日を浴びた四阿山が大きく見えた。この峠は信濃と上野との境で登山口には「ずらとだんべのさかい」と書かれた看板も立ててある。
午前6時15分に入り口のロープを越えて林道に足を踏み入れる。
午前6時15分に入り口のロープを越えて林道に足を踏み入れる。
しばらく林道を歩いて行くと左に登山道が分かれている。カラマツ林の中の笹原につけられたまっすぐな登山道を進む。本当にまっすぐな道で30分ほどの間坦々と歩く。やがて的岩コースとの分岐に着く。
左に的岩コースを分けてなおも進むと不意に林道に飛び出す。朝の冷たい空気を吸いながら林道を進んで7時10分にその終点に着く。ここからも的岩コースが分かれている。
左に的岩コースを分けてなおも進むと不意に林道に飛び出す。朝の冷たい空気を吸いながら林道を進んで7時10分にその終点に着く。ここからも的岩コースが分かれている。
分岐からは右の花童子コースを行く。
小さな橋を渡り植林帯に入る。少し薄暗いあまり感じの良くない道を行くとやがて明るいミズナラの林に出る。 林を登り詰めて7時30分に尾根上の開けた鞍部に着く。快晴の秋空の下に浅間山が大きく見えた。
小さな橋を渡り植林帯に入る。少し薄暗いあまり感じの良くない道を行くとやがて明るいミズナラの林に出る。 林を登り詰めて7時30分に尾根上の開けた鞍部に着く。快晴の秋空の下に浅間山が大きく見えた。
このあとも展望の開けた明るい道が続き、7時45分に第一の「あずまや」に着く。そのあとダケカンバの林を急登して7時55分に花童子の宮跡に着いた。
昔は四阿山は女人禁制の山で女性はここまでしか登れなかったらしい。あたりには修験者花童子の功を称えた建物に使われた礎石などが散乱していた。まわりはお花畑のようで、枯れ果てた花々の残骸を見て、それらが咲き誇る季節の華やかさを思い浮かべた。
昔は四阿山は女人禁制の山で女性はここまでしか登れなかったらしい。あたりには修験者花童子の功を称えた建物に使われた礎石などが散乱していた。まわりはお花畑のようで、枯れ果てた花々の残骸を見て、それらが咲き誇る季節の華やかさを思い浮かべた。
P1958を越えたあたりから四阿山を望む。このあと的岩コースとの合流点でもある第三の「あずまや」を過ぎて樹林帯に入り少し下ると見晴らしのよい尾根道に出る。夏にはお花畑になるところのようで、枯れ果てた花々の残骸が沢山あった。下り着いた鞍部(写真中央下)から裸の尾根道を急登する。
感想
上信国境の四阿山は歴史の山でもある。それは日本武尊や源頼朝に関わる伝説が残っていることでも分かる。古くから上州と信州双方から信仰の山として崇められていた。
前日、草津白根山を周遊したあと近くの温泉宿に泊まり、早朝登山口の鳥居峠に着いた。予報ではあまり良い天気ではなかったはずだが、宿を出る時上空を覆っていた雲は時間とともにドンドン晴れて行き、鳥居峠に着いた時は青空が雲を追い払ったように良く晴れていた。気分を良くして6時すぎに出発した。
途中で的岩への道を左に分けて花童子コースを行き、宮跡や三つの東屋を過ぎて、昨日登った草津白根方面や浅間山、北アルプスなどを眺めながら登って行く。根子岳からの道を併せて四阿山山頂には10時頃に到着した。頂上は既に大勢の人で賑わっていた。
狭い山頂からは北アルプスから始まって中央アルプス、八ヶ岳、富士山、奥秩父、浅間山、そして上信越の山々、頸城山塊とぐるっと360度の展望が得られた。四阿山は山岳展望の良さにおいても第一級の山だった。
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