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Yamareco

記録ID: 7188996
全員に公開
沢登り
中国山地西部

【過去ログ】安芸太田町 タテイワ谷

2024年09月01日(日) [日帰り]
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GPS
05:41
距離
5.4km
登り
612m
下り
612m

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
0:00
合計
5:41
距離 5.4km 登り 612m 下り 612m
8:27
5
スタート地点
8:32
254
12:46
80
14:06
2
14:08
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング 渓流シューズ トポ ルート図 ネット サングラス 熊鈴 熊スプレー 防水袋 トレイルシューズ

感想

台風到来で、週末企画していた毎年恒例の個人イベント『広島城2時間走』を中止としたが、予報と裏腹に快晴となった。それならばと選んだのは筒賀坂原タテイワ谷。
台風による降水は、長く渇水気味だった沢を蘇らせ、澄んだ水流、ほとばしり落ちる滝は、狙い通り、いや、狙い以上の登り応えで、ここ数年で最も印象に残る遡行となった。

9:00 日の平山登山口発。平常時とは異なる水量に不安がよぎるが、下流部は登山道と平行しているため、核心手前、分離するポイントで判断することにした。2つ目の堰堤の上から入渓。ゴルジュ淵まで来たが、その先轟音を立てて降り注ぐF1がすさまじい。ゴルジュ右岸をへつって滝下まで来たが直登は無理。左岸のしゃらしゃら滝から巻き上げる。上水施設を越えしばらくは平凡なゴーロ帯ということだったが、カウントして良いと思われるFが立て続けに現れる。油断すると脚を払われるほどの水量のため慎重に進む。

9:39 ようやくF2 バイブルによると傘岩滝。ここで一般登山道を左に分けるが遡上することに決定。F2は「低いので怖くない」らしいが、水心は無理で右岸、傘の上から巻き上げた。ここからが連瀑帯。次から次へと現れるF。バイブルの写真より3倍はあろうと思われる水量でとても楽しい。ほぼ全て直登できた。万一難しいと判断した場合も巻けるラインあり。

10:13 事前にチェックしていたF8に到着。バイブルでは左から登っているが「簡単そうに見えたが、上部でホールド、スタンスともに乏しくなり必死で抜けた」の記述。熟慮の末、右側から登ることとした。大高巻きはしたくなく落ち口を目指し垂壁を左にトラバースしたがこれがいやらしい。足元の大岩がガラガラ落下する。出口では直径1〜2センチ下向きに生えている生木を束ねて掴んで這い上がったが、その時の安堵感と言ったら…久々にアドレナリンが放出された。果たして左右どちらが正解だろう?

10:38 標高750m、F9・10・11の3連滝までやってきた。遥か天空よりF11の水煙が頭上に降り注ぐ。この滝をどこから越えろというのか。ここまで来て登り詰めて来た滝を下る気にもならない。左岸の急傾斜草付きに蹴り込んでいくと落ち口へと繋がる踏み跡に合流し思ったより簡単に巻き上げることができた。バイブルではこの滝を登ろうとしているのだから、渇水期とはいえ、大したものだ。

10:50 二股に到着。左岸からの滝で深く掘れたゴルジュをへつり越えるとF12。丸太が立てかかっているのはバイブル通りだが、これがあっても直登する気にならない。右岸側の草付きを蹴り込んで登り、落ち口から見下ろすが、どんな好条件でもビレイ無しは自分には無理。右谷(ドンデ谷)に入ると水量が減ってきたが、ところどころにFは架かっていた。F13以外は全て直登できる。この辺り、渓相は良いのだが、足元に杉の流倒木が敷き詰められており踏み抜かないように神経を使う。上流に植林帯があるのが原因のようだが、せっかくの良渓を台無しにしていて残念である。

12:26 源頭部伏流化した地点から左岸植林帯を登り詰め登山道に飛び出す。久しぶりの日の平山で、物好きなヒトのみが歩く?南面に延びる踏み跡をチェックしてから、満足感に浸りながら下山した。

詳しくはコチラ ⇒ https://yamap.com/activities/34111830

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