記録ID: 7187042
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
四方津御前山
2010年03月15日(月) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 439m
- 下り
- 442m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■巌中学校〜四方津御前山 校舎東にある空き地から入山する。踏み跡はあるが道標等はない。 稜線は岩場が多い、基本的に慎重に通過すれば難しくはないものの地図にはないアップダウン+少々の灌木はある。直下の登りの手前ではナイフリッジを越える必要がある。直上または南側の草付きを歩くがいずれも危険。 ■四方津御前山〜コモアしおつ 西御前までは一般ルート。西御前以西は道が整備されておらず下りには不適。 |
写真
正門からの踏み跡は比較的よく踏まれていて、トラバース気味に登っていくと東の山上山から登山道に合流する。主稜に出た途端やや高度感のある岩場となり、下から見上げた印象とは大きく異なる。
次第に岩がちになり眺望のある西御前のピークに出た後が難路だった。赤テープを追って西へ下りて行くのだけど、時には木に掴まりながら崖のような斜面を滑り落ちるようにして車道に出る。短い時間ながら強い緊張にさらされたせいか下りた先の公園に立っていたトーテムポールがおどろおどろしいものに感じてしまった。
感想
山梨東部の低山、「御前山シリーズ」へ出かける。
今回は四方津にある御前山に登ることにした。この山は山頂にTV中継局があり保守路を兼ねた正規の道が住宅地の外れから伸びているのが他の御前山とは大きく違う点である。かと言ってここをピストンするのは少々物足りないのだが、東の山上山からの縦走路となると一気に藪山感が出る。幸い麓の巌中学校から手頃な山道があるようなのでこれを利用した。
稜線に出てみると状況が一変し岩場を次々と越えていくようになる。そして極めつけは馬の背と呼んで差し支えないナイフリッジ。麓からたった200mほどしか登らない山でこんなにスリリングな思いをするなんて。直下のグリップがまるで効かない強烈な登りも痺れた。
下りは例の保守路を辿るつもりが西のピークに引き込まれた。こちらも岩場からの急峻な崖下りと緊張が途切れないルートだった。枝に掴まりながら恐々下りていく時には山椒は小粒でも、のフレーズが頭をよぎる。いずれにせよこの四方津御前山も戦国時代の要衝であったことはよく理解できた。見通しを考慮するのであれば現在「西御前」とされているピークの方が烽火台としては適していたのではなかろうか。
下山後は悪名(?)高き栃穴御前山の取り付きを探しに栃穴集落へ渡った。こちらも強烈な吊り橋が待っていたりして心臓にはあまり良くなかった。なのにまた出向こうと思ってしまうのだから始末が悪い。
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