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Yamareco

記録ID: 7187042
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

四方津御前山

2010年03月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:59
距離
10.8km
登り
439m
下り
442m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:33
休憩
0:26
合計
2:59
距離 10.8km 登り 439m 下り 442m
9:35
1
四方津駅
9:36
9:39
58
10:37
10:39
13
10:52
53
11:45
12:03
27
12:30
12:33
1
12:34
四方津駅
ルートは「らくルート」にて作成。時刻や撮影日時も手修正しているため実情報とは相違があることに留意。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2010年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
四方津駅を基点に周回
コース状況/
危険箇所等
■巌中学校〜四方津御前山
校舎東にある空き地から入山する。踏み跡はあるが道標等はない。
稜線は岩場が多い、基本的に慎重に通過すれば難しくはないものの地図にはないアップダウン+少々の灌木はある。直下の登りの手前ではナイフリッジを越える必要がある。直上または南側の草付きを歩くがいずれも危険。

■四方津御前山〜コモアしおつ
西御前までは一般ルート。西御前以西は道が整備されておらず下りには不適。
四方津駅を出て国道20号を東進、巌中学校前から四方津御前山を望む。ここから見る分にはちょっとした裏山のよう。
2010年03月15日 10:10撮影
1
3/15 10:10
四方津駅を出て国道20号を東進、巌中学校前から四方津御前山を望む。ここから見る分にはちょっとした裏山のよう。
<登山口>
正門の向かいにちょっとした広場があり、その先から山道が続いている。
2010年03月15日 10:13撮影
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3/15 10:13
<登山口>
正門の向かいにちょっとした広場があり、その先から山道が続いている。
正門からの踏み跡は比較的よく踏まれていて、トラバース気味に登っていくと東の山上山から登山道に合流する。主稜に出た途端やや高度感のある岩場となり、下から見上げた印象とは大きく異なる。
2010年03月15日 10:19撮影
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3/15 10:19
正門からの踏み跡は比較的よく踏まれていて、トラバース気味に登っていくと東の山上山から登山道に合流する。主稜に出た途端やや高度感のある岩場となり、下から見上げた印象とは大きく異なる。
岩場より鶴島御前山・石老山を一望。丹沢方面も少し見える。
2010年03月15日 10:21撮影
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3/15 10:21
岩場より鶴島御前山・石老山を一望。丹沢方面も少し見える。
北西には不老山・権現山が大きい。
2010年03月15日 10:21撮影
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3/15 10:21
北西には不老山・権現山が大きい。
じきに山頂アンテナが目立つ四方津御前山の頂上が見えてくる。
2010年03月15日 10:22撮影
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3/15 10:22
じきに山頂アンテナが目立つ四方津御前山の頂上が見えてくる。
地図には出ない岩場の下降、そして先には核心部の馬の背が。
2010年03月15日 10:22撮影
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3/15 10:22
地図には出ない岩場の下降、そして先には核心部の馬の背が。
<馬の背>
靴二足分ほどしかなく、左右は切れ落ちていて通過するには勇気がいる。里に近い山でこんなナイフリッジに遭遇するなんて。
2010年03月15日 10:23撮影
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3/15 10:23
<馬の背>
靴二足分ほどしかなく、左右は切れ落ちていて通過するには勇気がいる。里に近い山でこんなナイフリッジに遭遇するなんて。
渡り切った先より。南側の草付きを踏んで巻いたけどそちらも足場がほとんどなく怖かった。
2010年03月15日 10:23撮影
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3/15 10:23
渡り切った先より。南側の草付きを踏んで巻いたけどそちらも足場がほとんどなく怖かった。
馬の背の先は頂上直下の急登が待ち構える。トラロープがありがたい、というよりステップのないずるずるの斜面のため、これがなければ這うようにして登らなければならない。
2010年03月15日 10:25撮影
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3/15 10:25
馬の背の先は頂上直下の急登が待ち構える。トラロープがありがたい、というよりステップのないずるずるの斜面のため、これがなければ這うようにして登らなければならない。
息を切らして頂上に体を引き上げた。YBS・NHKの共同アンテナが山頂東側を占めている。
2010年03月15日 10:25撮影
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3/15 10:25
息を切らして頂上に体を引き上げた。YBS・NHKの共同アンテナが山頂東側を占めている。
施設南側には石祠がぽつんと立っている。こちらも養蚕の神様だろうか。
2010年03月15日 10:25撮影
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3/15 10:25
施設南側には石祠がぽつんと立っている。こちらも養蚕の神様だろうか。
<四方津御前山山頂>
アンテナを回り込んで西へ少し歩くと三角点のある山頂に出る。ここはほとんど眺めが利かない。
2010年03月15日 10:28撮影
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3/15 10:28
<四方津御前山山頂>
アンテナを回り込んで西へ少し歩くと三角点のある山頂に出る。ここはほとんど眺めが利かない。
山頂西側はアンテナの保守路になっているためか完璧に整備された山道。余所では見ないコンクリの道標が四方津御前山頂を指し示していた。
2010年03月15日 10:38撮影
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3/15 10:38
山頂西側はアンテナの保守路になっているためか完璧に整備された山道。余所では見ないコンクリの道標が四方津御前山頂を指し示していた。
下山は西側へ、日陰には残雪が。
2010年03月15日 10:42撮影
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3/15 10:42
下山は西側へ、日陰には残雪が。
一部ひどい倒木があったものの他は歩きやすい。
2010年03月15日 10:45撮影
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3/15 10:45
一部ひどい倒木があったものの他は歩きやすい。
山腹を西側に巻いた先でさらに西にある小ピークと巡視路になる南の一般道とで道を分ける。そのまま下山するのではやや短かかったので西へ尾根を辿ることにした。
2010年03月15日 10:49撮影
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3/15 10:49
山腹を西側に巻いた先でさらに西にある小ピークと巡視路になる南の一般道とで道を分ける。そのまま下山するのではやや短かかったので西へ尾根を辿ることにした。
次第に岩がちになり眺望のある西御前のピークに出た後が難路だった。赤テープを追って西へ下りて行くのだけど、時には木に掴まりながら崖のような斜面を滑り落ちるようにして車道に出る。短い時間ながら強い緊張にさらされたせいか下りた先の公園に立っていたトーテムポールがおどろおどろしいものに感じてしまった。
2010年03月15日 11:02撮影
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3/15 11:02
次第に岩がちになり眺望のある西御前のピークに出た後が難路だった。赤テープを追って西へ下りて行くのだけど、時には木に掴まりながら崖のような斜面を滑り落ちるようにして車道に出る。短い時間ながら強い緊張にさらされたせいか下りた先の公園に立っていたトーテムポールがおどろおどろしいものに感じてしまった。
車道を四方津駅側へ歩くと御前山を案内するプレートがあった。次は一般ルートで登ろうと思う。
2010年03月15日 11:09撮影
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3/15 11:09
車道を四方津駅側へ歩くと御前山を案内するプレートがあった。次は一般ルートで登ろうと思う。
<栃穴橋>
下山後は次回登る予定の栃穴御前山の取り付きを探りに行く。地図で実線表記だった橋の正体はサビサビの吊り橋で恐怖しながら渡った。
2010年03月15日 11:46撮影
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3/15 11:46
<栃穴橋>
下山後は次回登る予定の栃穴御前山の取り付きを探りに行く。地図で実線表記だった橋の正体はサビサビの吊り橋で恐怖しながら渡った。
栃穴集落に出ると満開の梅が香る。
2010年03月15日 11:50撮影
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3/15 11:50
栃穴集落に出ると満開の梅が香る。
集落には梅園も。
2010年03月15日 11:51撮影
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3/15 11:51
集落には梅園も。
アリアケスミレ?スミレサイシン?
2010年03月15日 11:53撮影
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3/15 11:53
アリアケスミレ?スミレサイシン?
栃穴橋の西側から桂川の川辺へ下りてみた。
2010年03月15日 11:55撮影
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3/15 11:55
栃穴橋の西側から桂川の川辺へ下りてみた。
対岸の合流点。あれを辿れば鶴島御前山の近くを流れる沢に入れそう。
2010年03月15日 11:57撮影
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3/15 11:57
対岸の合流点。あれを辿れば鶴島御前山の近くを流れる沢に入れそう。
栃穴吊橋を下から。
2010年03月15日 11:58撮影
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3/15 11:58
栃穴吊橋を下から。
河原は広く、杖突橋の割と近くまで歩くことができた。
2010年03月15日 11:59撮影
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3/15 11:59
河原は広く、杖突橋の割と近くまで歩くことができた。

感想

山梨東部の低山、「御前山シリーズ」へ出かける。
今回は四方津にある御前山に登ることにした。この山は山頂にTV中継局があり保守路を兼ねた正規の道が住宅地の外れから伸びているのが他の御前山とは大きく違う点である。かと言ってここをピストンするのは少々物足りないのだが、東の山上山からの縦走路となると一気に藪山感が出る。幸い麓の巌中学校から手頃な山道があるようなのでこれを利用した。
稜線に出てみると状況が一変し岩場を次々と越えていくようになる。そして極めつけは馬の背と呼んで差し支えないナイフリッジ。麓からたった200mほどしか登らない山でこんなにスリリングな思いをするなんて。直下のグリップがまるで効かない強烈な登りも痺れた。

下りは例の保守路を辿るつもりが西のピークに引き込まれた。こちらも岩場からの急峻な崖下りと緊張が途切れないルートだった。枝に掴まりながら恐々下りていく時には山椒は小粒でも、のフレーズが頭をよぎる。いずれにせよこの四方津御前山も戦国時代の要衝であったことはよく理解できた。見通しを考慮するのであれば現在「西御前」とされているピークの方が烽火台としては適していたのではなかろうか。

下山後は悪名(?)高き栃穴御前山の取り付きを探しに栃穴集落へ渡った。こちらも強烈な吊り橋が待っていたりして心臓にはあまり良くなかった。なのにまた出向こうと思ってしまうのだから始末が悪い。

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