水晶・鷲羽・三俣蓮華・黒部五郎岳(折立から雲ノ平経由で周回)


- GPS
- 25:08
- 距離
- 50.7km
- 登り
- 3,881m
- 下り
- 3,873m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:37
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:12
天候 | 9/11雨のち晴れ、9/12晴れ、9/13くもり(ガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9/11 入善PA 0440-0640折立(有峰林道小見線経由、66km) 9/13 折立1340-1930仙台(538km) |
その他周辺情報 | 有峰林道は、富山市方面からは小見線(14km)と小口川線(28km)の2線があるので要注意(最初、適当に「有峰林道」という看板をみて、小口川線のゲートに着いてしまった)。 |
写真
装備
個人装備 |
バックパック22L
ツェルト
キャメルバック2.5L
帽子
ハードシェル
フリースジャケット(薄手)
ウール長袖シャツ(中厚手)
ロングパンツ
アウター手袋
ウール手袋(薄手)
雨具(パンツのみ)
ポール
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感想
昨年8月、北穂から眺めた三俣蓮華、薬師方面がいかにも穏やかそうに見えたので、いつか行きたいと考えていた。薬師岳を入れると3日の日程では厳しく、今回は薬師はカットし雲ノ平からの周回コースとした。
今回は、まず車での移動が大仕事だった。9/10、栃木・茨城に大雨被害をもたらした台風18号の雨雲が、夜には東北に来て、東北自動車道では20kmおきくらいに爆弾のような豪雨に襲われた。途中、事故で一部通行止めになったり、磐梯山SAで仮眠をとったりしたせいで、約2時間遅れでAM1:40入善PAに到着した。
初日、太郎平まで標高差1000m登り、そこから薬師沢小屋へ400m下って、アラスカ庭園へ500m登るという溶岩台地ならではの行程。薬師沢からアラスカ庭園までの苔むした急登は、展望もなくキツイ。無心で登るしかない。霧雨で寒いくらいの天気でかえって良かったのかも。夕方からは雲が晴れ、水晶〜祖父〜三俣蓮華と面白いようにパノラマが広がった。最後に黒部五郎岳の雲が時間をかけて徐々に晴れていき、繊細な水晶岳と重量感のある黒部五郎岳の対比が面白かった。
二日目は夕方まで雲もわかず、北アの大展望に恵まれた。
水晶からは立山〜薬師の稜線と後立山〜裏銀座の稜線が左右に一望でき、鷲羽や三俣蓮華からは槍穂の北鎌尾根〜西穂の稜線が細かい高低差まで手に取るように見え、どこもかしこも展望台のようであった。またワリモ北分岐あたりから黒部源流越しに見える三俣蓮華が素晴らしく、緑にあふれていて、まるで北アのオアシス。最後は黒部五郎のカールに飲み込まれるように小屋に着き、この日は展望でお腹いっぱいの状態。小屋では富山の方から剱岳の話などを教えていただき、来期の参考になった。
三日目、残念ながら朝からガス。消化試合モードでさっさと歩くが、黒部五郎岳を下りると強風〜暴風となり、時に歩くのが大変なくらいに。フードをきつくかぶり身体を冷やさないように速く歩くが、下りメインなのでさほど身体が温まらず、北ノ俣岳に着くあたりでは「これがずっと続いたら持たないな」と思うほどであった。北ノ俣岳以北では風向きがまったく変わり穏やかになったが、秋の3000m弱の山の怖さを思い知らされた(この日以上の悪条件にも備え、初秋であってもインサレーション入りの防寒具は持っていくべきだった)。
おー、あこがれの雲の平!良いですね。
来年はこのコースを歩いてみたいものです。
台風でどうしようかと思っていたんですが、雲ノ平で晴れてくれたので行った甲斐がありました(morinoさんは雨で大変だったんですね)。
今度行ったら、山荘のこだわりのスピーカーで聴く音楽とお酒も楽しんできてください。温まりますよ。
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